2008年10月のコラム

●黒猫チャチャとの思い出。(続編10)
●本領発揮の困ったちゃん。
 1回から持って上がってきた、ダンボール箱に子猫を入れ、ようやく夢の中へと向かい始めた所、
 どこからともなく聞こえだした、例のジャブ・ジャブ・フックの音。
 最初は夢か現実か判らない状況の中、何気なく目をあけてみた所、なおも響き続ける遠慮なき現実の音。
 間違いなく夢ではない事を理解しながらも、一先ず子猫がいるはずのないダンボール箱に視線がいく事に。

 まあ、この瞬間にもお楽しみ中と思える耳ざわりな音が、見事な感じで響いていたわけですから、
 当然このダンボール箱の中に、子猫の姿はなかったわけなんです。
 やはり遊ぶ気満々の子猫の前には「眠りなさい」と言った所で、到底無理な注文でしたね。
 それから視線は、気まぐれ時刻に設定された、動き回るアラーム子猫の音源へ

 何が楽しいんだか判りませんけど、子猫の鼻唄までもが聞こえてきそうなこの状況。
 考えてみれば、部屋にはガラクタや小物が放置された、戸の無い低い棚があるわけでして、
 新たな小物がたくさん転がる、宝の山を目の前に眠ってなんかいられないという所でしょうかね。
 「やれやれ」といった感じで体を起こし、アラーム音を止めるべく、夢中で遊ぶ子猫の元へ。

 「今度は何を転がしようとね」と溜め息混じりに言葉をかけ、子猫の元へ行ってみると、
 こちらを一瞬見上げるものの「え〜何か言いましたぁ〜」といわんばかりの表情で
 飽きる事なく小物を転がし、部屋の中を走り回る始末。
 音の現況が何かと思い、近づいて見れば、壊れたプラモデルの小さなパーツ。

 「よう見つけるねぇ〜」と感心しながらも、有無を言わさず遊び道具をさっさと取り上げ、
 気まぐれ時刻の設定を、朝の起床時刻へと変更すべく、どうしたものか考える事に。
 一先ず困ったちゃんを抱き抱え、こちらの事情を説明するも、見上げる顔は、キョトンとしたまま。
 眠らせるアイデアが何も浮かばず、とにかく眠ってくれと撫でるばかり。

 「何を言っているのか判りません」みたいな感じの表情でしたが、とりあえずはダンボール箱に子猫を入れて、
 寝床の中からこちらの事情を繰り返し聞かせ、願いをこめて撫でていたわけなんです。
 しかし、撫でてばかりでは、眠りたい本人が眠れないもので、自然と撫でる手の動きも止まってしまい、
 ダンボールの中から手を引っ込めて、今度こそはと、気合を入れて目をつぶったんです。

 疲労感たっぷりで、とにかく眠りたいこの状況でも、困った事に耳の方は冴えてしまい、
 なかなか夢の中へと行けない状況。
 何気なく目をあけ、ダンボール箱に視線が行くと、残念ながら、願掛け適わずお留守なもので、
 寝床の中から周囲を見渡し、外出先の捜索へ。

 夜遊びへと出かけたお隣さんの、お出かけ先がどこかと思えば、小物が転がる宝の山。
 ルンルン気分でどれにしようか迷っている様子を、放置はできぬと体を起こし音を響かせる前に連行するも、
 「昼寝の方はバッチリですから」と眠る気などないパッチリお目目に、込み上げてくる違った感情。。
 寅の刻迫る静かな部屋に、ついに響き始めたジョーズのメロディー。
(2008.10.29)

●黒猫チャチャとの思い出。(続編9)
◆9月後半に掲載した内容の続きになります。
●眠りたい自分と、遊びたい子猫。
 眠ろうとしている夜中の事、こちらの睡眠を妨げている事など全く理解できていないであろう、
 この困ったちゃんに対して、先ずは耳ざわりな音の元凶である鉛筆のキャップを、
 有無を言わせず取り上げ、ダンボール箱を取りに1階の濡縁へ行く事にしたんです。
 この時点で、確か軽く午前2時は過ぎていたんですよね。

 冷蔵庫や壁の時計の音が響く深夜、階段を下りる足音を響かせつつ、ダンボール箱を取りに行ったのですが、
 1階の濡縁というのは、親の寝室である和室の部屋にあるもので、先ずは部屋の前で声をかけてみたんです。
 当然、眠っている事と思ったので、遠慮した感じで・「ちょっとよかね〜」と声をかけると、
 案の定、不機嫌そうな感じで:「なんねぇ〜」との返答。

 ・あの子猫が2階に上がってきとるったい」と説明すると、
 :子猫〜、そこのダンボールの中で寝とろうが〜」と説明が理解できていないような返答。
 ・「見てんね、おランや労が、今2階に上がってきとるっちゃけん」と確認を促すと、
 :「あら、おらんごとなっとる、どこに行ったんやろうか」と寝ぼけた感じの親。

 ・「だけん、2階にあがってきて鳴きよったけんが、俺の部屋に一先ず入れとったい」
 :「2階〜、2階って、どこから上がったんやろうか」と不思議がる親。
 ・「しらんよ〜、たぶん勝手口の所の木やないんかね〜」と説明すると、
 :「上がりきったったいねぇ〜」とビックリしなながらも笑う親。

 ・「まあぁ〜、上がってきとるから、上がれたんやろうねぇ〜」と相槌をうちながら、
 ・「でさぁ〜、いつまで経っても寝らんで遊びよるからダンボール箱があったら寝るんやないかと思ってね」
 みたいな会話の遣り取りをした後、親の部屋に入り、網戸を開け濡縁にあるダンボール箱を抱え、
 そして、子猫が何をしているのかわからない、2階の部屋へ急ぐ事にしたんです。

 親の部屋を出る時、子猫が遊んで響かせている音について、一言聞いてみたんですが、
 すでに眠っていた事もあったようで、全く気づいていなかったみたいでしたね。
 そして、そのまま部屋を後にして、急いで階段を上がり、自身の部屋のドアをあけてみると、
 月明かりの中、視線の先には、こちらを見上げている子猫の姿がありました。

 どうやら静かな感じで待っていてくれたようで、一先ず、ほっとしながら部屋に入り、
 自身が寝ているマットの近くの床に、1階の濡縁と同様な感じでダンボール箱を置き、
 そして、子猫を抱え「ここで寝なさい」みたいな言葉をかけ、かなり強引な感じでしたが、
 ダンボール箱に入れ、少しばかり撫でた後、自身も横になり眠りについたんです。

 部屋の中には、気になる音も響かなくなったもので、この困ったちゃんである子猫も、
 こちらが言っている意味を理解してくれたのだろうと、何気ないアイデアに自己満足し、
 少しばかり気分を良くした感じで、夢の入り口へと向かい始めたんです。
 が〜しかし、夢か現実か、あの耳ざわりな音である、ジャブ・ジャブ・フックが〜?
(2008.10.28)

●ドライブ。
●車内の光景
 今からの時期であれば、紅葉に関連したドライブというのが多くなってくるのでしょうかね。
 まあ、1年中それぞれの目的で走る一般車両というのがあるわけですから、
 運転手と同乗者との、様々な遣り取りというのがあるのではないでしょうか。

◆前回の話に関連するかもしれませんが、運転手さんの事で言えば、
・同乗者を酔わせたいのかと思うような、急停止・急加速を繰り返す荒っぽい運転をするドライバー。
・渋滞を避けるためと、くねくねした狭い道を好むドライバー。
・本当に大丈夫かと思うような、左右が判らなくなるドライバー。
◆逆の立場で、同乗者の事で言えば、
・やたらと脇見運転を誘う同乗者。
・目的地まで、最初から最後まで夢の中の同乗者。
 →到着時のとどめの一言が「あぁー〜疲れた」
 などなど、それぞれに思い出す、車内での出来事があると思います。

 そこで、自身が20代前半頃に、友人の車内でやった、懐かしい笑い話というものを簡単に紹介します。
 ようは、納豆嫌いの友人の運転する車内で、コンビニで意図的に買った昼食の納豆巻を、
 助手席で香りを漂わせ、糸を引かせながら、美味しくいただいたわけなんです。
 面白いリアクションをする友人の印象が強いもので、今となっては、どこに遊びに行っていた時の事やら、
 全く思い出せないんですけどね。
(2008.10.25)

●くだらない話。
●山に関連して。
 【山】というキーワードからは、様々な事が連想できますよね。
 (山の四季・登山・温泉・スキー・キャンプ・山道移動中の車内)など、
 自身が体験したくだらないはなしから、知り合いから聞いた、インパクトのある話まで様々あり、
 どの話をチョイスしようか、ちょっと迷う所ですが、前回が修学旅行の体験話だったので、
 引き続き今回も中学の修学旅行に関連した話を紹介したいと思います。

 修学旅行後に聞いた話になるのですが、他のクラスの移動中のバスで起きた事だそうです。
 ある男子生徒が主役だそうで、名前を知らないので、A君としておきますが、
 そのA君は、自動車に酔いやすく、バスの中でも前の方に座っていたとの事。
 その時も見事な感じで、バスに酔ってしまったらしく、逃げ場のない車内での
 孤独な格闘というのが続いていたみたいです。

 おそらく、前回紹介した所へ行く時の山道だったんじゃないでしょうかね。
 一般的に、車内でフィニッシュしそうな状況であれば、ビニールの一枚でも手元に用意し、
 非常事態に対応すると思うのですが、このA君というのは、耐えられると思っていたのか、
 考える余裕すらなかったのかは判りませんが、姿勢を正して何事もないかのように、
 ただ無口な感じで座席に座っていたとの事。

 ある時の事、和やかに過ぎる車内の雰囲気を、いきなりA君が独り占めにしてしまったという、
 ビックリするようなショータイムの話を聞いたんです。
 ようは、ルーちゃんをフィニッシュする際の姿勢というのが普通じゃなかったらしいのです。
 簡単に説明すると、背もたれに、背中も後頭部もしっかりと付けた状態で、
 外出したがるルーちゃんを制止できずに、顔を上げて前を向いたまま、前方に向かって
 大・迷・惑の一人旅をさせてしまったとの事。

 ルーちゃんの旅行先とは、前の座席の背もたれ背面と、
 そこに座っている担任の先生の少し飛び出た後頭部。
 (入浴時間を待たずして、強酸性のルーちゃんシャンプーを愛する生徒からプレゼントされたようです)
 そして、ルーちゃんの一部は、やっぱり寂しいとA君の元へ。
 突然のショータイムが、車内の多くの人に共感されたらしく、みんなで仲良く、気持ちが1つになったという、
 あまり羨ましくない、このような体験話を聞いた事があるんです。
(2008.10.22)

●座禅
●始めての座禅体験。
 前回の就学旅行話に関連して。
 見学や体験というのが、どのような順序で進んで行ったのかは覚えていませんが、
 大阪城をちら見しながら、京都・奈良・滋賀・広島などへ行ったんです。
 そこで、滋賀の比叡山延暦寺において、早朝の座禅体験というものがあり、
 自身を含め、多くの生徒が始めての座禅を体験したわけなんです。
 いつ頃に修学旅行があったのか、ちょっと思い出す事ができませんが、
 比叡山・延暦寺での座禅体験は、とにかく寒かったという事を覚えています。

 前日の夜には、楽しい話で生徒を盛り上げてくれた住職さんも、
 座禅の体験時には、まるで違った印象となり、厳しい声が響いてましたね。
 寒かったために、鼻をすする音があちらこちらで響いていると、
 住職さんのお叱りの声で、ゆるんでいる気持ちにビク。
 自分たちに気をつかい、戸を閉めようとしたお弟子さんにまで、住職さんのお叱りの声。
 時より聞こえる警策を打つ音にもビクっとしながら時間は過ぎ、
 無心になる事の難しさを、実感する事になりましたね。

 座禅体験の時、自分にとっては、別の出来事の方がさらに印象的なものがあるんです。
 何が起きたのかを説明すると、自分たちの学年は8クラスあったのですが、
 座禅をする場所に移動する際、最初のうちはクラスごとに1列縦隊となったまま、、
 数クラスが一緒に並んで歩いていたんです。
 しかし、時間と共に列も崩れ、列の流れが分かれた時に、前を歩く人に付いて行くと、
 気づいた時にはすでに手遅れで、隣のクラスに紛れてしまい、
 自分のクラスはどこへやらといった状況になってしまったわけなんです。

 紛れてしまった隣のクラスの知り合いからは、「え、何でお前ここにおると」
 みたいな感じの言葉をかけられるも、どうする事もできないこの状況。
 結局、流れのままに隣のクラスへ紛れ込んで、座禅を体験したわけなんです。
 座禅体験が始まって暫くした頃、緊張感ただようこの空間に、
 目の前から、気の抜けた爽やかな音が響いてきたもので、思わず笑いそうになってしまい、
 危うく住職さんからお叱りを受ける所だったわけなんです。
 風向きが良かったのかもしれませんが、香りを感じなかったのが幸いでしたね。

 座禅体験が終了し、各クラスの列が宿泊施設へ戻る際、
 見事な感じで、自分のクラスと出口辺りで合流でき
 笑い話の思い出が、1つ増える事となったわけです。
 そして、比叡山・延暦寺を後にする際、満面の笑みの住職さんと
 握手を交わし、バスに乗り込んだ事を覚えています。
(2008.10.19)

●ニュースを見ていて思い出した話。
●鹿の角きりとキャッシング。
 数日前だったでしょうか、ニュースの中で、奈良の鹿園で鹿の角きりが行われている様子があったもので、
 奈良と鹿に関する、くだらない体験話というのを思い出しちゃったんです。

 中学時代の修学旅行での事、奈良で鹿と触れ合う機会があったんですが、
 そこには、紙などを食べさせないよう、目立つような感じで注意書きがあったんです。
 何を思ったのか同じクラスのM君が、鹿を前にふざけてしまい、ある種の紙をちらつかせ
 後々泣きを見るような、くだらん遊びをしていたわけなんです。

 ちらつかせては、引っ込めてと、鹿の顔へと徐々に近づくM君の手先。
 リアクションの少ない目の前の鹿に、余裕のでてきたM君の表情。
 表情どうりの口調からは、安心しきった余裕のコメント。
 手は動かしながらも目を離し、視線の方は自分たちへ。
 「ほぉーれ・ほぉーれ・あぁー〜」M君の隙を見事についた、してやったりの鹿の顔。
 余裕の表情どこへやらの、対照的なM君の姿。

 ちらつかせていたある種の紙というのは、財布の中の伊藤さん。 (現在で言えば、野口さん)
 (当時のニューフェイス夏目さんは、この時期あたりに登場したんじゃなかったですかね)
 かなわぬ願いと判りながらも鹿を見つめて語りかけたり、
 財布を覗いてへこむM君に、自業自得と大爆笑。

 お小遣いというのも、何千円までと決められており、初日でもなかった状況ですから、
 当時の千円は大きいですよね。
 M君の手先をほおばる鹿を、見れなかったのは残念ですが、
 ・これぞ、自業自得のキャッシング。
【★一先ず、とにかく、とにかく冷静に】
(2008.10.15)

●体育の日を前にして。
●体育の日に関連して。
 今回は、運動会に関する記憶として、自身の中でも最も古い
 幼稚園の頃の小話を紹介します。
 自身の記憶もかなり断片的なので、簡単な状況説明しかできませんが、
 リレーに参加していた足の速い男の保育士さんのやらかしてしまった事なんです。
 (ほとんどの人が容易に想像できてしまうでしょうけどね。)

 ようは、足が速かったために、スピードが出過ぎたもので、コーナーを曲がりきれず、
 園児たちの家族がいるテントに勢いよく突っこんでしまったという話なんです。
 幼稚園児にとっては十分な広さの楕円形のラインを引いて運動会を実施していたわけなんですが、
 大人にとっては、狭かったようで、全力で走るにはちょっと無理があったようなんです。

 確か、第3コーナーの所じゃなかったでしょうか。
 リレーのアンカーであった保育士さんが、曲がりきれずに外へ膨らんでしまい、
 どうにか曲がろうと足掻きを見せながら、テントの前のラインを走っていたのですが、
 結局は、努力実らず、テント内に突入していくといった光景を覚えているんです。
 その保育士さんの姿というのが笑えたもので、印象深かったのでしょうね。

 何気ない独り言になるのですが、幼い頃に感じた(高さ・広さ・大きさ・香り・味)など、
 当時の様々な感覚の記憶というのは、大人になってから 再び接する機会があったりすると、
 全く変わらず、懐かしいものもあれば、あまりに違う感覚のものもあったりで、
 面白い事に、誰もが一瞬のうちにその頃へタイブスリップといった感じですよね。
 更には、ほとんどの人が似たようなリアクションにもなっちゃってますよね。
(2008.10.12)

●スポーツの秋に関連して。
●応援に関連して。
●学校や地域の運動会に参加するといってもその中には、何かしらの種目に出場する人もいれば、
 応援担当の人もいるわけなんですよね。
 そこで今回は、ホークスに秋山新監督が就任された事もあるので、「応援」というキーワードから、
 ホークスの応援とかかわっていた人との、意外な関係を聞いた時の事を紹介します。

 今から8年ぐらい前になるんでしょうか、その当時だけの知り合いといった感じで、
 それ以降の接点はない方の話になるんですが、
 ホークスのホーム試合の際に、チアリーディングによって場を盛り上げてくれる
 女性のみで編成された応援団がありますよね。
 名前はハニーズだったでしょうか、

 当時聞いた話というのは、お孫さんが、そのハニーズに所属しているといった
 内容のものだったんです。
 (そのお孫さんとは面識がないもので、個人が特定できるような詳しい内容の紹介は控えます。)
 想像もしていなかった関係に「世間というのは狭いですねぇ〜」
 と思わず返答した事を覚えているんです。

 その時、どんな質問をしたのかは忘れてしまったんですが、
 その方が聞かせてくれた、お孫さんとの会話の内容や、その会話に関しての
 新たなコメントの追加というのが、かなり印象的だったんです。
:「人様の前で、高々と足を上げて、だいたい、若くもないんですよ〜」
:「パンツが見えるような踊りはやめなさいと言ったら、好きだから絶対やめないと言って、聞かないんですよ」
・「確か、あれは見えても大丈夫なものなんでしょ〜」と聞くと、
:「そうでしょうけど〜、だけどねぇ〜」

 そして、新たな追加コメントというのが続き、笑わせてくれたんですが、
 ちょっと紹介しずらい内容なので、ご想像にお任せします。
 まあ、女の子のお孫さんにたいする、おばあちゃんの感情というものを、
 面白い笑い話として、聞かせてくれたという事なんですけどね。
(2008.10.09)

●王ホークスから秋山ホークスへ。
●フレッシュルームの室内に、キンモクセイの香りが心地良く感じられる今日この頃、
 王ホークスの最終戦が、とうとう終了を向かえてしまったですね。
(☆ホークス、1軍も2軍も1位)
 王監督、体調の悪い中ご苦労されたでしょうが、お疲れ様でした。
 ある時期から王ホークスとしての通算1,000勝というのが注目され、目標となっていたようなんですが、
 最終試合を前に、勝てば通算999勝になるという事を耳にした時、自然と浮かんできた事が、
 【スリーナイン】という言葉の響きなんです。(そう、言わずと知れた、銀河鉄道999)
 おそらく同じようなイメージをした人も多いのではないでしょうかね。

 詳しいストーリーは、横に置いといて、何と言いますか、ロマンを感じさせるような
 (数えられないほどの輝く☆星)がイメージできるんです。
 1つ1つの星の輝きが、王ホークスとの数えられない程の思い出に見える人もいれば、
 これからの秋山ホークスに待っている、数えられない程の勝利の白星に見える人もいる事と思います。
 様々なキーワードからイメージする、すばらしい表現というのが、それぞれの人にあると思いますから、
 少々強引なんですが、話を次に進めたいと思います。

 野球に関して言えば、テレビやラジオで見聞きするのが専門なもので、自身の体験話というのは、
 子供の頃に遊んだ程度のものか、数回、試合やイベントを見にいったぐらいなんですけど、
 身近な人から聞いた、ホークスの応援に関連する話というのがいくつかあるもので、
 覚えている範囲でなんですけど、タイミングを見ながら少しづつ紹介していきたいと思います。
(2008.10.07)

●運動の秋に関連して。
●徒競走の思い出。
 自身が学生の頃の運動会・体育祭というのは、秋に行われるのが普通だったのですが、
 最近は春というのも聞きますし、秋でも9月の間に終わったという人もいる事でしょうね。
 今回は徒競走の思い出話になるのですが、時より耳にする言葉があるんです。
 それは、自身も同様の体験話として、時々人に話す内容なんですよね。

 この話は小学5年生の頃まで遡るのですが、「昔は走るのが速かった」といった
 体験談をする人たちがいると思うのですが、自身もその1人なんですよ。
 自身が小学4年生の頃までは、短距離ではあるんですけど、
 クラスや学年の中でも速い方だったのです。
 しかし、5年生の頃の運動会の徒競走ぐらいからなのですが、
 理由が判らないままに、どんどん遅くなってしまったんです。

 5年生の時の運動会というのは、前日近くに熱を出してしまい学校を休んでいたもので、
 その期間というのはずっと家にいるわけで、その時の昼間の事、偶然テレビを見ていたら、
 陸上選手による、走り方の実演と説明が放送されていたんです。
 そこで、自身が理解できる範囲での内容を感心しながら見聞きし、
 その時の運動会の徒競走で実践してみたんです。

 しかし、思ったような結果が得られないまま終わってしまう事となり、
 その後の学生時代の徒競走というのは、後ろから数えた方が早いような
 なんとも理解ができない順位が続いてしまったんです。
 ちゃんと、テレビで説明していたように走っていたのですけどね。
 当時は、どうにも不思議としか言いようがなかったんですが、自身が20代半ばの頃に、
 なにげない会話から、短距離走が遅くなってしまった理由というのを知る事になったんです。

 おそらく予想がつく人もいると思うのですが、当時テレビで見た
 走り方の説明というのは、なんと長距離走の説明みたいだったようなのです。
 ヒ・ヒ・フ・フの呼吸と共に、カカトから足をついて、
 一生懸命短距離走に挑んでいたわけなんです。
 中学の頃の体育の授業なんかでは、ちゃんと説明があったのかもしれませんが、
 当時は、話なんか聞いてませんでしたからしかたないですね。

 思い出してみれば、いつもスタートをしてから少しの間は良い感じで、
 先頭辺りを走っているのに、必ず追いつかれ・抜かれてしまい・引き離される
 といった感じを、ずっと繰り返していたですからね。
 学生時代は短距離走を、長距離走の走り方で挑んでいたわけなんですが、
 長距離走というのは、自身には向かないというか、好まなかったもので、
 やる気無さを前面に出してしまい、さらに遅かったんですよね。

 現在などは、長距離にしろ短距離にしろ、走るという事とはとても縁遠く
 輪をかけてさらに遅いだろうし、走り続けるという事事態ちょっと無理ですね。
 社会人になって走ったといえば、自業自得なんですが朝の通勤時、
 遅刻しそうになった際に、最寄の駅までの1キロ少々を、足がもつれながらも、
 しかたなく何度か走ったぐらいですかね。
(2008.10.04)

●どうでもいい独り言。
●10月が始まりましたね。
 今月は、どんな内容から始めようかと考えていたんですが、
 熱い生き様を持って様々な人たちに、すばらしい力を与えてくれるような、
 トップアスリートたちの興奮するような試合を見たもので、
 熱くなるようなスポーツに関連した話が、何かないものか思い出していたんですが、
 どうにも、くだらない体験話しか思い浮かばないですね。
 そこで、体育の日ぐらいまでは、スポーツに関連した話というものを、
 いくつかでも紹介できればと考えています。
 とは言うものの、どんな内容を書こうか全く決まっていない状態なんですよね。
 時間に余裕がある時にでも、体験話をまとめたいと思います。
(2008.10.02)

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