2011年09月のコラム

●黒猫チャチャとの思い出。(続編45)
◆8月後半に掲載した内容の続きになります。
●幼きチャチャとの初入浴(思考巡り編)。
・1人の家の者の、そろそろ、お風呂入れようよ〜洗おうよ〜アピールに、
 「この匂いって好きっちゃけどねぇ〜」、「えぇぇ〜〜くちゃ子って感じやろう〜」、
 「これと似たような匂いって、整髪料みたいなものになんかあるやん、
  こんな香りの人と擦れ違った事ってないかねぇ〜」、

 「まぁ〜何となく言いよる事は判るけどさぁ〜、これってチャチャの体臭やん、
  それに、この系統の匂いって好みじゃないっちゃんねぇ〜」、
 ってな感じで、どれどれクンクンが始まっちゃってた、
 チャチャフレブランスの品評会。

・そんな居間で、その場に居合わせてた家の者たちから、なんだかんだと煽てられ、
 「1番風呂の次いでに、一緒に洗ってきとってよぉ〜、それじゃぁ〜よろしく〜」、
 といった具合で、チャチャとの初入浴なるものを、見事に押し付けられちゃってた、

 当時の我家で、チャチャが生活を始めてから、
 どれくらい日が経ってた頃だったっけぇ〜というような、
 暑さ残る時期の、夕食後の夕暮れ時。

・そんなわけでして、幼きチャチャが、自分たちが着ている服というものに対して、
 何を感じてたんだか〜というような、見上げる視線でも味わっちゃってた、
 そんな脱衣所に、チャチャを先ずは残す事にし、

 浴室と脱衣所の境が、全面すりガラスといった引き戸の、
 出入りしてた側の方の引き戸を閉めると、
 そのすりガラス越しで、時よりチョロチョロと動くチャチャでも眺めながらの、
 一先ずといった感じでの入浴タイム。

・まぁ〜そんなこんなで、浴槽は普通サイズながら、
 今まで住んでた家の中では、1番浴室が広かったという、
 そのL字型の洗い場で、一通りの流れで体を洗い、湯に漬かりつつ、

 「だいたいからして、人間用ってので大丈夫なんかねぇ〜、
  確か、ペット用ってのがあったっちゃなかったっけぇ〜」、
 とか言いながら眺めてた、、シャンプーやリンス、固型の石鹸。

・そんじゃぁ〜、お湯で洗い流すだけにしてみとこっかいなぁ〜、
 けどねぇ〜玄関屋根で遊びよったチャチャに、
 ホースで水を撒いた時なんかは、固まってしまっとったしなぁ〜、
 シャワーにしても、洗面器で湯を汲むにしてみても、同じなんやろうなぁ〜。

・ほんなら、チャチャを抱えて一緒に湯船に漬かってみるかぁ〜、
 やっぱり怖がるやろなぁ〜、いやぁ〜それに、1番風呂やしなぁ〜、
 その前に、洗ってもないチャチャとは、なんか一緒には漬かりたくないよなぁ〜、

 あぁ〜そっかぁ〜、バケツってのでもチャチャを漬けられるわけか〜、
 けどなぁ〜、そこにあるバケツは掃除用やしねぇ〜、
 さすがに、いくらなんでも掃除用じゃぁ〜あんまりかぁ〜。

・それじゃぁ〜洗面器でいってみるかぁ〜、
 洗面器のふかさぐらいだったら、怖がらないだろうしねぇ〜、
 いやいや〜、チャチャが尻を付けて行水させた洗面器で、
 この後、家のもんに顔を洗わさせるってのもなんだしなぁ〜、

 まぁ〜そりゃぁ〜それで、面白い〜っちゃぁ〜面白いんやけどねぇ〜、
 取りあえず今日は、シャワーで洗ってみとくかぁ〜、
 けどねぇ〜、ただシャワーの湯で流しただけじゃぁ〜、
 ちゃんと洗ったとぉ〜とか言われそうだしなぁ〜。

・シャンプー、リンス、石鹸かぁ〜、
 そうやなぁ〜体を洗うとゆうても、毛だらけなわけだから、
 やっぱ、石鹸というよりは、シャンプー リンスなんかなぁ〜、

 リンスかぁ〜、リンスまでせないかんとかなぁ〜、
 まぁ〜シャンプーはしてみるにしても、リンスってのはどうなんやろうねぇ〜、
 やっぱりしとかないかんのかなぁ〜、却ってせんほうがいいのかなぁ〜、
 どうしたもんかなぁ〜。

・まぁ〜取りあえずシャンプーでもしてみて、それから決めるかぁ〜、
 といった具合で、すりガラス越しに映るチャチャへと狙いを定め、
 「よっしゃ〜そんじゃぁ〜洗ってみますかねぇ〜」と湯船を出ると、

 チャチャとのご対面としゃれ込むべく、脱衣所へのその引き戸でも開け、
 わざわざ入浴中の時じゃなくてもよかったんじゃないんかねぇ〜というような、
 ようは、次回の時からは、可愛らしいチャチャの一声「ホアン」ですんでたらしい、

 第1回、むりやり手探り入浴サービスへのご案内でもさせてもらっちゃってたという、
 その当時の1番風呂の次いでといった感じで、チャチャとの初入浴なるものを、
 見事に押し付けられちゃってた果ての、思考巡りだったわけなんですけどねぇ〜。
(2011.09.28)

●次いでといったお風呂話でもフタタビ。
◆ジェットウォシュレット。
・今月の、懐かしき台風下校珍道中(その10)で、
 少しばかり触れてみてた温泉施設と、
、以前に紹介してみてた温泉話が、
 そう言えば、同じ温泉施設だったよなぁ〜といった上に、

 どちらのエピソードが先だったかいな〜というようなぐらいの、
、そこそこに近い時期辺りの、利用話だったようにも思ってたもので、
 取りあえずの関連話がてらに、
 再びの、リサイクルエピソードといった感じで、ご披露してみちゃいますと、

 まぁ〜以前に紹介してみてた時に比べれば、
 今後も忘れる事がないであろう〜とか言ってたわりには、
 見事に印象の方も薄くはなっちゃってますが、

 その当時の光景で言えば、脱衣所の引き戸を開け、浴室へ入ると、
 右側に体を洗う場所、そして、正面の奥に通常の浴槽があり、
 左側に泡ぶろとジェットバスが配置されてたというわけなんですよね。

・そんな具合で、浴室の出入り口からは、全体が見渡せる感じだったもので、
 自然と目に飛び込んできてたのが、不思議な格好で時を過ごすおじいちゃん。
 今後も忘れる事はないであろうその光景の場所とは、予想通りのジェットバス。

・まぁ〜ジェットバスを利用している一般的な光景とくれば、
 仰向きで足を伸ばし、リラックスをしている感じだとは思いますが、
 このおじいちゃんの姿ときたら、まぁ〜例えてみるならば、
 ひっくり返っていない、カエルとでもいった所でしょうか。

・ようは、足底か腰に当たるような位置にあるといった、
 その側面から出ているジェット水流の噴き出し口に、
 お尻を密着させて、有意義な時間を過ごしている感じのおじいちゃん。

・しかも、本人の方は壁を見ながら、通路の方にお尻を向けてくれちゃってたという、
 おじいちゃんと、ジェットバス、そして「あぁ〜あ〜」というような格好とくれば、
 その光景とは正に、ジェットバスウォシュレットを味わうカエルさん。

・時より振り返り見せる表情が、何を意味してたんだかは判りませんが、
 常連さん的な雰囲気を醸し出してるその光景というものが、
 その時間帯の風物詩みたいなものだったのかなんなのか、

 とにもかくにも、脱衣所までは入るつもりだったジェットバスも、
 男心と秋の空とでも例えたくもなるような具合で、
 その時ばかりは、見事に素通りでしたよ。
 まぁ〜その後も、そうだったんだろうとは思いますけどねぇ〜。
(2011.09.26)

●懐かしき、台風下校珍道中(その11)。
◆いつでも掘り出せる、タイムカプセル。
・この今シーズンの、12号 15号台風からの置き土産というものを、
 しみじみと味わうはめになっちゃってた方たちにとっては、
 それぞれの影響レベルというか、被害レベルというものによって
 印象の残り方というものも様々なんじゃないでしょうかね。

・まぁ〜そんなわけでして、懐かしき、台風下校珍道中話での、
 「そうだった〜そうだった〜」というような、
 次いでがてらの余談話しでも触れてみときますと、

 当時住んでた家の、その前の住まいというものが
 掲載内容の話の種として時より使っている
 今は無き、8年程住んでたアパートというわけでして、

 住んでいた当時から、それなりに年期が入ってた事は印象にあるという、
 築何年だったかも知りはしない、そのアパートを解体させちゃってたのが、
 今回触れてた台風だったようなんですよねぇ〜。

・まぁ〜いつ頃耳にしてたかなんては覚えちゃいませんが、
 数年後だったでしょうか、夕暮時に、私用でその辺りに立ち寄った際なんかには、
 そのアパート跡地には一軒家だったというようなわけでして、

 遊び回って、地主さんから時より怒られてた、周囲の田んぼなんかも、
 時代の流れといった感じで、住宅地へと変わっちゃってたという様子なんかに、
 まぁ〜何と言いましょうかの、時の望郷にでも浸っちゃってましたもんねぇ〜。
(2011.09.23)

●懐かしき、台風下校珍道中(その10)。
◆登校後のあれこれ。
・なんだかんだの印象に残る起床後をへて、学校へと到着すると、
 天神で別れてた者なんかも、最寄駅の手前から風雨の中一駅分歩いてたらしい事だとか、
 担任からの、電話捜索話や、女子同士の仲良しグループ内お泊り話しといった、
 それぞれの台風下校珍道中話で、一盛り上がりだったというような中、

 帰宅をしてみれば、停電中といった自宅だったわけですから、
 井戸でもポンプが使えないと、どうにもならないといった水というものを、
 再び、しみじみと味わうはめになっちゃってたというようなわけでして、

 そんな中でも、冗談がてらに、いいねぇ〜とか言っていたのが、
 当時としては、その辺りにしかなかったのか、都合がよかったのかなんなのか
 停電期間中のお風呂として利用してた、以前にも別エピソードとして触れてみてた、
 まぁ〜地元と言う呼び方でも大丈夫かなぁ〜といった温泉施設だったわけなんですよね。

・まぁ〜そんなわけでして、温泉帰路時の車窓なんかから、電気の復旧具合でも感じつつ、
 2日、3日、4日、と過ぎ、
 「おぉ〜隣は電気がついてるやん」、「まじでぇ〜」、

 「あぁ〜やっとつくとかいなぁ〜」、「あれぇ〜うちは何でつかんとぉ〜」、
 「えぇ〜配線がちがうっって事ねぇ〜」といった感じで、
 停電が5日間も続く事になるとは思いもしませんでしたもんねぇ。

・そして、何日後だったかなんては覚えちゃいませんが、
 学校に行っている間に、例のお呼ばれ屋根の姿も消え、
 地元の知り合いや、同級の者の、自宅や仕事がらみの台風被害話なんかが、
 暫くは、挨拶がてらの話題になっちゃってたですもんね。

・まぁ〜そんなこんなで、停電を満喫しちゃってたある知った方なんかでは、
 わざわざ蝋そくの明かりで読書に耽ってしまい、
 家の人から、蝋そくを無駄に使わないよう突っ込まれちゃってたらしい事だとか、

・当時、修繕にかかわってた者の話なんかでは、空港辺りの大きな看板なんかも、
 多くのものが、ちょっとした気分転換でもしちゃってたそうでして、
 えらく忙しかったらしい事だとか、

・あの風の中、番犬だからだったのかなんなのか、
 子犬の頃から知ってたという、当時で言えば、10歳ぐらいにはなってたんでしょうか、
 そんな1匹の方の犬と、その犬小屋を庭に出したままにしちゃってたらしい、
 知った方のお宅話なんかによれば、

 風が落ち着いた頃だったか、どうだったかは覚えちゃいませんが、
 ふと気付けば、在るべき場所から、犬小屋もろとも、
 その犬の姿が見当たらなくなってしまってたそうでして、

 風もそれなりに落ち着き、暫くした頃だったでしょうか、
 その飼い犬だけが、リードを引きずりながら、真っ黒になって、
 どこからか、やれやれ〜といった感じで、ひょいと帰って来てたそうなんですよね。

 そして、 犬小屋はどこだぁ〜と、その飼い主さんたちが家周辺を捜してみれば、
 敷地の塀を超えた、道を挟んだ向かいの田んぼまで、お出掛けしちゃってたようでして、
 その後というのは、似たような風が吹く度に、
 かわいそうにも、新たな犬小屋の中で脅えちゃってたそうですもんね。

・そして、もう1匹の方なんかは、この時の台風話じゃなかったかもしれませんが、
 やはりその犬小屋ごと、庭の中を転がっちゃってたそうでして、
 その後、その犬小屋を頑丈にして動かないようにしてたそうなのですが、

 風が強くなると、雨が降っていようが、立派になったその犬小屋から必ず出て、
 庭木の下で、風雨を全身で味わうようになっちゃってたというような光景を聞き、
 「修行僧のごたるねぇ〜」、

 「いやぁ〜ある意味で、悟りの境地やねぇ〜」といった具合で、
 余程こりてたんだろうといった、そのビックリドッグハウス話なんかも、
 耳にしてた台風エピソードとしては、 なんか懐かしいといった所でしょうかねぇ〜。
(2011.09.20)

●懐かしき、台風下校珍道中(その9)。
◆刺激的な朝。
・どうにかこうにか帰宅をし、即席の、お化け屋敷とでも、肝試し小屋とでもいった、
 そんな停電してた家の中を、よちよち歩きといった具合で風呂にでも入り、
 朝までお預け光景といった感じでの、就寝と起床をへて、
 何とも豪快な、屋根たちの共演、ザ・おんぶ、でも堪能をし、

 一先ず、最寄の駅にある自転車は、その朝の通学時には使えないと、
 少し時間のかかる、バス 電車 地下鉄ルートといった具合で、
 いつもよりも早めといった身支度をすませると、

 「あぁぁ〜そうやったぁ〜これやるよぉ〜」と、2〜3つぶしか口にしてなかった、
 鞄の中の飴袋を家の者に手渡し、
 それじゃぁ〜行きますかぁ〜と、最寄のバス停へ、いざ出発。

・そんな感じで、この時の事で印象に残っているというのが、
 玄関を出てから、数百メーターといった所だったでしょうかねぇ〜、
 普段から歩道を覆うような感じだったという、緑の葉生い茂る何かしらの木の枝に
 何かしらの紐が引っかかってたように見えてたもので、

 何か邪魔だよなぁ〜、それに気色が悪いよなぁ〜といった具合で、
 枝葉の下から、進路上のその紐に手を伸ばし、なんか変わった紐やなぁ〜と、
 取りあえず下に引っ張ってみて、どかしておこうとしてたわけなんですよね。

・そうした所、なかなかの引っかかり具合だったとでもいいましょうか、
 なかなかの弾力感だったとでもいうかで、どんな感じで引っかかってるんかいなぁ〜と、
 枝葉の下を出て、進路に背を向け、その紐を、ビーン ビーンと引っ張りながら
 自然と視線を上げていくと、視野の端で何故か一緒に動いてる頭上の電線。

・そして、寝惚けた頭で、更に、ビーン ビーン、「ウーン、 うわぁぁ〜」、
 慌てて手を離し、ほっとするも、電気が流れとったら、とっくに感電しとったわぁ〜と、
 自分で自分に突っ込みつつも、その後は触れる気にはならなかったという、

 家を出て早々に、新たな眠気覚ましでもいただいちゃってたというような、
 台風下校珍道中翌日の、そんな朝の通学時の事で、
 唯一印象に残ってる、二度と掴む事は無いであろうといった、
 ある意味で、刺激的な朝だったというわけなんですけどねぇ〜。
(2011.09.18)

●懐かしき、台風下校珍道中(その8)。
◆帰宅後のあれこれ。
・まぁ〜これから先は、下校話というわけではないもので、
 台風下校珍道中として続けていくのもなんなんですが、
 帰宅した際の事で触れてみるならば、

 まぁ〜下校に半日もかけてたという、そんな時間帯というのもあったんでしょうが、
 駅構内や車内で耳にしてた、よそ様の屋根そのもののお呼ばれ話のわりには、
 何事もなかったかのような静けさだったというようなわけでして、

 その玄関先からでは、その様子を直接は伺えなかったもので、
 家の中に入った際に、当然の欲求として、その方向の室内から覗き込んでみれば、
 時間帯や停電も手伝ってか、よくは判らなかったという、
 朝までお預け、お呼ばれ光景だったわけなんですよねぇ〜。

・そんなこんなで、明かりといったら、数個の懐中電灯といった家の中を、
 よちよち歩きといった感じだったというようなわけで、
 風呂にでも入って寝ようと、溜めてあったぬるめの湯に漬かり、

 ポリタンクに溜めてあった井戸水で歯でも磨いて、
 「あぁぁ〜もう〜明日は休みてぇ〜」と背伸びや欠伸でもしながら、
 取りあえず、自身の部屋の布団の中から朝を迎えてたというようなわけで、

 寝坊したら、寝坊しただぁ〜みたいな感じで、眠りについてたにもかかわらず、
 お見事〜といった目覚め具合に、やぁ〜れやぁ〜れと体を起こし、
 そうだそうだと、耳にしてた、よそ様の屋根そのもののお呼ばれ光景でも眺めようと、
 家の中から眺められてた、その見物ポイントの、もしかしてたらといったその部屋へ。

・まぁ〜だいたいの状況は聞いてたもので、取りあえずは安心して見物ができてたという、
 そのお預け光景というものの感想でも、当たり障りの無い範囲で触れてみるならば、
 お行儀が良いんだか悪いんだかといった感じで、
 お隣の屋根の上に、見事にお呼ばれされちゃってた屋根とでも言いましょうか、

 我家へのご訪問というのは、我家の庭の木々たちが防いでくれてたという、
 その木々たちが無かったり、脆弱だったり、
 風たちの気合がもうちょっとあったりしようもんなら

 家の側面から雪崩れ込まれて、挨拶でもされてたんであろう、
 そんな光景でも暫し見入りつつ、どの時間帯の挨拶だったのかでも聞いてみれば、
 風たちの奏でる音で、全く気付かなかったらしいご訪問だったそうですもんねぇ〜。

・いやぁ〜それにしてみても、
 いきなり屋根そのものがお出掛けしちゃった、そこの人の感想やら、
 いきなり屋根そのものに訪問されちゃってた、そこの人たちの感想というのは
 どんな感じだったですかねぇ〜、間接的には耳にしてたように思うんですがねぇ〜。
(2011.09.17)

●懐かしき、台風下校珍道中(その7)。
◆帰路ドライブと帰宅。
・ようやくといったありがたきお迎えに、静かに会話を弾ませてた駅構内。
 そんな中、うわぁ〜、さっきの話、聞いてなかったんかねぇ〜、
 いやぁ〜、どうせ言うんだったら、もうちょっと前だったよなぁ〜
 それに、定員以上の希望があったらどうするつもりとねぇ〜、
 だいたいからして、見ず知らずの人の車には、乗りづらかろうもん、というような、

 「どこどこ方面の方いらっしゃいますかぁ〜、後3人は乗れますがぁ〜、
  いらっしゃいませんかぁ〜、お近くまでお送りしますよぉ〜」、
 そんな、熱いんだか冷たいんだか、暖かいんだか冷めてるんだか、といった、
 何とも言いようのない視線を集めちゃってた、残念賞アピールを慌てて止め、

 とにもかくにも帰路を急ごうと、外へと続く階段を下りれば、
 「どこに停めたとねぇ〜」と思わず聞いてしまってたというような、
 駅周辺のパーキング捜しにも、手間がかかっちゃってたらしい、
 ちょっとした距離をへての、ここにおったかぁ〜といった、我家の車。

・まぁ〜そんなこんなで、駅には電気が通ってたからなのでしょうかねぇ〜、
 駅周辺の停電具合や、夜空の明かり具合に関しては覚えちゃいませんが、
 土地感のある地域辺りでの、照らすものといえば、車のライトぐらいだったなぁ〜
 というような、元々都会でも、明かりの乏しい山道でもなかったものの、

 知ってる夜景といった地域での、明かり無き帰路ドライブ光景というものは、
 なんだかんだで印象深かったというようなわけでして、
 そんな帰路時道中のどこかで、再び聞き返してみてた、
 瓦が自分の部屋じゃぁ〜なかったという、

 瓦どころではなかった、よそ様の、屋根その物のお呼ばれ光景の詳細に、
 進路上に何かが転がってきてないかといった感じで、通常速度は出せないまま、
 交差点では、更なる徐行や、一時停止、互いの意思確認といった具合で、
 慎重にならざるをえない帰路ドライブをへての、

 通常だったならば、1時間と少々といった通学路を、
 半日かけての、寄り道満喫下校とでもいいましょうか、
 日付が変わっての帰宅になっちゃってたという、
 一先ずの、懐かしき台風下校珍道中、だったわけなんですけどねぇ〜。
(2011.09.15)

●懐かしき、台風下校珍道中(その6)。
◆視線と温度。
・満喫させてもらってた足留めに、確認してみた自宅への電話。
 迎えの車は、もう暫くかかりそうな事や、自宅辺りの停電状況、
 そして気になるは、「えぇ〜屋根が飛んできたってぇ〜」。

・まぁ〜そんな感じなわけでして、「帰ってきてから見てんね〜」というような、
 百聞は一見にしかず、みたいな事でも言われつつ、
 その電話を切るはめになっちゃってたという、公衆電話。

・えぇ〜屋根って、瓦が飛んだか飛んで来てどげんかなったって事よねぇ〜、
 雨戸がない所っていったら、階段のとこか、俺の部屋んとこの高窓って事かいなぁ〜。
 うわぁ〜まじかいなぁ〜。

・そんなこんなで、1時間と少々といった感じだったでしょうか、
 駅のアナウンスで、上り方面のバスを利用する乗客たちが集められてた中、
 11時台の、4分の1か3分の1ぐらいが経ってた頃だったでしょうかねぇ〜、

 車両内からは、会話なんてほとんど聞こえてこないといった、
 走らぬ寝台電車とでも、夜行電車とでも例えたくなるような、
 カプセル電車内の待ち合わせ場所で、いつしか座れるようになってた座席に腰掛、

 ただただ、ぼけぇ〜っとしてる所に、不意に聞こえてきてた、
 何かを連呼する控え目な声。
 そんな声に、ぼんやりと意識を向けてみれば、自分の名を呼ぶ、聞き覚えのある声。

・おぉ〜やっときたぁ〜というような、待ちに待ってたお迎えのご登場に感謝しつつ、
 当然といった感じで、テンションは上がるも、何せはしゃげぬこの状況。
・そんな、まだまだ帰宅できそうにもない人たちを横目に、冷静装い電車を出れば、
 ホームの階段を上りながらの、あれやこれやの一問一答。

・そういうわけで、自宅辺りの風の具合や、停電具合、
 更には、迎えに来てくれてた者にとっても土地感が無かったという、
 そのここまでの道のり具合だとかを聞き、

 駅から、上り下りのバスが出るらしい事や、
 通ってきた駅内の、改札を出た側の、通路や階段で並んでた人たちというのが、
 上り方面のバスを待っている人たちという事だとかを伝えつつ、
 続いて聞いてみてた、「屋根が飛んで来たってどういう事〜」。

 そんな取りあえずといった返答でも、思わず聞き返し、
 改札を出て、上り方面のバスを待つ人たちの列を横目に、
 最初の方の会談を下りた頃だったでしょうか、

 えぇ〜さっき何を聞いてたぁ〜、まぁ〜わからんじゃぁ〜ないけどさぁ〜、
 というような具合で、いきなり、その辺りに空しく響き渡ってたという、
 「どこどこ方面の方いらっしゃいますかぁ〜、後3人は乗れますがぁ〜」だったもので、

 当時の夜空で、お月さんがどんな表情を見せてたかなんては覚えちゃいないんですが、
 本日の中秋の名月にでもかけて、取りあえず触れてみるならば、
 ちょっとした雲でもあったならば、その注目されすぎて照れちゃってた顔でも、
 その雲で隠してみたかったというような状況だったわけなんですけどねぇ〜。
(2011.09.12)

●懐かしき、台風下校珍道中(その5)。
◆一安心と、待ちぼうけ。
・ようやくといった感じでの今ここコールで、どうにか見えてた次なる展開。
 混線してた電話線だったのか、タイミングよすぎの通話だったのかは判りませんが、
 大丈夫だった電話線にほっとしつつの、短い時間での、なんだかんだの現状報告。

・まぁ〜そんなこんなで、担任からの、帰宅確認の電話があった事を知り、
 早めに下校させてた事だとか、
 再びの電話で、最終的には、自分1人だけが帰宅してなかったらしい事だとか、
 風が落ち着いたら、車で迎えにいくといった感じで、

 「何番ホームの電車のどこどこに居るからぁ〜」というような事だとか、
 「何々先生に、取りあえず電話をしとってぇ〜」というような具合で、
 ようやく言えてた締めのフレーズ、「後の人がつかえとうから、もう切るよ〜」。

・そんな感じで、一先ずほっとしつつ、乗って来てた車両へと戻ると、
 同じ西鉄でも、それ以上の距離から通学してた女子なんかが、
 引っかからずに帰宅できてた事に、さっさと帰れば間に合ってたんやなぁ〜だとか、

 天神で分かれてた、別ルートの自分と同等の距離の者とかが帰宅できてた事に、
 あっちは間に合ってたっちゃなぁ〜、なんじゃそりゃぁ〜、などなど、
 板チョコでもかじりながら、後どんくらいおらないかんかねぇ〜といった感じで、

 日が暮れてきてた中、一先ずの指定席となってた、その床の上で、
 立ったりしゃがんだり、背伸びや欠伸、時には居眠りでも満喫させてもらいながら、
 風が弱まるのを、ただただ待ってたというようなわけなんですよね。

・そんな感じで、電話が繋がってから何時間ぐらい経ってたでしょうか、
 そろそろ家でも出たかなぁ〜というような風模様に、
 もうちょっとしたら、うろちょろできんよなぁ〜、
 せっかく迎えに来てもらっても、擦れ違ってたらめんどくさいしねぇ〜と、

 二度手間になる事は避けたいといった感じで、1〜2時間ぐらいが過ぎ、
 足留め当初に比べて、それなりに減ってきてた乗客でも感じていると、
 こんどは、迎えに来てくれてるであろうその者の身の方が心配になっちゃってたという、
 8時台〜9時台だったでしょうか。

・そして臨時バスが出されるようなアナウンスも聞こえてきてた中、
 10時前後ぐらいだったでしょうかねぇ〜、ちょっと確かめてみるかと、
 その頃になると、列も数人といった電話待ちに並び、自宅の方に電話を入れてみれば、

 何の事はない、「さっき出たばっかりやもんねぇ〜」とのご返答に、
 まぁ〜何と言いましょうかの疲労感でも、味わっちゃってたというような話しでして、
 そんな会話の中、

 「駅の方は大丈夫やけどねぇ〜」というような、
 自宅側の台風からの置き土産情報と共に、気になる一言でも残されつつ、
 次の人へ、電話を回してたというような展開だったわけなんですよねぇ〜。
(2011.09.11)

●懐かしき、台風下校珍道中(その4)。
◆ようやく言えてた、締めのフレーズ。
・まぁ〜そんなこんなで、ちょっとしたものでも仕入れて、その店を出ると、
 これ以上の散策はやめにしておこうと、来た道を引き返してたというようなわけで、
 取りあえずは何事も無く駅へと辿り着くと、
 しゃがんで電話待ち状況でも眺められてた、乗って来てた下りホームの車両へと戻り、

 時より、やれやれ〜といった感じで、背伸びや欠伸でもしながら、
 誰々とかも、どっかでひっかかっとっっちゃろうねぇ〜
 さっさと帰っておけばよかったねぇ〜、まじで、いつ帰れるっちゃろうかぁ〜

 更には、暇潰しがてらに、連絡がつかなかった場合の事でも思考を巡らせ、
 ここで一晩すごす事になるっちゃろうかぁ〜
 その前にここにずっとおらさせてもらえるんやろかねぇ〜、
 そんじゃぁ〜、風が弱まったら歩いて帰ってみるかぁ〜

 あっちに行けば、南バイパスって感じかいな、
 それじゃぁ〜、3号線ってのは、どっちになるんかなぁ〜、
 まぁ〜こっちに行けば5号線って感じなんやろうしねぇ〜と、
 当時のその道路名でも浮かべつつ、それじゃぁ〜行くかと、電話待ち参加。

・足留めをくらって、それなりの時間が経ってくると、
 なにがなんでも誰かに連絡をつけたいと、繋がるまであっちこっちにプッシュしまくり、
 公衆電話から離れないというような人も、ちらほらと出てくる中、
 自分自身も、その列の中から、いくつかの電話先候補でも浮かべてたでしょうか、

 そして、暗黙ルールの中での、夕暮れ時ぐらいだったでしょうかねぇ〜
 3度目か4度目の、今ここコールの行列参加で、ようやく言えてた締めのフレーズ、
 「後の人がつかえとうから、もう切るよ〜」。

・そんなわけでして、その時に知る事となってたのが、
 クラスの者の中で、自分1人だけが家に辿り着けてなかったという、
 真坂の、電話行方捜し、あれはどこだぁ、私はここだぁ〜、
 というような状況になっちゃってたというわけなんですけどねぇ〜。
(2011.09.09)

●懐かしき、台風下校珍道中(その3)。
◆幕開けしてた、足留め満喫。
・ようやく回ってきた公衆電話だったものの、締めのフレーズが言えなかったという、
 プーーッ、プーーッ、プーーッ、「えぇぇ〜、まじでぇ〜」。
 あちゃぁ〜電話線が切れてしもうたんかなぁ〜、それとも話中〜、どっちなんかなぁ〜、

 うわぁ〜こりゃぁ〜まいったねぇ〜、
 そんなわけでして、取りあえず乗ってきた電車へと戻ると、
 風雨が奏でる心地よくはないサウンドでも聞きながらの、暫しの、ぼけぇ〜っとタイム。

・そうした所、結果的には駅の改札辺りだったわけなんですが、
 不意に聞こえてきてた派手なガラス音に、
 ちょっぴり緊張させてもらってたというようなわけでして、

 暫くすると、食糧を仕入れて電車に戻って来る人たちが、ぽつぽつと現れだし、
 「駅を出て、近いほうやったら、どこどこ方向に、何々があったぜぇ〜、
  早く買っておかないと、すぐ無くなるけんねぇ〜」といった会話でも聞きながら、

 昼飯は食ってきたけんが、その点は大丈夫やなぁ〜などと、
 そんなおかげで、この有り様だったという事なんかを、一瞬忘れちゃってたもので、
 自分で自分に突っ込んでしまっちゃってたという電車内。

・そして、暫く経った頃に、再びの電話待ち参加といった具合で、
 またもや締めのフレーズを言わせてもらえず、
 いやぁ〜どうしたもんかなぁ〜、こりゃぁ〜ほんと、いつ帰れるかわからんぞぉ〜、

 なんか小腹もすいてきちゃったよなぁ〜、あぁ〜今は、雨が小降りやなぁ
 自分も何か食糧を仕入れとった方がいいかいな〜。
 行くなら明るいうちの方がよかろうしねぇ〜。

・そんなこんなで、両サイドに乗客が座り込んだホームの階段を上がり、
 あぁ〜ガラスの音はここやったんかぁ〜といった感じで、改札を出て、
 駅の階段を下ると、風に少しばかり煽られながら、

 「確か、こっちの方に何々があったとか言ってたよなぁ〜、
  頼むけんが、なんも飛んでくんなよぉ〜」といった感じで、
 土地感の無い駅周辺の、ある一方向の散策でも開始してみてたというわけなんですよね。

・そして、ほどなくして辿り着けてたどこかの店舗にさっそく入ってみれば、
 見事な売れっぷりに、なんじゃこりゃぁぁ〜、しまったぁぁ〜、遅かったぁ〜、
 だったというようなわけで、

 その売れっぷりときたら
 この時点では、1人でその量は誰もいらんから売れ残ってるわけでしょう〜というような、
 バラ売りをしてくれなかったという、バナナのふさなどの数種の果物だとか、

 残り僅かといったソフトドリンクだとか、一際めだってたという、
 1リットルの紙パック系や、アルコール類。

・取りあえず、何かしらのソフトドリンクでも手にして、カップ麺でも横目にしながら、
 それならば、お菓子類でもと移動してみれば、
 棚に残るは、これまた見事な、おつまみやガム、袋入りの飴やチョコの御一同。

・ガムは持ってるし、さすがに飴玉ばっかりってのもねぇ〜
 チョコもこんなにいらないし、おつまみはのどが渇くだろうしなぁ〜、

 まぁ〜お湯は入れてくれるんかもしれんけど、この状況で、カップ麺ってのもねぇ〜、
 「おぉ〜」そして手にしてたのが、残り2つだったという、板チョコのその1つ。

・そんなこんなで、袋入りの飴も、一応買っておくかぁ〜といった感じで購入をし、
 まぁ〜ほかの果物なんかはわからんじゃぁ〜ないけどさぁ〜、
 こんな時ぐらい、バナナぐらいはバラ売りしてくれたっていいっちゃ〜ないんかねぇ〜、

 などと、果物の事でも、いろいろと思考を巡らせながら駅へと戻り、
 台風からの足留めサービスといったものでも、その電車の中から、
 満喫させてもらい始めてたというような展開だったんですよねぇ〜。
(2011.09.07)

●懐かしき、台風下校珍道中(その2)。
◆渋渋参加。
・開いたままの車両乗降口にとっては、雨風凌ぐ、雨戸防風人みたいな感じだったという、
 その乗ってきた電車の中から、一先ず参加タイミングでも計ってみてた、
 ホーム上の煽られほうだい濡れほうだいといった、公衆電話待ちの大行列。

・まぁ〜そんな感じなわけでして、
 今となっては、どんなタイミングで参加してたかなんては覚えちゃいないんですが、
 台風からの、濡れほうだいサービスが、一時的に弱まってたからなのか、
 少しばかりすっきりとしてた、公衆電話待ち御一行だったからなのか、

 多かろうが濡れようが、電話が繋がらなくなってしまったら、
 やっぱり困っちゃうよなぁ〜といった心境の変化だったからなのか、なんなのか、
 とにもかくにも、取りあえず列の最後尾へと行って参加してみてた雨戸防風人。

・あぁ〜そういやぁ〜、雨にも負けず、風にも負けず、ってのを、
 小学校の時の宿題で、暗記させられたなぁ〜。
 ありゃぁ〜、誰だったっけぇ〜、宮沢賢治だったっけぇ〜
 あれぇ〜この先、なんやったっけぇ〜。

・そんなこんなで、列の流れが、公衆電話に接近してた時だったか、
 実際に順番が近づいていた時だったか、そんな中でふと感じちゃってたのが、
 お1人1回、みじかめにぃ〜といった、ビンビン雰囲気での、
 この状況下では当然といった、即席、公衆電話暗黙ルール。

・そんな状況でも何気なく眺めていると、留守番電話っぽい人、
 電話が繋がらないような人、なかなか出てくれないような人、
 連絡が取れたような人なんかでいうならば、自然と出てしまってたのであろう、
 後がつかえてる事を伝える、似たような感じの締めのフレーズ。

・そんな締めフレーズが、なんだか面白く聞こえてきちゃってた風雨の中、
 ようやく順番が回ってきてた、その公衆電話で、
 やれやれ〜といった感じで、自宅の電話番号をプッシュしてみれば
、締めのフレーズが言えなかったという、プーーッ、プーーッ、プーーッ、「えぇぇ〜」。
(2011.09.05)

●懐かしき、台風下校珍道中(その1)。
◆足留め満喫カウントダウン。
・台風接近時の帰路時のルウト上で、車掌さんのアナウンスに、
 初めて降り立つ事となってた、西鉄春日原駅のそのホーム。
・こりゃぁ〜どうしたもんかなぁ〜といった中、
 取りあえず家の方にでも、電話を入れとくかぁ〜といった感じで、ふと気付けば、

 携帯電話といったものが、一般的ではなかったような頃のホームには、
 同じ様な事を考えてた乗客たちが、風雨の中、すでに大行列を作ってたという、
 最後尾は誰なわけぇ〜というような、公衆電話待ちの御一行。

・そんな、いつ頃電話の順番が回ってくるかも判らないような中、
 シャワーとドライヤーが一緒たくりになっちゃってるような状況下で、
 さすがに、天然送風機は、天然シャワーとは勝負にならなかったという、
 待ち時間の暇潰しサービスは、みなさん揃っての、煽られほうだい濡れほうだい。

・そんなこんなで、こんなサービスは、いつまでも受けちゃぁ〜いられないと列を離れ、
 ホームの階段の状況からも、改札辺りには人が溢れてそうな雰囲気に、
 一先ずの雨風凌ぎといった、その乗ってきた電車へと戻り、

 暫しの間、それなりにすっきりとしてた電車内の壁にでももたれると、
 ホーム上の、雨戸防風人みたいな光景でも眺めつつ、
 もう1本前の、急行か特急に乗れてたならねぇ〜といった具合で、

 そのお湿りサービツ付き、防風人参加タイミングでも、計ってみてたというような、
 この時点では、まだまだ懲りちゃぁ〜なかったという、見事なお惚けモードでの、
 台風足留め満喫前だったんですよねぇ〜。
(2011.09.03)

●懐かしき、台風下校珍道中話。
◆帰路時のルートワードの羅列。
・確か、その当時の台風でいう所の、19号じゃなかったでしょうか、
 1時限目終了後の、その休み時間だったように思う、
 誰かの「今日は、午前中までらしいよぉ〜」との心地よい響きに、
 「まじでぇ〜」とざわつく教室内。

・そして、教室に姿を見せた担任からの、
 「次の2時限目の授業までで終わりにするから、どこにも寄らずに下校するように」、
 との直接アナウンスに、

 「昼飯ぐらいは大丈夫やろう」と、
 クラスの男連中で、その下校時に寄ってみてた、
 いつもの近所の小さな定食屋さんでは、全員が座れないかもしれないと、

 近くでどこかなかったかなぁと選んでみてた、
 自分も含めたほとんどの者が初めての利用だったという、
 学校からは、徒歩10分少々といった所の飲食店。

・そして、注文時に、時間がかかる事を承諾しつつの、
 それなりの昼食時間を経て、その飲食店を出てみれば、
 「おぉ〜おぉ〜強くなってきたねぇ〜」というような風模様に、
 それぞれがそれぞれの帰路についてたというようなわけなんですよね。

・まぁ〜そんなわけでして、愛宕神社参道の鳥居や石段を横目に急ぎつつ、
 地下鉄を利用してた者と、室見川にかかった橋を渡り、地下鉄室見駅へ。
・そして、天神からは、取りあえずの1人旅といった感じで、
 西鉄を利用する人たちと帰路を急ぎ、福岡駅へ。

・そんなこんなで、なかなかの込み具合だったという、急行電車に飛び乗る事ができ、
 先ずは、一安心といった中、建て替え途中だったように思う、薬院駅を通り過ぎ、
 次いで、当時、高校時代に数回降りた事のある、急行が停車する大橋駅を無事発車。

・吹き付ける風雨に、最寄駅まで大丈夫なんかなぁ〜、
 せめて朝倉街道、いや二日市まで辿り着ければなんとかなる、
 そして、続いての停車駅、その当時はまだ降りた事のなかった春日原。

・よぉ〜し、次は、下大利かぁ〜
 ようは、高校時代の頃に急行の停車駅になってたという
 急行停車駅になってから2〜3年といった下大利駅だったもので、

 前のままだったら、次は、二日市やったとになぁ〜とか思いつつ、
 乗ってた急行電車が、春日原駅に到着すると、
 扉が開く前だったんだか、なかなか閉まらなかったんだか、そんな状況での、
 この電車は、台風の影響により、春日原駅までとのアナウンス。

・そして、自身の 「えぇ〜どうしろっちゅうのぉ〜」といった、
 土地感が無いゆえのなんだかんだだとか、
 担任からの、自宅への確認電話や、大行列の公衆電話、

 そんなこんなで、数年後には、一時的に最寄り駅みたいになっっちゃってたという、
 台風下校珍道中の中の、その西鉄春日原駅での満喫具合といったものなんかは、
 取りあえず、次回から触れてみようといった感じなんですけどねぇ〜。
(2011.09.02)

●さぁ〜て、9月ですねぇ〜。
◆防災の日から連想しまして。
・まぁ〜軽い感じでの、教訓じみた体験話なんかが
 掲載内容のかなりの割合を占めてるようにも思うのですが、
 今月の最初の方は、昨年の9月に触れてみてた、

 自身の台風話と言えば、先ずこれでしょうといった、
 懐かしき、(台風下校珍道中話)といったものから始めてみましょうかねぇ〜。

・まぁ〜そんなわけでして、その時に掲載してみてた、
 下校時の台風話としての、(橋の上の、おばあちゃんボクサー)でも取りあえず。

・ようは、台風が接近してきてた時の帰宅時の事でして、
 取りあえず持っていた雨傘が、まるで意味をなさないような状況の中、
 地下鉄の室見駅へと向かうべく、室見川にかかる橋を小走りで渡っていた時の事、

 前方の、その橋の歩道上を歩く人の中に、
 しぼり袋のような手荷物の紐を、片方の肩ごしに背中にしょった、
 1人の、おばあちゃんの姿があったというわけなんですよね。

・まぁ〜自分たちが小走りをしてたもんですから、その橋を渡りきる少し手前辺りで、
 そのおばあちゃんに追い付いてたというようなわけでして、
 取りあえず、一緒に帰っていた者と、一声かけてみてた所、大丈夫そうだったもので、

 そのまま追い越し、風雨の避けられる目の前にある建物の所で、自然と立ち止まり、
 そのおばあちゃんが、近づいて来る様子といったものを、
 ちょっとばかり気にかけながら眺めてたというわけなんですよね。

・すると、横から吹き付ける、川の流れに逆行するような風に、前傾姿勢をとり、
 肩越しの、しぼり袋の紐を、両手をそろえた感じで、顎の下辺りで握り締め、
 強弱する風に、少しばかり左右に翻弄されながら、スタンスを広げ、歩いて来る光景に、

 ちょっとした心配気分はどこえやらで、くだらんイメージがわいてしまい、
 思わず笑みが零れちゃってたというような、下校時の台風の事で印象に残る、
 橋の上の、おばあちゃんボクサーというわけなんですけどね。

・まぁ〜余談を付け加えてみますと、
 この室見川沿いが、通学路だった頃の、別の台風での下校の際に、
 さっさと帰らなかったがために、
 クラスの中で自分1人だけが、すんなりとは家に帰れなかったという、

 自身の台風話と言えば、先ずこれでしょうといった、
 懐かしき、その(台風下校珍道中話)の紹介は、
 一応、次回からの予定という事で。
(2011.09.01)

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