2009年01月のコラム

●黒猫チャチャとの思い出。(続編13)
◆昨年の12月後半に掲載した内容の続きになります。
●涼しくなれた真夏の深夜。
 月の光が燦燦と降り注ぐ中、1階屋根の壁際で、見事に反省をしている子猫の姿に、
 とにもかくにも、無事に終了を迎えた、10数秒程の捜索活動。
 一安心といった感じで、手招きしながら「こっちへおいで」と声をかけてみた所、
 潤ませたお目目と、お辞儀させたお耳で、心境をアピールしている困ったちゃん。

 静かな口調で何度呼びかけても、その場所から動けずにいる子猫を見かねて、
 窓枠から上半身を乗り出すと手を伸ばし、再び室内へとご案内する事に。
 自然な流れで、困ったちゃんを再び部屋の中へとご招待してはみたものの、
 見事に続ける反省アピールに、ただただ睡眠時間を削っての返答でしたね。

 とにかく、こちらにまで反省を促すような、困ったちゃんのへこみ具合に感化されて、
 ご機嫌を取らねばと、抱きかかえたまま釈明というものを繰り返し、ひたすら撫で撫で。
 しかしながら、朝日が昇るまで睡眠を削り、あやし続ける余裕などはなかったもので、
 こっちの独断ではありましたが、頃合を計ってそれぞれの寝床へ。

 一先ず夢の中へと向かうべく、子猫に背を向け目を閉じていた所、
 いきなり耳元に感じた何らかの気配に、夢の中へは入りそこねて、
 さらには、微妙に触れる感覚と共に、突然響き始めた不思議な低音。
 そうです、この感覚の正体とは、まだまだ眠る気などない困ったちゃん。

 どうやら、頭の後方から耳元に顔を近づけ、咽を鳴らしているような感じでしたが、
 当時は、意味の判らない行動に、何が始まったのかと、寝たふりでもしていたんです。
 ところが丑満時の耳元で、咽を鳴らすといった、意味の判らない攻撃を続けられると、
 不思議と気味が悪くなってしまい、今度は、こちらの方が固まってしまう事に。

 とにかく、怪談話でも聞いた時のような、ぞっとする感覚にまで襲われていたのですが、
 この時に恐怖した不思議なサウンドの意味というものを、偶然に知る事となったのは、
 確かこの黒猫のチャチャとお別れした日から、10年ぐらい経ってからの事でして、
 ようは、今から数年前に放送されていた、ある動物番組だったわけなんです。

 簡単に紹介してみますと、ある動物の赤ちゃんが、タレントさんの腕の中に抱かれ、
 なんとなく聞き覚えのあるサウンドというものを、静かに響かせていたわけなんです。
 聞けば、あやしているタレントさんに、甘えている事を示すサウンドとの説明で、
 その説明を聞いた瞬間、この真夏の深夜の事を思い出し、笑ってしまう事に。

 なにせ、甘えている事をアピールしている子猫に恐怖して固まっているわけですから。
 この時に終わる事なく響き続けた、咽を鳴らす低い音と、睡眠妨害というものは、
 初めて子猫が2階に上がってきた、この真夏の深夜の1回限りの事だったのですが、
 だいたいからして、丑満時に、人の耳元で響かせるような音ではないですよね。

★当時を思い出し、あの世のチャチャへ今更ですが一言。
→紛らわしい時間帯に、ややこしい音を聞かせよって、
 まじで、びびってしまったんだぞ、チャチャ〜。
 まあ、笑い話の1つにはなったんだけどね。
(2009.01.28)

●またまた試験に関する記憶から。
◆自身が住んでいる太宰府の事になるのですが、今日の朝起きて窓の外を見てみると、
 久しぶりに、うっすら雪が積もっており、明るかったですね。
◆そこで、寒い時期の試験に関する記憶から。
 ・暗記力勝負の試験開始時間がずれた時の、素晴らしいクラスの平均点。
 →勘違いをして喜ぶ担当の先生と、感謝される何人かのクラスメート。

★言っておきますが、カンニングの事ではないですからね。
 確か、寒い時期の試験の事だったんですが、道路が凍結したために、
 先生たちの車が立ち往生して、試験が1時間ずれて開始される事となったんです。
 たまたま暗記力勝負の試験の前に、1時間余裕ができたものですから、
 当然の事ですが、その時間を有効に活用したわけなんです。

 ようは、クラスの中で成績の良かった何人かが、その試験の要点を伝授し、
 結果、そこそこの点数を取る事ができたわけなんです。
 勉強が好きではない者でも、良い点数が取れるものなら取りたいわけでして、
 まあ、得した感がある時の、集中力たるや見事なものでしたよ。
 しかし、解答用紙が返された頃には、どれだけの事が記憶に残っていたかは、言うまでもありませんけどね。

→曖昧に紹介しますが、かなり以前の先輩の中に、この自然現象を有効に利用した、
 とんでもない人たちがいたそうなんです。
 笑い話として聞いた時には、容易にその光景が想像できちゃいましたけどね。

◆話は変わりますが、:「外からの声などは意味がない」と理解できるような発言から、
 :「すでに決まった事ですから、しかたがない」:「今回は、ぶれなかった」などなど、
 およそ一般人には理解などできない、耳に残る様々な屁理屈。
 だいたい、どこに話の論点がいっとるんですか。
・まあ〜何と言いますか、くだらな過ぎる仕組みを見ていると、自身のくだらない体験話を、
 気持ちよく思い返す事が、ほんと困難になってきますね。
(2009.01.24)

●再び試験に関する記憶から。
◆前回のフレーズを、今回の題材にしてみようかと思います。
 ・根拠なく湧き出る自信から、選択問題を読まずに解答。→結果、一般人である事を確認した青春時代。
 とにかく当時は、選択問題を目の前にすると、第六感というもので応えたくなり、
 その時は、見事な結果に後悔するも、今度は当るような気がするといった感じで、
 くだらない事を、なんの根拠もないままに繰り返していたんです。

 まあ、いろいろと思い出す事はあるのですが、今回はこの体験話にしておきます。
 確か、中学時代に気づいた事なのですが、成績の良い同級生が言う、「勘で応えた」と、
 自身の言っていた「勘で応えた」との意味の違いなんです。
 何かしらの試験が終わった放課後の事で、それぞれがクラブ活動に向かっている時、
 あちらこちらでクラス以外の同級生が、再びテストの応え合わせをしていたんです。

 そこで、難しかった問いに対して、「あれは、適当に勘で応えた」という、
 自身を含めた複数の者の、同じレベルに聞こえていた言葉の事でして、
 続いて、何を選んだか、そして、なぜそれを選んだかという話になり、
 「勘で応えた」といっても全く意味が違う事を知らされたんです。

 詳しく説明するまでもないでしょうが、成績が良い人の勘というのは、
 選択肢の中から2つにまで搾られた中で、確証が持てず悩んだ末に
 「適当に勘で選んだ」という事だったわけでして、自身の第六感とは、
 全く意味が違っているという事だったんです。

 当時は同級生ながらに、感心していた事を覚えていますが、
 暫くは、ほとんど当る事のなかった第六感というものを、
 こりずに研き続けちゃってましたけどね。
(2009.01.20)

●この時期に関連して。
●以前の出来事を含め、今の時期というのは、内容や言葉に気をつかってしまいますが、
 今回も前回と同様な感じで書いてみます。
◆試験勉強に関連した記憶から。
 ・夜食と深夜番組を楽しみにしていた、目的が違っている深夜の試験勉強。
 →クラスで優先されていた話題とは、当然ですが深夜番組。
 ・休憩時間の方が充実していた、笑い話にしかならない一夜漬け。
 →いつのまにやら、休憩時間がメインとなっている、お手本のような試験勉強。
 ・捗る事なく迎えた朝に、眠らなかった事への自己満足。
 →やれるだけやったと、ハイテンションによる不思議な開き直り。
 ・暗記力勝負の試験開始時間がずれた時の、素晴らしいクラスの平均点。
 →勘違いをして喜ぶ担当の先生と、感謝される何人かのクラスメート。
・根拠なく湧き出る自信から、選択問題を読まずに解答。
 →結果、一般人である事を確認した青春時代。
 ・0点を取ってみたかったと、白紙の答案を提出したクラスのO君。
 →再び繰り返す事はなかったようですから、何かしら得る物があったんでしょうね。

◆話は変わりますが、
 人脈の広い方から聞く、紹介のしづらい様々な体験話というものは、
 とにかく精神面で鍛えられてしまいますね。
 まあ、持論とでもいいましょうか、いかに不幸かを比べ合えば、それぞれの泣き言のいくつかは、
 おそらく軽くなるんじゃないでしょうかね。
 何かしら恵まれている所に気づけるはずですから。
(2009.01.17)

●たまには、こんな感じで書いてみました。
●耳に残るフレーズから思う事。
 →もしかしたら、同じようなフレーズがすでにあるかもしれませんが。
◆舵取り現場をひにくりまして。
 ・世間の予想通りの強行結果であれば、関わった人たちの財布から弁償ですよね。
 ・働き口を心配せずとも、人手不足の介護職。(是非ともどうぞ)
 ・なぜか見てみたい、舵を取る人たちのハローワークでの仕事探し。
 ・わかっちゃいますが、濁して言います、大事なこととは何ですか。
◆(もったいない)と(消費刺激)
 ・特別必要のないものが、いかに溢れていたかを知る現状。
 ・悲しいかな、踊らせる文句に声を出せない、今の不景気。
 ・極論を言えば、かなりの商売人はうそつきです。
 ・素晴らしい物であれば、詐欺師にならなくてすむ営業者。
→くだらないフレーズが、1つ浮かんでしまったものですから、
 何気なく、他にもないかと考えちゃいました。
(2009.01.14)

●この時期の3連休といえば、成人式でしょうかね。
●今回は、成人式に関連した記憶というものを、簡単に紹介します。
→いっきに紹介してしまうと、今後の話のねたがなくなってしまいますからね。
 自身が経験した成人式というのは、規模が小さかったものですから、
 ある意味、中学時代の同窓会のようなものだったんです。

 そのため、成人式会場には、中学時代の担任の先生が呼ばれており、
 最後の方に行われる立食パーティーでは、自然とクラス別に集まってしまい、
 当時の話から近況報告までと、話題に事欠かない時間を過ごしていたという、
 懐かしい記憶というものがあります。

 そこで2つ程、印象深い事があったものですから、紹介してみますと、
・1つは、中学時代以降に、この地域へ引越しをしてきたのだろうと思われる見覚えのない顔。
 こういった雰囲気の成人式会場では、お気の毒としか言いようがなかったですね。

・もう1つは、中学になれば、教科ごとに担当の先生がいらっしゃるわけでして、
 友人の1人が、ある教科を担当していた先生を見つけて、声をかけていたようなんですが、
 なかなか思い出してもらえず、少しばかりへこんでいた事。
 一生懸命になって、思いださせようとしていた姿が面白かったですがね。

 自身の仕事上、学校の先生だったという方とも、接するものですから、
 この事に関しては、ほんと大変みたいですよ。
 なにせ、生徒の方からすれば、1人の先生でも、先生の方からすれば、
 ものすごい数の生徒の中の1人なわけですから。

 まあ、懐かしい人たちと会うようであれば、
 有意義な時間でも過ごしてください。

・話はちょっと変わりますが、
 二十歳になれば、今後ある種の人たちの就職活動というものを、選択できる立場になるわけですから、
 自身でしっかりと考え、見極め、そして、その権利というものを大切に活かしてください。

・さらに話は変わりますが、
 ずれた目立ちたがり方で、会場の雰囲気を壊す連中が湧き出てくるのは、
 確か、この時期のイベントだったですよね。
 この連中の姿を、少しでも映像で流すと、ただ喜ばせるだけのように思いますよ。

◆まあ、どの世代においても、まだ子供だ、もう大人だと、
 自身の都合で主張が変わっているようですけどね。
(2009.01.10)

●ちょっとばかり時期というのがずれているかもしれませんが。
●新年のイベントに関連して。
 新年を語るニュースの1つで、時より見聞きするのが、
 福袋争奪戦の様子なんです。
 毎回の事ながら、時代のニーズに合った福袋に関したものになると、
 凄まじい争奪戦というものが繰り広げられているようですね。

 そこで、今回は福袋に関連した記憶でも、掘り返してみようかと思いますが、
 自身の福袋思い出小話というのは、小学生の頃まで遡る事になっちゃうんですよね。
 当時、冬休みに県外へ里帰りした際、親類が働く地元のお店へ顔を出し、
 そのお店で、福袋を買っていたという記憶があるんです。
 まあ、新年の1つの行事といった感じでしたね。

 当時の福袋というのは、今と違って中身が判らなかったものですから、
 購入してから、お店の中で親類と、次に会う機会の事でも話しつつ、
 自宅へ帰るといったパターンだったんです。
 そのため、福袋の中身の確認というのは、自宅へ帰る車の中で行う事となり、
 当然ですが、新年早々の独り言発表会というものが、お店の人には届かない車内で、
 熱い口調と共に、繰り広げられていたわけなんですよ。

 そこで、ある年の福袋購入時の事が、特に記憶に残っているので今回、紹介してみようかと思います。
 ある正月の事になるのですが、いつもの流れで、福袋を販売している場所へと親類何人かで行った所、
 その中の女性長老が親類たちに向かって一言。
 ・「こまかいのあるね・一先ず、福袋代を立替てやろうか」
 :「あぁ〜いいかいなぁ〜・後ですぐ返すから」みたいな感じで、
 一先ず福袋代を借りて購入する事に。

 すると、購入した頃だったでしょうか、そのお店で働く親類が、
 自分達を見つけたようで、声をかけに来てくれたんです。
 そして、福袋の中には、今年から少しばかりの当りくじが入っているという事を知らせてくれたんです。
 特に自分たちはこの場で確認しておかないと、当りくじが入っていても、交換ができないとの事で、
 さっそく店内で中身を確認してみた所、これから車で一緒に帰るメンバーの福袋の中に、
 偶然にも当りくじが入っていたんです。

 :「確認しとってよかったねぇ〜」などと喜び合っているさなか、
 何が当ったのかが知らされました。
 その内容に関しては、理由というのがありまして、ちょっと記憶が曖昧なんですよね。
 確か、シングルの布団か、もしくは毛布だったように記憶していますが、
 この曖昧な記憶の理由というのは、一先ず福袋代を立替てくれた、
 女性長老の、素晴らしいお閃きのためだったわけなんです。

 簡単に想像ができると思いますが、一応、その閃き内容を紹介しますと、
 1つは、人や荷物であふれる車内において、この商品を持って帰るには、
 少しばかり邪魔になるであろうといった、素晴らしいお心遣い。
 もう1つというのは、代金を立替たとはいえ、購入した際の元になったのは、
 女性長老自身の財布からだったという、なかなかパワフルな主張。

 声も表情も溌剌とし、一先ずのお別れの挨拶を交わした後は、商品へと交換すべく、
 手にはしっかりと当りくじ、そして、軽やかな足取りといった感じで、
 店内をうろちょろしている女性長老の姿を見ながらの帰宅という事があったもので、
 今となっては、とても懐かしい思い出となっています。

◆話は変わりますが、ニュースやワイドショー、討論番組などを見聞きしていると、
 自身の感情というものを、直接的ではない言葉で探すのは、ほんと難しいですね。
→そこで、くだらない文章を作りながら、いつも思ってしまう事でひにくってみますと、
 何気なく浮かんでしまった、自身にとっての心地よい響きのフレーズに取り付かれると
 そのフレーズを活かすために、ものすごく無駄な時間を使ってしまいますよね。

 自己満足のフレーズを活かそうと、強引な感じで文章を作り始めても、
 元来そのフレーズには無理があるわけですから、それを活かすという事が、かなり困難なのに、
 どうにも変な意地を張ってしまい、ずれた努力で時間を使った上に、
 結局の所は、無駄な時間を過ごしてしまったという事を確認するだけですもんね。

 一先ず穏やかな言葉で言うならば、ほんと、情けなくなるぐらい不器用ですよね。
 これ以上続けて書くと、エスカレートして、後々後悔しそうなので、
 今回はこれぐらいにしておきます。
(2009.01.06)

●1日過ぎてしまいましたが。
●さあ〜、2009年が始まりましたね。
 この時期の参拝風景というものを見ていると、お賽銭箱の向こうにいる神さまも、
 耳栓でもしたくなるぐらい、様々なお願い事を頼まれてしまい大変なのでしょうね。
 さらには、今の時代をひにくってしまうような事も想像してしまいますもんね。
 軽々しい雰囲気ではありませんから、在り来たりの言葉というのが、呑気に感じられてしまい、
 新年の挨拶の言葉というのが決めきれずにいる状況です。

 そこで、何気なく想像をしてしまったのですが、未来の歴史の教科書をはじめ、小説や特集記事の中で、
 今の時代を紹介する際、どのような人が、【素晴らしい紹介】のされ方をしているのでしょうかね。
 さらに言えば、映画やドラマなどで、今の時代を題材にする際、その時代の俳優さんが、
 頻繁に演じる事になる人ととは、誰なのでしょうかね。
 少しばかり興味がある所です。
 さて、今年もフレッシュルームコラムでは、くだらない体験話を含め、
 自身の気の向くままの内容やタイミングで、掲載を続けていこうと思っています。
☆次いでといってはなんですが、本業であるフレッシュルームのご利用もお待ちしています。
◆2009年の仕事初めは→1月4日(日曜日)午後2時〜。
(2009.01.02)

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