2013年06月のコラム

●黒猫チャチャとの思い出。(続編66)
◆5月後半に掲載した内容の続きになります。
●まいっちんぐチャーコ。
・待ちに待ってた退院日の夕暮れ時、
 留守番組として、チャチャの帰宅を玄関先で迎え、
 取扱いに慣れぬまま、ちょっとした廊下をチャチャ姫行列ってな具合で、
 庶民キャットフードのカリッカリ音やら、ペチャッペチャ牛乳、
 その首元の真っ白いカラーへの、

 「ライオンの鬣は〜、首輪に合わせてヒョウがらは〜」、
  シャンプーハットみたいなのは〜」、「鬣と似たり寄ったりじゃない」などなど、
 勝手なデザイン構想なんかで久しぶりに賑わっちゃってた、
 日も暮れた時間帯の居間光景。

・ソファーの足元から、指定席を見上げてる姿に、
 「上がりたいってね〜、ほぉ〜い」と抱え上げ、
 クッションの上でくつろぐチャチャの片手でも軽く握り、
 包帯だったかテープだったか、

 チャチャからしてみりゃ〜どうだったんだかで、
 その上を親指で更に軽く撫でつつの、
 「病院じゃシートの上とか言いよったっけぇ〜」ってな、
 暫くは外に出せないといった話への、「どうする〜トイレ〜」。

・「何かに庭の砂を入れて玄関とこに置いとくしかないよねぇ〜」、
 「手頃な空き箱って何があったかねぇ〜」、
 「ああ〜植木鉢を入れてた発泡スチロールやったら使えるかもしれんなぁ〜」、
 「ああぁ〜あれやったら深さも奥行もいいかもねぇ〜」。

 「よっし、そんじゃ〜そうしよぉ〜」と、チャチャ用の簡易トイレが用意され、
 「ああ〜食後の薬とかいいとぉ〜」には、
 「今日はいいと〜明日から〜」ってな具合で、

 「トイレはここだからねぇ〜よかねぇ〜チャチャー」と伝えてみれば、
 汲み取り専用の、マンホールの蓋みたいのがすぐそばにあるコンクリート上での、
 「おいおいチャチャー、お前何もそんな所で遊びよらんちゃよかろうもん」ってな、
 いつぞやの庭でだったという、、

 不意に顔を下へ向け、いきなり始め出した、後ろへ砂をかけている様なあの動きに、
・「えぇ〜」っと言った感じでチャチャの後ろを覗き込んでみた際の、
 可愛らしいというような表現もなんなんですが、
 小さな明るい色の大ちゃんがコンクリートの上で寝っころがっちゃってたという、

 「ありゃぁ〜ここでしてしまったんねぇ〜」ってな中で繰り広げられてた、
 チャチャの本能のエチケットとでも言いましょうか、
 「あれぇ〜?、あれぇ〜?」といった、
 ちょっぴり痛々しいここ掘れニャンニャンを横目に、

 「チャチャ、ほらちょっと待てって」とか言いながら手ごろな石を慌てて捜し出し、
 コンクリート上で横になってくつろぐ、
 そのちっちゃな大ちゃんを土の地面へとお引越しさせ、

 「チャチャ、ほらこっちこっち」と誘導させてみた後の、
 「おぉ〜、おぉ〜、まだかけたりんとねチャチャー」やら、
 「もうよかろうもんチャチャー・ほら、みてんね・もう確り隠れとろうが〜」ってな、

 「チャチャー、ちょっとまて、まて、まて〜、ほら〜チャチャー」。
  ほらぁ〜チャチャ、こっちこっち」というような、エアー砂かけからの、
 心行くまでここ掘れニャンニャンで、わっさわっさと庭の土を被せちゃってた、

 それら一連のチャチャの滑稽な姿を目の前で楽しまさせてもらってたという、
 ちょっと待て〜チャチャー話なんかで一盛り上がりってな、
 「「砂こぼすなよぉ〜」と、暫し居間の片隅に置いてた簡易トイレ。

・そして、「こたつの中でおとなしく寝とかなよぉ〜」、
 「はぁい〜おやすみぃ〜」と朝を迎え、
 紙袋の、何々 チャチャ 様の、お久しぶりの登場に、
 朝食時の居間は一賑わい。

・そんなこんなで、
 襟巻きチャチャコの白いカラーの呼び方を耳にしてた際に
 一緒に耳にして、エリザベス同様のリアクションをしちゃってた事が印象に残る、
 ありゃぁ〜ガードスーツってな呼び方でよかったんでしょうか、

 お尻辺りはどんな感じだったんだかで、傷口をなめないよう着させられてた、
 手足や尻尾を通す穴があったように記憶している、
 その薄黄色のサポーターみたいな服を、
 用を足した際に、汚しちゃってたんだか、汚しそうになっちゃってたんだかで、

 チャチャが簡易トイレの砂場に上がれば、
 気付いた者が捲ってあげる事となり、
 「おぉ〜トイレねぇ〜」、「こんなもんかなぁ〜」と、お尻辺りを捲りあげてみれば、
 こちらに顔を向けて、妙な声を出すチャチャに、

 何を言ってたんだかは判りませんが、
 お前は、まいっちんぐマチコ先生かぁ〜と、
 捲り上げる度に、こっちの方が恥ずかしくなっちゃってたという、
 暫しの、まいっちんぐチャーコ連想でしたもんねぇ〜。
(2013.06.28)

●子猫とかしてた露天風呂。
◆湯煙ゆらぐへっぴり腰。
・「この竪穴式住居みたいのなんやろかぁ〜」、「ああぁ〜貸切風呂かぁ〜」、
 「にしてもけっこうな数あるみたいやなぁ〜」、
 「ってか、露天風呂どこかねぇ〜」ってな具合で、入り口辺りへと戻っての、
 「あのぉ〜すいませぇ〜ん、露天風呂ってどこですかぁ〜」。

・そんなこんなで、お店のおばちゃまに尋ねてみれば、
 「ほら〜ちょうどあそこに、人が1人おらっしゃるでしょうが〜」と、
 苦笑い交じりに見上げる、その指差す視線の先には、
 「ありゃぁ〜見られてるの判ってんですかねぇ〜」、

 「さぁ〜てどうやろかねぇ〜」ってな、
 おへそ辺りから下は隠れるような柵越しに、
 景色でも眺めながら涼んでる、裸らしきおっちゃんの姿が。

・くだらん会話でも交わして、お店を後にし、いざ露天風呂へと行ってみれば、
 「ああぁ〜地獄蒸しねぇ〜何がある〜」ってな感じで階段を上がり、
 脱衣場を出ての、濁り湯かぁ〜ってな一洗いで露天風呂に浸かってみりゃぁ〜、

 早々に涼みたくなり、柵へと近づく姿に、
 「柵の方は店のおばちゃんたちから見られるかもよぉ〜」、
 「ああぁ〜そうやったねぇ〜」ってな感じで、

・「空だけ見上げ解くってのも、なんか圧迫感があるよなぁ〜」と、
 たくましくもない上半身では、どうだぁ〜ってな事はできなかったという、
 へっぴり腰で、頭だけでも覗かせ、景色を眺めちゃってた、

 「これって何待ちの列なん」ってな列の先での、
 タンバリンだったか、ガラガラ音だったかで、賑やかな声響く、
 とろけるお目目の赤ちゃんライオンとの、
 写真撮影光景でも眺めてた事が印象に残る、

 サファリパークに寄った際に立ち寄ってみてた、
 おばちゃまたちの柵越しの視線に縮こまっちゃってたというような、
 いつぞやの、へっぴり腰露天風呂ってなわけなんですけどね。
(2013.06.26)

●セット連想。
◆未確認発光物体と、夕暮れ時の大飛翔。
・土地勘もない上に、世界遺産というものにも疎い中、
 伝えられてくる賑わいっぷりに、
 いつぞやに関わられた人から耳にしてたという、
 ふとよぎってた、地元九州国立博物館の誘致話。

・そんなこんなで、一昨日22日夕の、
 富士山と三保松原の、世界文化遺産登録だとか、
 前日23日夜の、へぇ〜そうだったんだぁ〜ってな、
 地元は雨雲に遮光されちゃってたスーパームーンってな事から、
 以前に触れてたものでも懐かしんでみちゃえば、

 当時住んでた地域の遊び場の1つの、小さなお宮、、
 その旧道を挟んだ向い側に、誰も住んでいない、かなりいたんだ昔の家があったわけで、
 探検をしに行く度に、不思議とすぐに親たちにばれてしまい、
 確り叱られてしまってたというような懐かしき光景。

・とにかく印象に残ってる事といえば、
 今で言うロフトのような2階があり、その2階へは、
 階段ではなくて、梯子がかけられてあった事だとか、

 けっこうびびっちゃってた事としては、
 恐る恐る蓋を開けてみれば、洋服入れになってたという、
 ドラキュラの寝床といったものをイメージさせるような、
 木製の、独特のフォルムおした物があった事だとか、

 数日後だったでしょうか、昼間に、近所の遊び仲間たちとどこかへ向かっている際に、
 通りすがりにあった、その誰も住んでいない、一部風通しのよい古い家の中を、
 道沿いから何気なく覗いてみてた所、

 思わず声を出して、その場から逃げ出しちゃってたというような、
 不可思議な揺れる光をみんなで目撃してしまい、
 叱られてた時以上に反省し、手を合わせて謝っちゃってたという、

 改めて思い返せば、規則的なあの揺れは、
 誰かが懐中電灯でもぶら下げてたんじゃないかといった
 時より、夏の時期の話のネタとして使っているというような小学時代。

・そんな小学時代の頃だったですねぇ〜、
 キュキュー カチャカチャとコップや器の音響く、
 帰省先での団欒タイムに、
 ナイトゲームってな感じで大賑わいしちゃってたのは。

・それもよりによって、
 最終的に逃げ込んでくれちゃってた所ってのが、
 ガラス戸全開といった食器棚

・わざわざ摘まみたいとまでは思わないものの、
 そこまでは〜といった女性群の猛追に、
 更なる油といった、おバカなゴキちゃん。

・まぁ〜プシューだったんだか、バチーンだったんだかで
 食器棚内は、興奮冷めやらぬ、
 総洗いやら大掃除になっちゃってたですもんねぇ〜。
(2013.06.24)

●ほっと一息。
◆夏至空彩る、汗かき雲。
・程良く涼める所あれば、
 ガブ飲みさせられる地域もあるやらの
 一先ずの空梅雨解消といった、地元の涼しき夏至模様。

・いつ頃の真夏に耳にしてたんだかで
 幼い子供さんが冷蔵庫の扉を開けたまま腰掛け
 あまりに気持ちよさそうに涼む姿というような、

 何かしらに掲載されてたという清涼話で、
 一盛り上がりってな事でもよぎらせつつの、
 いつぞやの冷蔵庫買替え話でも懐かしんでみちゃえば、

 確か、夕方頃だったでしょうか、
 野菜室だったか冷凍室だったかの、一番下の引き戸の閉まりが悪くなってたようで
 それを強引に押し込んでる様子に、

 引っかかってる原因があるはずだからと、
 確かめる事でも促し、いざ確認してみれば、
 内壁の一部が水ぶくれしちゃってたという

 「ここの水ぶくれがどうにかならんと、無理やろう」とか言ってたらば、
 問い合わせの電話をまたずして、その者が錐でも持ち出し
 何の知識もないままに、水抜きをしちゃってたもんですから、さぁ〜大変。

 ご想像通りの、そこら一帯水浸し〜ってな展開に、
 それなりの年数は使ってたもんで、まぁ〜買替え時期かと、
 慌てて家電屋さんへ〜ってな展開になっちゃってたんでしたよねぇ〜。
(2013.06.21)

●トーク。
◆朗読連想。
・おぉ〜盛り上がってますなぁ〜ってな、
 時より見かけて目を細めさせられちゃってたという、
 図書室での幼い子たちへの読み聞かせ。

・無理矢理出されちゃってた弁論大会なんかじゃ、
 短くても何分以上ってかぁ〜、
 何かしらを自分で書いてたにしても、
 人前で流暢に読んでられんがぁ〜と、

 笑ってもらえたらば幸いってな、
 体験話の項目をいくつか紙に書いて、
 会話じゃないしなぁ〜もつかいなぁ〜ってな具合で、

 ステージ上でくっちゃべってたらば、
 結局の所、持ち時間一杯使っちゃってたという、
 時間を知らせる金の音に、もうそんな時間。

・こんな中途半端じゃぁ〜締めのフレーズ言えんわぁ〜と、
 そもそもからしてまとまりのない、ステージ上からの世間話に、
 読んでた所はどこやったっけぇ〜とは異なる、

 あれぇ〜何かなかったっけかなぁ〜ってな、
 場繋ぎボイスでもご披露してたというような、
 ぐっだぐだの弁論発表だったでしょうか。

・高校の頃の講演なんかでは、
 6本弦のギターには見入るも、歌声や話の内容は抜けちゃってたという、
 「冷めたミルクと冷えたミルク、どちらが冷たいか」と、
 全校生徒へ向けて、感想文の中で答えるよう注文されるも、

 ひねくれたお年頃には、
 「冷えてる方が冷たいにきまっとるやんねぇ〜」やら、
 「物理的には冷えた方で、話的には冷めた方って事やろ」だとか、
 「ってかこの人数全部読むつもり〜」ってな、

 「どげん書く〜」、「どげん書こうかぁ〜」、
 体育館を出た、それぞれの教室へと戻る列から聞こえてくる、
 いざ感想文には何と書いてたんだかの、屁理屈あれこれ。

・別時期の別の人を迎えての、
 「面白い話が聞けるんやないかなぁ〜」と教員たちも楽しみにしてた感じの中で、
 予想もしてなかった展開での熱弁なんかには、

 たまたま横辺りで腰掛けてた、
 催眠術師でしょう〜ってな授業を展開する副担の、
 こそぉ〜っと解除されちゃってたという、見たなぁ〜ってな、

 カセットレコーダーの録音停止光景なんてのは、
 思わず鼻抜け良好ってな具合で、
 暫し、眠気を吹っ飛ばさせてもらっちゃってたんでしたよねぇ〜。
(2013.06.19)

●ターザンロープ。
◆リサイクルサンド。
・ありゃぁ〜小学時代だったですねぇ〜。
 フナやらハヤやらを追い掛け回してた近所のどぶ川みたいな所を、
 遊び仲間たちと、ターザンふうに渡ろうと、
 手前の土手側にある、高い位置のフェンスに紐を結び付け、

 年上のリーダー核の者が先ずは行こうと
 その1番手が取りあえずと、紐の端を腰に巻きつけて結び、
 いざ雄叫びの、「アーアアァー〜」。

・そもそもからして、
 そのままでも跳び渡ってたというような、たいした川幅じゃぁなかったもので、
 まぁ〜難無く渡りつくも、

 どうやら紐の長さに余裕がなかったようでして、
 気持ちとは裏腹に、体の方は見事な斜めってな具合で、
 ねばるも、どうしようもない姿をご披露しつつの、
 なるほどぉ〜といった、コマ送りのドボーン。

・周囲の笑い声や、当人の照れ笑いが入り乱れる中、
 ならばと2番手は、体に巻きつけず跳んでみるも、
 今度は、掴んでた所が下すぎての、
 お約束といった、渡つく前の早々のドボン。

・そんなこんなの遊び場も、よくは判らないままに、
 場所をずらして、直線的な、コンクリートの大きな溝に置き換えられ、
 そんな底をなめるような水量の大きな溝なんかじゃぁ〜、

 たまぁ〜に流されて来る蛇なんかに驚くぐらいで、
 自転車を下ろして走らせるぐらいしか遊び用がなかったという、
 当時の住まい辺りでの、川遊び。

・そんな頃だったですかねぇ〜、
 校庭の砂山の所に、丸太をふんだんに使った吊橋やら、
 2本のターザンロープが加わってたのは。

・それぞれのターザンロープに、2人で乗らないよう言われてた中、
 ならばと3人でロープにしがみついての、
 雄叫びの、「アーアアァー〜」で、
 1人がずり落ちての、擦り傷鼻たれ独演会 ってな展開に、

 話が先生の耳にも伝わり
 生徒指導の先生だったんだか誰だったんだかで、
 話をした事もない先生の所へ謝りに連れていかれ、
 畏まって頭を下げてたらば、

 ずり落ちてた者の、再びの鼻たれ独演会に呆気にとられ、
 先生も叱るに叱れなくなっっちゃってたという、
 自分たちはほっと一息ってなターザンロープ遊び。

・そんなこんなで、ふと思い出しちゃうのが、
 中学の頃の、ある授業風景ってなわけでして、
 ようは、その1階の窓の外の景色に、暇を持て余した何人かの上級生が、
 自分達新入生を笑わそうと、2階からじわじわと映り込んできてたという、

 まぁ〜憶測話なんかも含んでしまいますが、
 自習時間だったんであろう、2階のその教室の2年生が、
 ベランダにあったゴム製のホースにぶら下がって遊びたくなっちゃったようで、

 クラスの他の者にそのホースを引っ張らせ
 2人だったか3人だったかで、
 浮いた状態で一緒に手でも振って2階へと戻ってたという、
 そんな事を2度3度繰り返してたわけなんですよね。

・そんな、何やってんだかといった光景に、
 クラスの者が全員気付き、くすくすと笑い声が零れちゃってた中、
 新米教員さんの、「まあ〜」といった、なにやってんのリアクションに、

 上を見上げ、「引っぱれ引っぱれ〜」、「上げろ〜上げロ〜」、
 「それじゃ〜またなぁ〜」といった感じで、
 再び2階へと戻りかけた時の事。

・「どさっ」、「えぇぇ〜!」。
 真坂の瞬間移動に、引き上げてる人たちの手が滑ったのかと思ってたらば、
 ゴムホースその物が切れちゃってたという

 幸いにも、高さ的にたいした事がなかった段階でのダイブだったもんで
 「大丈夫ですか〜?」リアクションに、その場は、笑い声と照れ笑いですんでたという
 その後はどんな展開になってたんだかというような話だったんですよねぇ〜。
(2013.06.16)

太陽と血潮。
◆テースティング。
・耳にした沖縄の梅雨明けってな具合で、
 初献血までは、耳たぶからしか採取された事がないように思う、
 数えきれない、擦り傷、切り傷、鼻ほじりブーってな
 またの機会の、何年の頃だったんだかでの、高校時代の初献血。

・牛乳を飲んでから採血してたらば、ピンクになるんかと試したくも
 再採血はされたくないと試す事はなかったというような、
 のどが渇く前からの、まめな水分補給は当然の事ながら、

 運動後の1時間以内の蛋白質補給やら、
 飲酒後の同等量の水分補給というのも耳にしてるとは思う、
 おあつうございますねぇ〜ってな、 1つの脱水対策

・ありゃぁ〜20代前半の頃だったでしょうか、
 お盆時期に触れてた話ではありますが、
 15日昼頃に県外にある里から、当時住んでいた自宅へ帰って来てたもので、
 ならばと、地元の花火大会に行けそうな者がいないか、
 遊び仲間に電話したところ、

 里帰りしている者や旅行中の者ばかりでつかまらず、
 そこで不意に思いついたのが、
 目の前の校舎で花火が少しだけ欠けて見える微妙な位置関係に、
 1度はやってみたかったという、自宅2階の屋根からの花火観賞。

 夜になり、花火の開始時間が近づき、
 ティーシャツにタンパン姿、そして1階にあるサンダルを2階に持って上がっての、
 ビールとつまみをウエストポーチにつめ、いざ2階の屋根へ上がる事に。

 先ず、2階の部屋の窓から出て、1回の屋根へ、
 次いで窓の庇に上がり、それから2階の屋根へ、
 庇よりも2階の屋根の方が出ているもので、少し緊張しながらも、
 体を反らし、2階の屋根をつかみ、無事に上がる事に成功。

 一先ず満足するも
 ウエットティッシュを忘れたぁ〜ってな具合で、
 そのままの手でつまみは食べられず
 結局の所、ビールだけを飲む事に。

 時間となり、花火が上がり始めたのですが、ある意味でビックリ、
 2階の部屋から見える花火と、そんなに変わらなかったんですよねぇ〜。
 確か最初のうちは、ぶつぶつと独り言でもこぼしながら見ていたように思いますが、
 初めての2階屋根での花火観賞に満足しつつ、
 そして、いつのまにやら蚊にも献血され花火大会が終わる事に。

 さっさと部屋に戻らねば、見物客が家の前の道を通ると思い、
 屋根に上がった場所から急いで下りようと庇を確認。
 2階の屋根に上半身をしっかり残した状態で、屋根の端に手を置き、
 下半身をゆっくりと2階の屋根の外に垂らし、庇を足先で探る事に。

 簡単に下りれる予定だったのが、これがなかなか足先に触れないんですよねぇ〜、
 頭では、屋根の方が庇よりも出ているという事を理解していたんですが、
 どんなに足を動かしても、まったく庇を触れられないんです。

 暗いうえに屋根は瓦だし、それなりの高さと傾斜があり、
 飛び降りるには、危険だと判断してたもので、
 2階の屋根から下りたくても、下りれない状況になっちゃってた中、

 時間が経つにつれ、あせり出すやら、疲れてしまうやらで、
 なぜ2階の屋根なんかに上がってしまったんだと、ひたすら後悔。
 すると遠くの方から聞こえ出してきちゃってた、家族連れの楽しそうな声。

 非常にまずい状況ってな展開に、このままでは下りれないと、
 庇の位置を確認すべく、一旦下半身を2階の屋根へと戻し、
 屋根の端から、頭を出して覗いて見ると、
 下りようとする位置に、ちゃんと庇はあるんです。

 下りる位置に関しては、間違いない事を確認したもので、
 急ぎ、再度チャレンジするも
不思議と足先に庇を触れられないんですよねぇ〜これが。

・もたもたしているうちに、どんどん近づく家族連れの声、
 更には、様々なグループの声も加わりだし、次々と近づいて来ているような気配に、
 飛び下りる事ができぬままどんなにあせっても下りれない状況。

・そんなこんなで、見られる前に、必ず下りられると足掻いた結果、
 2階の屋根にしがみつき、足だけがもがいているような、
 何ともいえない姿を数グループの人にご披露しちゃってたという、

 あの笑い声が、それぞれのグループ内での会話によるものなのか、
 確り見られた上で、夏の良い思い出として笑われちゃってたのかは判りませんが、
 数グループが通り過ぎた後、ようやく足先に庇を触れ、
 なんとか無事に1階の屋根へ。

 くだらん思い付きから、疲労と共に腕は筋肉痛になるやら、
 蚊には献血されほうだいになるやらの、どっちがほろ酔いしちゃってたんだかってな、
 いつぞやのテースティング話なんですけどねぇ〜。
(2013.06.14)

●エピソードバザー。
◆レインパラソルと、夜空の大輪の花。
・露呈しちゃってた検証番組に人騒がせしてた頃の、
 これでもかってな、日傘検証番組に吹き出しちゃってた事でも
 ふとよぎってしまうような、お天気模様。

・ってな具合で、以前触れてた壱岐旅行でも懐かしんでみちゃいますと、
 旅行に行った中で、ずっと雨が降っていたのも、
 今のところこの時が最初で最後という、
 壱岐旅行の中では、現在のところ最後に行った時の話になるでしょうか。

・以前に何度か遊びに来てた壱岐でしたから、観光スポットは一通り見ていたもので、
 今回の壱岐での目的は海と、食事だった中迎えてたという、
 キャンセル代を支払うのがもったいなかっただけの、
 晴れの予報が雨になったわけではない、願いかなわず、予報的中ってな話なわけで、

 宿泊先は、歩いて海に行ける所にあり、
 そこのチェックインは、14時ぐらいからだったでしょうか。
 自分たちは、博多から壱岐に向かう朝1番のビーナスを利用してたもんで、
 壱岐には、チェックインの時間よりもかなり早くの到着

・晴れていれば海で時間を過ごしたりできるのですが、
 予報どうりの雨だったもので、一先ず宿泊先に行く事にしてみれば、
 当然ですが、他の旅行者も同様に考えてたようで、
 宿泊先は、チェックイン前の人たちとチェックアウト前の人たちでごった返し、
 従業員さんの方から、大広間に案内され、暫くのぼんやりタイム。

・その流れのまま別料金でしたが、そこで早めの昼食をとる事にして、
 「お勧めは」と聞いてたものの、カレーライスってな返答に、
 ウニ丼でも注文して、昼間っからウニでもたっぷり堪能してたでしょうか。

 そして昼食後、外を眺めながら、どのように過ごすか話してたらば、
 部屋の準備ができたらしく、案内される事となり、
 寝転がり、窓の外を眺めながら、まったく記憶に残っていない会話でもしてると、
 かなり雨が小降りになったようなので、海に行ってみる事に。

 初めてでしたねぇ〜、壱岐の夏の海で誰も泳いでなかったのは〜。
 1つのグループだと思いましたが、その10数人は、海岸の上のほうの岩場で、
 泳ぐ気配などなく、ビーチパラソルの中で海を眺めていたようでしたが、
 その後は、自分たちと同じような男の数人組が泳ぎに来たぐらいでしたもんね。

・雨が降る中、寂しい海水浴を終え、後は何をしようか悩みつつ、少し周辺を散策し、
 宿泊先の部屋に戻るも、夜の食事までまったく記憶に残っていないもんで、
 どうでもいい会話で暇潰しでもしてたんじゃないでしょうかね。

・さて、今回のメインイベントとなった夜の食事ですが、
 この宿泊施設では、大広間に宿泊者が全員集まっての食事だったようで、
 この時は、大広間を区切って2つの部屋の様にしてあり、
 1つの部屋はかなり大所帯の団体さん、
 もう1つの部屋に、自分たちのような少人数や、
 10数人のグループなどが集まって食事をするようでしたね。

・想像の方は容易かとは思いますが、
 縦に長く間があかないように配置されているテーブルが数列あり、
 すぐ隣にはまったく知らない人がいる状況でのディナーってな、

 食事の時間になると、それぞれのグループが、
 それぞれのタイミングで大広間に集まり、
 そして食事を始めるといった感じですかね。

 自分たちが、大広間に顔を出した時には、
 6〜7割りの宿泊者が、すでに食事を始めてたでしょうか。

 食事の席は決められているようでしたので、自分たちの席を探してみると、
 用意されてた席は、大広間のステージの方を向いていえば右端のテーブルの列で、、
 その列の中でも、ステージがすぐ横にある一番端の席。

・すぐ横の席には知らない人がおり、
 お連れさんとは、幅のあるテーブルをはさんでの食事だったという、

 特に2人組みで宿泊している者たちからしてみると、
 それぞれが相席で食事をしているようなもんでしたから、この雰囲気に慣れるまでは、
 周囲の会話もぎこちなくて、暫くはなんとなく静かな食事だったですもんね。

 お酒も進み、お腹がいっぱいになったころでしたか、
 従業員さんが宿泊客に対して、カラオケを勧める声が聞こえはじめるも、
 この大広間にいる人たちは、ほとんど知らないわけで、
 最初のうちは、ほとんどの人が断っているようでしたね。

 暫くすると、10数人ぐらいのグループの人たちがカラオケに対して動き始めたようで、
 先ずはその中の1人に歌わせようと、そのグループみんなでけしかけていたようです。
 そのグループみんなからご指名された中年の女性が、食事をしていた席のあたりで、
 十八番の歌をご披露し、カラオケの口火が切られると、

 この大広間にいる知らない者同士の集団に、ちょっとした一体感が生まれ、
 次の歌を選ぼうと、口火を切った女性と、同グループの若い女性が
 カラオケ用のモニターと、歌のタイトル番号を示した本が置いてあった
 自分たちの横に来て、自然と腰掛ける事に。

・お連れさんによれば、雨の中誰も泳いでいない海で泳いでいた時に、
 ビーチパラソルの中にいた人たちが、このグループの人たちだったようで、
 自分たちがよほど退屈しているように見えたのでしょう、
 口火を切った女性が自分たちにも歌わないかと話かけてきたんです。

・自分たちを歌わせるための勧め方というか、説得の言葉にちょっと違和感があり、
 この女性が同じグループの男性とデュエットしている間に
 若い方の女性にいろいろ聞いてみると納得。

 先ず、このグループは、自分たちと同じ福岡県からの観光客で、
 早良区か西区にある、英会話教室の外国人先生1人と生徒さんのグループだそうで、
 口火を切り、更には、デュエット真っ最中のこの女性は、幼稚園の園長先生だとの事。

 話を聞いたこの若い女性は、自分と同じ専門学校の卒業生らしく、
 初対面でもあり、あまり深く話は聞かなかったのでわかりませんが、
 お互に顔を知らないところから、4期生以降の生徒さんだったのでしょうね。

 デュエットを終えた、その園長先生が、
 チャレンジ精神のすばらしさをご講義するような感じで
 再びカラオケを勧めてくるもんで、

 自分のレパートリーは、このような状況には向いてない事を伝えるも、
 案の定、何でもいいから歌ってみる事を強く勧めてきちゃってたもんですから、
 大広間の外から聞こえてくる雨音と、
 せっかくの壱岐の海が目的だった今回の旅行をだいなしにした雨、

 そして、福岡、博多、ロックと言えば、
 カラオケで歌ってるこの歌しかないだろうということで、
 このカラオケに、この曲があるならば歌うという条件で、歌う曲名を伝えたのが、
 【ザ・モッズ】の(激しい雨が)

 おそらくこういった所のカラオケには無いだろうと思ってたらば、
 お連れさんが、あっさり見つけてしまい、
 「よかったねぇ〜、あったぜぇ〜」とにやけて言う始末。

 番号が入力され暫くすると、聞き慣れた前奏が大広間に流れ出し、
 そしてマイクを握らされ、結局の所、のりのりで歌ってしまう事に。
 ついでに「あの人にはマイクはいらん」とまで言われるほどの大音量での大熱唱。

 その後は自分と英会話教室の人たちでの、
 独占カラオケ大会となり、
 園長先生の後悔するような独り言を、右から左へ聞き流し、

 マイクのいらない大音量の自分の声が、
 すべての人の歌う曲で登場する事になってたという、
 確りご返杯させてもらってた事が印象的な旅行だったですもんねぇ〜。

・そんなこんなで、最初のころの壱岐旅行は、
 博多埠頭から2時間数十分かかるフェリーで行っていましたが、
 その後は1時間15分ぐらいだったように思う、
 ビーナスで博多と、壱岐を行き来してたわけで、

 以前、夏の夜空で鮮やかな光を輝かせるイベントを利用しての、
 ちょっとしゃれた感じでの壱岐旅行を計画し、実行してた事の方なんかも
 再び次いでとばかりに懐かしんでみちゃえば、
 実行したのは、2度目の壱岐旅行の時だったでしょうか。

・計画を思いついたのは、初めて行った壱岐旅行の帰りで、博多埠頭が徐々に近くなり、
 フェリーの中からなにげに見えた福岡タワーやドームがヒントになってたわけで、
 当時の夏には、早良区のももち浜の辺りで、花火大会が行われてたもんですから、
 この花火大会を利用した壱岐旅行を想像しちゃってたわけなんですよね。

・仲間内で2度目の壱岐旅行の話が出た際に、
 この夏の、ももち浜の花火大会の日程が1番に気になったもので確認したところ、
 土日だったか、祝日だったか、

 とにかく花火大会が休日の前だった事やら、
 うまい具合に花火大会が行われている時間帯に、
 博多から壱岐に向かうフェリーがちょうどあった事やらで、

 海で一日中遊べれば問題ないとの返答に、
 この2回目の壱岐旅行だけは、仕事帰りの夜に出発する事を計画し、
 そして実行してたんですよね。

 計画当時、船の上で大きな花火が、
 頭上に降り注ぐような感じの体験を未だした事がなかったもんですから、
 1泊2日の1日を無駄にするような計画でしたが、

 それでも、船の上で花火を見て、夜の壱岐で美味しいものなどを食べ、
 次の日の朝から、帰りの時間まで、たっぷり海で遊べればそれで満足ってな
 それなりのマリンレジャー計画。

 フェリーや、宿泊先の予約もスムーズに取れ、
 2回目の壱岐旅行での計画段階のイメージを持ちつつ、いざ壱岐旅行当日を迎え
 旅行当日の仕事も終わり、一先ずの集合場所にしていた西鉄福岡駅にむかっていると、
 ももち浜の花火大会へ向かう浴衣姿を、あちらこちらで見かける事となり、

 「むちゃくちゃ人が多くて暑苦しいのにご苦労さんやねぇ〜」
 「自分たちは、船の上から優雅に花火を楽しむんやけどねぇ〜」
 などと言葉には出しませんが、今回のプランにかなりの自己満足。

 計画段階の時、壱岐出身の者に、
 この時期にフェリーで福岡から実家に帰る際、
 花火を見た事があるのかを聞いてみれば、
 そんなことは考えた事もなく、体験はないとの返答に、

 計画はしたものの、実際のところは、フェリーの中から見える花火が
 どのような感じなのかが判らぬまま、それぞれの頭の中では、
 陸地から見る花火などとは比較にならない
 すっごい視点での花火がイメージされてたように思います。

・博多埠頭に到着し、フェリーの出港時間が近づく中、
 壱岐に向かう人たちの乗船の列に、
 自分たちも列の最後尾へと行き待期。

・暫くすると、乗船ができる時間となったようで、長い列が動き始め、
 乗船すると、一先ず進行方向の左側の席を確保し、
 売店でビールやつまみを購入し、少々興奮気味の感じでその時を待つ事に。

・期待のあまり、それぞれの顔にも自然と笑みがこぼれる中、
 時計を見るとももち浜の花火大会はすでに開始されている時間でしたが、
 風向きもあったのか、博多埠頭からは花火の音が聞こえない状況。

・いざ出港の時間となり、フェリーが動き始め、博多埠頭を跡にすると、
 さっそくビールやつまみを手にし、世間話でもしながらの、
 1泊2日の1日を無駄にしてまで体験したかった、船上での花火を待つ事に。

・それなりの時間が過ぎたころ、
 花火大会の花火だし、近づけば音や光ですぐに気がつくと思うも、、
 予想以上に時間がかかるように感じたもので、

 今この船はどのあたりなのかが気になり、ふと口にすると、
 同様に感じてたらしく、現在の位置がどこなのかが判らぬまま、
 一先ず真っ暗な海に視線が注がれ、

・「あれぇ〜 よねぇ〜」、「あれは、ちがうっちゃないとぉ〜」、
 「他の花火大会じゃないとぉ〜」、「今日、他にありよったかいなぁ〜」、
 「今日はこの近くではなかったはずやけどねぇ〜」、

 「あれぇ、福岡タワーやろぉ〜」、「そうよねぇ〜」、
 「ちがうっちゃないとぉ〜」、「横のあれ、ドームやろぉ〜」、
 「まじでぇ〜、うそやろぉ〜」、「そりゃ、ないやろぉ〜」、
 そして、見解の一致した結論が出る事に。

 どんな花火が見えていたかと言えば、
 極小さな音が【ポン、ポン】と聞こえて来る中、
 肉眼で10センチ少々の単発の花火が見えてたんです。
 陸地からはそれなりの大きさで見えている花火のように思えましたね。
 さらには、追い撃ちをかけるように、花火が遠くなっていく始末。

 それぞれの頭の中で、勝手に出来上がったイメージというものがあるわけで、
 あまりに違う結果に、計画者である自分としては、
 非常に気まずい立場になっちゃいましたもんね。

・「船会社に電話で聞いておきゃぁ〜よかったぁ〜、
  年に1回しかないタイミングの船なんだからさぁ〜、
  それぐらいの企画があるとおもったんやけどねぇ〜」。

・このようなどうしようもない独り言の後は、それぞれの鬱憤をはらすかのように、
 時間つぶしの、ビール、つまみ、トランプ、ウノ、
 当然と言えば当然なんですが、かなり熱のこもったゲームとなり、
 さいわいにも売店に行く機会にはあまり恵まれずにすみましたけどね。

・まぁ〜はりきりすぎた結果、この夜の宿泊先の記憶というのがとても曖昧な上に、
 次の日も天気は最高で、これでもかと言った感じで
 朝から夕方まで、ずっと海で遊んでたもんですから、
 マブタまで、腫れあがってしまうほどの後々辛い壱岐みやげと共に、
 福岡へ帰って来た記憶がありますもんねぇ〜。
(2013.06.12)

●ミルクとキャラメル。
◆無糖茶の滴。
・「ミルクはどうする〜」、「ブラックでいいよ」ってな具合で、
 風雨の中露店のホットコーヒーでも味わってたらば、
キャラメル風味だった事でもふとよぎる、
 100周年ですかぁ〜ってなミルクキャラメル。

・そんな感じからよぎってきちゃってたのが、
 百道浜やら、サンオイルの香り、
 ももち浜の歩行者天国ってな、砂浜の板張り通路。

・そんな具合で、海水浴話ってのもなんなんですが、
 いつぞやの海水浴シーズンの事でも再び懐かしんでみちゃえば、
 その板張り通路の一部に、休憩がてら腰掛けてた時の事。

 外国人の家族らしき3人が海水浴に来られたようで、
 自分達のすぐ横に来て場所を取り、その中の母親らしき人が、
 バスタオルを敷いて、頭を自分達の方に向けて横になり、
 くつろいでいるといった状況だったんですよね。

・それからちょっと時間が経った頃だったでしょうか、
 1歳ちょっとぐらいの女の子をつれた、日本人の親子づれが場所を探し、
 自分達のすぐ後ろへと来て、ここにしようといった感じで、
 敷物を準備されていた時の事なんです。

・その可愛らしき幼い女の子が、敷物を準備している間にチョロチョロと動き回り、
 隣で横になってた、日焼けした金髪女性の目の前に何気なく歩き寄ったもんで、
 その外国人女性が、腹這いで横になっている状態から肘をつき上半身を反らすと、
 「ハーィ」と、
 満面の笑みとハスキーボイスで、その幼い女の子に優しい感じで声をかけたんです。

・すると、その子のちょっとした沈黙のリアクションの後に、
 声をかけた外国人女性も予想すらしていなかったという感じで、
 見事な涙の大熱唱が始まってしまい、

 自分達の方を見て苦笑いしながらの、
 「オー・オーマイ ガー」と小声で連呼ってな展開に、
・とにかく、その子の母親と外国人女性の困ってしまった様子がおかしくて、
 思わず笑わさせてもらっちゃってたんでしたよねぇ〜。
(2013.06.10)

●ロッカー。
◆暖簾のスコープ。
・お前がバンドってかぁ〜と、デモテープでも聞きながら、
 立ち寄って来てた際の変貌っぷりに、一盛り上がりさせてもらってた、
 皮のベストを針鼠のようにしようと、手元は忙しそうにしてたという、
 高校は別の所だったというような、中学の頃の1人の同級。

・そんな中学の頃に耳にしてた、別の同級の者の、
 ロッカーってな響きから連想させられる、
 その校区違いの小学校話でも触れてみちゃえば、

 何年生の頃の話だったんだかで、、
 教職員のロッカー室に忍び込み、
 覗きを計って、その女性教師に御用になってたという
 何やってんだかの、吹き出し話。

・「けどさぁ〜休み時間に、誰が着替えるとか判らんやん」
 「次が体育の時間ってのを狙ってたみたいよぉ〜」、
 「へぇぇ〜」ってな、思い付きもしない話に、
 「思い付いてもやるかぁ〜普通〜」ってな具合で、

 「だいたいからして、隠れる所とかなかろうもん」、
 「空いてたロッカーの中に隠れとったげなぁ〜」、
 「ロッカーの中ぁ〜」。

・「けどさぁ〜ロッカーの中に隠れられたとしても、覗けんやろうもん」、
 「だけんが、扉を少し開けて覗きよったけんがつかまっとったい」、
 ってな浮かぶ光景に、何やってんだかと大笑いしてたわけなんですよね。

・そんなこんなで、
・砂蒸し風呂同様に、初の岩盤浴も気合を入れて堪能しすぎて
 ふらつきながら、「水〜水〜水〜」と飲み水にかぶりついちゃってた事でも、
 次いでとばかりに懐かしんでみちゃいますと、

 岩盤浴後の汗流しに入ってた、大浴場から出て、
 その脱衣所のロッカーの前で、タオル1枚でいた時の事なんです。
 自分や知り合いを含めた数人がいた中で、
 近くにあった出入り口の暖簾越しから、誰かを呼んでる女性の声が。

・そしてその声に返答してたのが、
 脱衣所の中を、すっぽんぽんでチョロチョロしてた、
 小学校低学年ぐらいの1人の男の子。

・何やら、旦那さんに用があったようでして、
 その出入り口の暖簾から、遠慮ぎみに顔を覗かせ
 「お父さんは〜」、「まだ中におるよぉ〜」、

 「ちょっと呼んできてぇ〜」、「おとうさぁ〜ん、お母さんが呼びよるよぉ〜」
 「なんねぇ〜って言いようよぉ〜」といった感じで、
 要領を得ない伝言ゲームが展開される事となり、

 その頃には、パンツぐらいは身に付けてたと思いますが、
 動こうとしないその旦那さんと、すっぽんぽんの伝言屋さんに
 たまらず、その女性が暖簾をくぐっちゃってたという、

 ようは、旦那さんに車のキーを借りようとしてたというような話でして、
 子供さんの「車の鍵ってよぉ〜」に対しての、「ロッカーの中ってよぉ〜」には、
 おいおい、旦那さぁ〜ん ってな感じだったわけで、

 なおも動こうとしないその旦那さんに、ロッカーの鍵を借り手くるように伝え、
 脱衣所に戻って来た子供さんからロッカーの鍵を渡されると、
 「すいませぇ〜ん」、「お父さんの所はどこね〜」と、
 漸く車のキーを手にしてあったという、

 雨雲に汗をかかすなり、梅干しでもくわえさせてやらねばと、
 梅というのが印象に残る、岩盤浴を得りにしてた温泉施設での、
 ふとよぎってきちゃってた、ロッカー連想なんですけどねぇ〜。
(2013.06.09)

●吊橋の戯れ。
◆ふわふわ。
・確か小学時代の半ば頃だったですかねぇ〜、
 校内の遊び場に、丸太の吊橋が追加されてたのは。
 何かしらの休み時間に、遊び仲間のいた上級生たちに誘われ、
 吊橋が加わった砂山へと行き、そのトンネルで身を隠してると
 いざ現れた、判ってた感じの上級生の女子グループ。

・「今やぁ〜よっしゃ〜ゆらせぇ〜」ってな男子上級生の声に、
 女子たちは、「キャーキャー」
 男子上級生たちはしゃがみ込んで潜り込んでの、
 おっさんかぁ〜ってな〜、青空を見上げての、「ええ〜眺めだわい」。

・そしてフルーツの名でも口にしながら、
 「逃げろぉ〜」ってな具合で翌日を迎えてみれば、
 再び誘われての繰り返しってな展開での、
 してやったり〜ってな、女子たちの防御策、体操着。

・男子上級生たちの小言が零れる中、
 当然、その上級生の女子たちとも廊下で鉢合わせする事になり、
 1人捕まり、「先生に言うけんねぇ〜」、「ゆわんでぇ〜ごめんってぇ〜」
 ってか〜2回目の時はブルマやぁん、ってな光景なんかを思い出す、
 幼き頃の戯れ話なんですけどね。
(2013.06.08)

●環境連想。
◆寝ぼけ話でも再び。
・確か小学校の半ば頃だったでしょうか、
 いつ頃の季節の事だったんだかで、
 時間帯とか、テレビや会話、いろんな物音、朝の光や、朝食の香りといった、
 朝を伝える様々な気配に目を覚まし、

 寝ていた客間の布団の中から体を起こして、
 何気に隣の茶の間へ視線を移すと、
 こたつの台の前に座ったじいちゃんが、何かしらの器の中にある、
 カットされたトマトを、歯ブラシで磨いているといった光景に出くわし、

 朝からとんでもないものを目撃してしまったと、呆然としていたという、
 いわゆる、自身の朝の眠気も吹っ飛んでしまってたというような
 帰省先のそれぞれの者が、朝から笑い声を響かせちゃってた、
 入れ歯とトマトの、お手入れ勘違い話でも懐かしんでみちゃえば、

 最後に見たのが、もう20年近くは経つんじゃないかといった、
 以前の住まいで何度か見ていた夢だったという、
 ようは、口をもぐもぐしていると、歯がポロポロと歯茎から外れ出し、
 あっという間に、全部の歯が口の中で転がっちゃってた、

 視覚的な印象はないものの、それが自前の歯といった意識はあるという、
 たくさんの丸っぽい飴玉を頬張っちゃってるような感覚の、
 目覚めの良過ぎる歯飴夢話だとか、

 日当たりの良い庭にしゃがんで、洗濯物でも眺めながら、
 夢から覚めるまで終わる事なくとぎれず出続けちゃってる大ちゃんというような、
 覗き込んでたらばどうなっちゃってたんだかで、これまた感覚だけの、
 どうでもいいような夢を見ちゃってましたもんね。

・そんなこんなで、次いでとばかりの余談でも付け加えてみちゃえば、
 これら、歯飴夢話と、トイレ夢話の見納めというのは、
 何と競演してくれちゃってたという、すっごい状況の夢だったんですよねぇ〜。

・まぁ〜夢話のレパートリーが1つ増え、
 笑い話としてさっそく利用しちゃってたような事でも触れてたようでしたが、
 ありゃりゃぁ〜、どんな夢話だったですかねぇ
 さぁっぱり思い出せなくなっちゃってますもんねぇ〜。
(2013.06.05)

●百足の歯ブラシ。
◆爽快に1つ。
・ありゃぁ〜どの頃の学生時代だったでしょうか、
 歯ブラシを新しい物と交換して間もない頃、
 気になる湿り気に、「俺のは何色でよかったよねぇ〜」と確認してたらば、
 どこからか響いてきちゃってた
 「ねぇ〜歯ブラシ、何色使いよる〜」と、笑い声。

・案の定というか何というかの返答に、
 唾液腺も、ジュワー ってな具合で、たまらず口を濯ぎまくり
 「そっちが言うかねぇ〜」ってな具合で、、
 互いに、「こっちの方がたまらんわぁ〜」とか、言ってたという、

 「って事は何色の方は使ってないわけよねぇ〜俺そっちねぇ〜」とは言うものの、
 百足の歯ブラシぶら下げてぇ〜ってな、耳馴染みのフレーズなんかも見事に浮かび、
 暫くは口の中もムズムズってな、兼用歯ブラシ、二度と御免話なんですけどねぇ〜。
(2013.06.04)

●さぁ〜て6月ですねぇ〜。
◆バインダー。
・そういやぁ〜久しくめくってないよなぁ〜ってなアルバム写真なわけでして、
 とは言っても、ダイブというか浮遊というかで、意識を傾ければ目に浮かぶ、
 その時々の状況で写真の印象もそれぞれってな、
 当初の笑い話ってのも、ある意味でそうかもねぇ〜と、
 不思議さすら浮かんでくる、時を刻むショットたち。

・はぁい チーズ ってな事からの話も、いろいろと触れてきてたように思う中、
 いい歳こいた学生の頃のくだらない話でも触れてみちゃえば、
 1人のお調子者が、被写体を笑わそうと、
 床に寝転がってのセクシーポーズで、

 カメラマンまで笑わせちゃってたという、
 アルバム写真の撮影時光景というか、
 写真上の、緩む顔の視線先光景でも
 ふとよぎってきちゃってただけなんですけどね。

・ってな具合で、
 若葉マークやら、ミルクってな事からも連想しちゃってた
 以前触れてた、少々混雑してた電車内で、
 思わず笑みが零れた話でも懐かしんでみちゃえば、

 いつ頃の事だったか、福岡市内に向かう電車内での事でして、
 少しばかり混雑していた、車両内の中央辺りで、
 吊革を片手に、ぼやぁ〜っと立ってた時の事。

・いきなり片方の肩を、キュっと握られたもので、
 「なんだぁ〜」といった感じでその肩の方を振り返ってみれば、
 自分の背中側で、背を向け立たれてあった女性の肩越しから、
 愛らしい顔を覗かせていた赤ちゃんが、たまたま目の前にあった自分の肩に、
 何となく手を伸ばしてただけだったわけでして、

 偶然背中合わせみたいになってた、その赤ちゃんを抱いてあったその子の母親と、
 隣に立ってあった、初孫だと言っておられた、若葉マークのおばあちゃん、3世代と、
 それぞれの笑みを零しつつ、ちょっとした会話でも交わしてたという、
 言うまでもなく、まだしゃべる事ができなかったその赤ちゃんとは、
 互いに、何かを一方的に言ってただけなんですけどねぇ〜。
(2013.06.01)

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