2009年02月のコラム

●黒猫チャチャとの思い出。(続編14)
◆1月後半に掲載した内容の続きになります。
●真夏の深夜に見上げた天井。
 今から数年前に偶然知り、思わず笑ってしまった、丑満時に恐怖した当時のサウンド。
 例えるならば、子猫から不気味な子守歌をプレゼントされたとでも言いましょうか、
 ようは、眠る気などない困ったちゃんが、相手してよと、人の耳をマイク代わりに、
 怪談話のような喉自慢大会を、一方的な感じで、始めてしまったわけなんです。

 まさか、喉を鳴らすあの低音が、甘えている事をアピールしていたとは思わなかったもので、
 とにかく、いつまでも遊び相手はしてられないと、眠ったふりで応戦する事にしたんです。
 ところが、終わる事なく続けられる、意味の判らない喉自慢大会というものは、全くもって不思議なもので、
 少し前の出来事や、時間帯も手伝ってしまい、段々と不気味な感覚へと変化していく事に。

 当時、この子猫からの子守歌を、丑満時に耳元で聞かされていた所、2つのイメージというものが、
 自然な感じで浮かんできたわけなんです。
 ・1つは、子猫に何かが取り付いてしまったんじゃないかというような怪談話的恐怖感。
 ・もう1つは、猛獣に狙われ、今にも狩られてしまうんじゃないかというような恐怖感。

 以前にも紹介したように、はしゃぎ続ける子猫に対して、忍耐尽き果て、室外退去を強制的に実行し、
 見事にへこませていたものですから、1人で夢の中へと向かうには、まだ早過ぎるといった感じで、
 子猫とは全く違う思考が膨らみ、静かな仕返しでも始めてきたのかと思ってしまったわけなんです。
 ほんと面白い事に、鳥肌ものの恐ろしさというものを、勝手に味わってしまったですもんね。

 とにかく、静かな喉自慢大会という形で、精一杯甘えている事を、こちらに伝えていたのでしょうが、
 不思議と頭の中では、子猫が目を吊上げ、不気味な子守歌を熱唱している映像しか思い浮かばず、
 子猫が甘える程に、こちらは恐怖するといった、なんとも面白い現象が起こってしまい、
 情けない事に、眠るに眠れない状況となってしまったわけなんです。

 そんな感じだったもので、丑満時に続けられる喉自慢大会を、眠ったふりでやり過ごす事の限界を迎え、
 一先ずマイク代わりとなっている自身の耳から、子猫の顔を遠ざけようと、へたな演技を解除する事に。
 そこで、平常心を装いつつ声をかけて、優しく撫でながら子猫を離し、恐る恐るその顔を覗いて見た所、
 怪談話などとは程遠い、何とも表現に困ってしまうような、暢気な表情でのご返答。

 まあ〜言うなれば、どう見ても、眠たそうな感じの顔には見えなかったという事なんですよ。
 そんな表情だったもので、鳥肌ものの恐怖感からは解放されて、ほっとできたわけなんですが、
 その顔を見ていると、別の意味で、頼むから勘弁してくれよといった現実がそこに。
 ようは、困ったちゃんから、オールナイトを宣言されてしまったようなものなんですよね。

 そこで、テンションを上げさせまいと、横になったまま体の向きを変えて、静かに説得を実行するも、
 撫でる手を離せば、見事な感じで願かけ適わず、「遊んでくるね」と、そばから離れ、
 再び、鼻唄までもが聞こえてきそうな、記憶に新しい光景を無理やり観賞させられる事に。
 そして、ついに迎えた、この我慢比べ大会のお手上げ宣言。(ギブ・アッ・プ〜)

→当時を懐かしく振り返ってみると、寅の刻迫る頃に天井を仰ぎ、
 そして、あっとゆうまに迎える事となった、数時間後の朝の光が、
 この黒い子猫にとっても、自分たち家族にとっても、
 その後の新たな展開を迎える、きっかけの朝となったわけなんですよね。

・まあ〜、とにもかくにも、よお〜はしゃぎ続けてくれたもんですよ。
・さらに、ついでと言ってはなんですが、調子にのりすぎた子猫が、恐怖する事となった、
 別の時期のエピソードについても、いずれは紹介したいと思っています。
(2009.02.28)

●初めてのスキー体験話。(続編2)
◆一先ず、インストラクターのデモンストレーションと、その人たちの紹介が終わると、
 それぞれのグループが早速動き出し、あちらこちらのなだらかな場所で、
 おどおどしながらのスキー体験というものが開始されたわけなんです。

 とにもかくにも、ど派手な登場で、「自分でもほんとにビックリした」と感想を残していた、
 自分たちのグループを担当する事となった、このおばちゃんインストラクターと共に、
 いろいろと思い出に残る2泊3日の初めてのスキー体験が、ついに始まる事となったわけなんです。

 しかし、今となっては、練習の詳細な流れを思い出すのは、ちょっと難しい状況となっているんですよね。
 とにかく最初の頃は、見事なへっぴり腰をご披露しながらの、移動の仕方、止まり方、転び方、
 そして、初心者の滑り方、滑りながらの止まりかた、左右への曲がり方などの、
 基礎中の基礎を習っていたんです。

■まあ〜この段階の頃で思い出す事と言えば、
 ・なだらかな傾斜にもかかわらず、かなりの傾斜に感じた事や、その斜面に対して、確りびびっていた事。
 ・さらには、自身のスキーの板を自らの片方の板で頻繁に踏んでしまった事や、
  なにより、、数えられないぐらい転んだ事。
 ・曲がる練習をした際に、最初に練習した方向には、容易に曲がれるようになったのが、
  なぜか反対方向になると、ものすごい違和感と共に、上手くイメージができずに、
  なかなか曲がれなかった事。

 ・「前方に転んでしまうぐらいの勢いで滑ってごらん」といった、自身のへっぴり腰の重心を、
  前方にもっていかせようとしたインストラクターのおばちゃんのアドバイス。
 →気合を入れて斜面に突っ込んで行った所、当然ですが上手く曲がれず、前方へとダイビングしてしまい、
  自身の握っているストックの片方から、見事なアッパーを、顎の先端に1発プレゼントされてしまった事。

 まあ〜、初日の最初の頃の記憶としては、こんな感じでしょうかね。
 とにかく、当時の事を振り返ってみると、自分たちにしても、このおばちゃんインストラクターにしても、
 なかなか印象深い、いくつかのでたらめな出来事というものを思い出しますね。

◆余談になりますが、月末辺りは、黒猫チャチャとの思い出を掲載する予定にしていますので、
 この初めてのスキー体験話は、3月のフレッシュルームコラムのどこかで掲載できればなと、
 考えています。
 なにせ、続きはまだ、全然書いていないものですから、あくまで予定です。
(2009.02.26)

●初めてのスキー体験話。(続編)
◆それでは、スキー体験話に戻ります。
 スキー体験の初日というのが、何時頃から始まったのかや、スキーウエアーをどこで着替えていたのかは、
 ちょっと思い出す事ができませんが、とにかく、それぞれの部屋か、ロッカーで、
 お揃いのスキーウエアーに着替え、そして、それぞれのゼッケンを身に付け
 一先ず、ゲレンデに集められた事を覚えています。

 そして、全く記憶に残っていない、引率の先生のお話が一段落した頃、
 それぞれのグループのインストラクターが、紹介される事となり、
 自分たちの正面にある、そのコースの最上部を見るように言われたんです。

 そこで、指示された場所へ視線を移すと、インストラクターの一団が現れ、
 次々とシュプールを描きながら、自分たちに向かって滑り始めたんです
 まあ〜ようは、それぞれのインストラクターが自分たち初心者にレベルの違いを見せつけ、
 担当する生徒の前へ、滑り込んで来るといった演出だったわけなんです。

 自分たち初心者が、自然と注目する中、順調にデモンストレーションが進んでいたのですが、
 その時、面白い演出を目撃してしまう事に。
 予想の方は付いちゃったでスカね。
 そうなんです。1人のインストラクターがコース半ばで、いきなりの大転倒というものを
 見事にご披露してしまったわけなんです。

 それも初級か中級のコースのどちらかだったんですよね。
 まあ〜何と言いますか、見てはいけないものを見てしまったというわけでして、
 さらには、何の巡り会わせか、自身のグループを担当する事となったのが
 なんと、このインストラクターだったんです。

 まあ〜そういう事でして、ご披露した技が、演出ではなかったという事を、
 本人から、直接聞いちゃったわけなんです。
→それでは、続きの内容は、次回へと引っ張ります。
(2009.02.22)

●予定変更。
◆数回ぐらいしかお会いしていませんが、人伝にお聞きし、くだらないスキー体験話というものを、
 常識的な感じで紹介しづらい雰囲気なので、予定を変更します。
 そこで今回は、飾り気なく、川柳もどきだけで終わります。
 ◆春の風、人生の花、天に舞う。   ◆光る風、天に舞う花、エスコート。
 ◆自宅から、春の旅立ち、手を合わす。◆一先ずは、時と涙で、基礎作り。
(2009.02.20)

●初めてのスキー体験
●数日前だったですかね、札幌雪祭が閉幕し、会場の雪像が崩されていたようですが、
 ちょうど今ぐらいの時期に、高校の時の修学旅行という形で、初めて北海道へ行き、
 更には、初めてのスキーというものを体験したもので、今回の話のネタとして、
 紹介してみたいと思います。

 ふと当時を思い出していると、修学旅行へ行く前に、ある教科の先生が「恥ずかしいからやめてくれよ」と、
 笑い話にしてあった、初めて飛行機に乗った生徒の、離陸する際の共通のハーモニーというものを、
 何気なく思い出してしまいました。

 それでは、初めてのスキー体験の方に話を戻しますが、確か、3泊4日ぐらいの中の、
 2泊3日をスキー体験に当てられていたように記憶しています。
 当然、1日目の午前中というのは、移動時間というものがあるので、
 何時頃から始まったのかは、定かではないですね。
 そして、3日目は、午前中までで、スキー体験は終わるといった形で、
 その後は別の場所へと移動したんじゃなかったでしょうか。
 (スキー場の名前とかは覚えていますが、その辺りは曖昧にしておきます)

→まあ、初めてのスキー体験に関する、くだらない話の内容は、次回からという事にしておきます。
・さらに、ついでと言っては何ですが、自身の暇潰しでフレッシュルームコラムを書いているので、
 取り付かれたような感じで、無理してまで時間を費やすつもりはありません。
 そのため、掲載の間隔というのは、見事にでたらめとなっています。
 今回は、次回の予定みたいな感じで、終わっちゃいます。
(2009.02.16)

●13日の金曜日ですね。
●前回の砂ぶろの話に関連して、
 以前の職場での事になるのですが、当時、自身が砂ぶろへ行ってきた話をすると、
 ある同僚にも、印象深い砂ぶろの体験話というものがあったようなんです。
 聞けば、体験した場所は違ったようでしたが、そこでは、おばあちゃま御一行が、
 砂をかける従業員さんとして、元気に働いてあったようなんです。

→簡単に説明すると。
 暇を持て余したおばあちゃま御一行が、砂に埋まっている、お客の近くに座り込み、
 「まーだ・まーだ」と、帰ろうとして砂から出ようとするお客を引き止め、
 たっぷりと疲労を貯めさせてくれるという、恐るべき砂ぶろの体験談だったんです。
 へたすりゃ、病院送りの話ですから、正直そこへは行かなくてよかったと思いましたよ。
 まあ、笑い話ですんで、良かったの一言ですけどね。

 (おそるべし、砂かけ * *〜。)
 こんな日ですから、砂ぶろでおばちゃま御一行に囲まれ、もがいている
 ジェイソンの姿というものを想像し、思わず笑ってしまいました。
 ほんと、くだらない想像をしちゃいました。
(2009.02.13)

●砂ぶろ体験話。(続編)
●前回の砂ぶろ体験話の続きになります。
 →(少しだけ、前回の補足)
 この施設では、一度にかなりの人数が、砂ぶろを体験でき、受付時の番号で、
 ある程度の人数を、まとめて案内する形式がとられていたんです。
 横になる場所はあっても、砂をかける従業員さんの人数は限られていたもので、
 どうしても砂場の前で、少しばかり待つ人というのがでてくるようでした。

◆それでは、話を戻します。
 初めての砂ぶろなる物を、一先ず楽しんでいたのですが、その場所というのが、
 順番を待つ人の目の前だったものですから、当然ながら視線を感じてしまい、
 恥ずかしさもあり、意識的に目を閉じ横になっていたんです。

 時より、足元にある通路からは、寒さを伝える、様々な声というのが、聞こえていたのですが、
 自身が砂ぶろに入って、5分ぐらい経ってからの事だったでしょうか、
 足元の方から、関西弁で話す、おばちゃん御一行の声が。

 何気なく「関西からも来るんやねぇ〜」みたいな事を思いながら、砂に埋まっていた所、
 :波の音に紛れて、足元の通路から聞こえて来る、賑やかな関西弁のおばちゃんたちの声。
 :さらには、なかなか呼ばれず寒さと時間を持て余した、そのおばちゃん御一行の熱い視線。
 正直「早く呼ばれて、埋まってくれ」と目を閉じていた所、聞こえて来るその関西弁の内容が疑問系へ。

 (→関西弁を上手く表現できないので、地元の方言に置き換えます)
 :「あぁ〜、さむか〜、これほんとにぬくいっちゃろうか〜」
 :「さむそうな顔には見えんから、、ぬくいっちゃないとね〜」
 :「あんた、やめときって〜」
 :「ちょっとぐらいよかやん」
 それから間もなく、自身の足元に、爽やか過ぎる風が。

 そうなんです。調子に乗ったおばちゃんの1人が自身の足元に手を突っこんで、
 見事な風穴を開けてくれたわけなんです。
 まあ〜、上手い具合に、足の間のつま先から足首に向かって、
 自身の足に触れる事なく、手を突っこんでくれたようでしたね。

 目を開けて、視線を足元にやると、おばちゃんの、しゃがんでいる姿。
 風穴を慌てて埋めようとしていましたが、ふんわりと積まれた砂のため、
 修繕しきれず、黙って逃げていく始末。
 まあ、逃げたといっても、自身の足元にある通路の幅ぎりぎりに、
 おとなしく尻を向けていただけなんですけどね。

 そして、このおばちゃん御一行に対して、「お1人どうぞ」と声がかかった時、
 その場から逃げるように、真っ先に埋められに行ったのは、
 言うまでも泣く、このお調子者だったですもんね。

 思わず出そうになった、お下品な言葉の数々の紹介は、
 控えておきますが、川柳もどきで一句。
 ◆寒かろう、砂被せます、心込め。
(2009.02.10)

●砂ぶろ体験話。
●温泉小話を簡単に紹介します。
 まあ、円天で浮かれていたどこぞのおばちゃんやら、すごい金額を集めていたおばちゃんをテレビで見て、
 ふと思い出してしまった、今の時期の、温泉の思い出小話。
 確か、20代後半ぐらいの事だったと思いますが、友人と砂ぶろや泥湯を体験しに行った時の話で、
 初めて砂ぶろを体験していた時の事になるんです。

 その施設の砂ぶろが体験できる場所のイメージとしては、海岸沿いの屋外にあり、
 砂の中へ横になる場所というのは、横並びに長く、縦には2列。
 そして、その縦の2列というのは、2人が頭を向かい合わせるような配置。、
 一先ず雨や日差しが直接当らないような感じで屋根があり、波の音でも聞きながら、
 砂ぶろを楽しめるといった感じだったんです。

 先ず浴衣に着替え、その温泉施設の屋外にある、砂ぶろを体験できる場所へと向かうべく、
 案内に従い屋外へ出てみた所、小雨まじりの風が吹き付ける、どんよりとした天気の海が、
 見事な感じで広がっていたわけなんです。
 自他共に「寒い寒い」と言いながら階段を下り、砂ぶろの前で順番を待っていると、
 砂ぶろ施設の入り口の一番端の場所へ入るよう、従業員さんから支持されたんです。

 帰る時にも一番近い場所なわけですから、ラッキーぐらいの感じで、友人と海沿いに入るか、
 建物沿いに入るかを選ぶ事となり、この温泉旅行の企画というのが、自身ではなかったものですから、
 友人に選択権をゆずると、結果的に、 自身が建物沿いの場所に入る事となったわけなんです。
 従業員さんの支持のまま、砂場の窪みに仰向けとなり、砂をかけられ埋められると、
 血圧でも測られているかのような、脈拍の感覚を感じ、改めて砂の重みを実感。

 波の音をバックに、時より友人と会話でもしながら静かな時間を過ごしていた所、
 関西弁で話す賑やかなおばちゃんたちの声が、足元の方から聞こえてきたんです。
 この時、自身が横になっているこの場所というのが、知っている人なら誰もが嫌がる、
 この砂場での、大当りの1つだという事に、気がつく事に。

 なにせ、順番待ちの人たちが、待期している場所というのが、自身の足元の通路であり、
 そのため、視線というものをバッチリ感じられ、なかなかリラックスする事が難しい、
 とんでもない場所だったわけですから。

 前置きが長くなってしまいましたが、ようは、この関西弁のおばちゃんたちの事を、
 今回、紹介したかったわけなんですよ。
 そこで、気になる人には、気になる感じで気持ちが悪いまま、次回へと繋げます。
 まあ、たいした事ではないので、話の落ちが、予想されてしまいそうですけどね。
(2009.02.09)

●予定変更で、再び川柳もどきのご紹介。
●気候しだいの風任せ、赤鼻の鼻たれマークでお馴染みの、
 花粉専用、気まぐれむりやり宅配便より。
 川柳もどきをご紹介します。

 ◆トナカイが、鼻たれ配る、いらぬ品。◆泣ける品、むりやり配り、友増やす。
 ◆我先と、花粉が競い、風を読む。  ◆風に舞い、タイプ探すも、運任せ。
 ◆花粉にも、共に泣きたい、人がいる。◆タイプだな、花粉浮かれて、汁となる。
 ◆撒き餌に、暇な抗体、踊り鳴く。  ◆抗体よ、はしゃぎ過ぎだ、迷惑だ。
 ◆何様だ、花粉ごときが、偉そうに。 ◆図に乗るな、花粉にだって、夢はある。
 ◆免疫よ、誰の見方だ、考えろ。   ◆免疫に、弄ばれて、ゴミ箱へ。
 ◆無駄な金、使わせよって、花粉ども。◆世の仕組み、花粉さま様、手を合わす。

→またまた、くだらない川柳もどきをご披露してしまいました。
 まあしかし、初心者だからかもしれませんが、5・7・5の文字数で考えてみると、
 現代の単語では、ひねくれた表現というのが難しいですね。

●ついでに、別の川柳もどきもご紹介しておきます。
 ◆人任せ、染まるが特技、鵜呑み族。 ◆脆き意思、数に溶け込む、遺存道。
 ◆飴と鞭、依存者らが、誘う声。   ◆弱き意思、そこに付け込み、たかる者。
 ◆呑まれるな、必ず煽る、愚か者。  ◆裏を読め、金の絡んだ、その言葉。 
 ◆判らぬか、ただより高い、物はない。◆見えを張り、依存症へ、仲間入り。
 ◆我はせず、他は金づる、笑み零す。 ◆手招くは、ただ我のため、鴨となれ。

→まあ、ここ暫く、タイマに関する話題などをよく報道で耳にしていたもので、
 薬物中毒と言いますか、依存症に関する内容の、川柳もどきも作ってみました。
 以前の事、知った者から聞いた話ではありますが、シンナーで、寺に入れられた者の話や、
 深夜にビニールを振り回し、不気味な笑みで「遊ぼうよ〜」と誘ってくる者の話など、
 ニュース以外で聞いた事があるもので、ちょっと思い出しちゃいました。
 あっ、4日までに掲載するつもりでしたが、0時をすぎちゃいましたね。
(2009.02.05)

●川柳もどき。
●さあ、2月が始まりましたね。
 このような時期は、世の中の鬱憤というものを、ビンビン感じてしまうもので、
 勝手に成り代わり、今回は川柳で表現する事にトライしてみます。

 しかし、いざ考えてみると、でたらめ文字数の毒舌川柳もどきは、
 いがいと浮かびますが、5・7・5のフレーズになると、
 なかなか難しいものですね。

 なにせ、ルールもよく知らず、我流で初めてチャレンジしたものですから、
 一応、文字数だけは合わせてみました。
 さらに、毒舌川柳ばかりでは、バランスの方が悪いかなと思いまして、
 自身には似合わない、きどり過ぎた川柳もどきも作ってみました。

●先ずは、毒舌川柳もどきから。
 ◆振り返る、春のおめでた、裏表。   ◆節分か、お外の顔と、家の顔。    
 ◆場を読めぬ、浮かれた言葉、お裾分け。◆満足か、のろけ話の、むずがゆさ。
 ◆踊らせる、軽い言葉の、裏の意味。  ◆下心、煽てる立場、故に知る。
 ◆不都合を、正当化する、屁理屈屋。  ◆灰色と、声を挙げるは、黒き者。
 ◆終わらない、灰色達が、競う濃さ。  ◆いつの世も、不器用な白、苦労する。

●ちょっときどり過ぎた、川柳もどき。
 ◆思い出す、覚悟を決めた、あの笑顔。 ◆活かせるか、心奮わす、生き様を。
 ◆それぞれが、時代を繋ぐ、語りびと。 ◆いつか来る、涙の質が、変わる時。
→次回は、またくだらない体験小話でも、紹介しようと思います。
(2009.02.01)

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