2015年05月のコラム

●坊主捲り。
◆捲るめく 熱き視線に 和歌舞えば 部屋にしみいる 百の舞う声。
・徹子の部屋も放送1万回を迎え、ギネス記録更新とも聞く27日。
 そんな中、百人一首の日とも耳にすれば、
 激しい映像浮かぶ、競技カルタとは縁遠いというかで、
 何気に〜はたかれるカルタ札側の声でもよぎらせてしまう、
 一先ずは遊ばさせてもらってた、今やルールすら思い出せない坊主捲り。

 そんなこんなで、いつぞやの路線バス内でしたか、
 絡めてみちゃうならばの〜お手付きとでもいいましょうかで、
 アナウンス前に降車ボタンを押され、
 押す気満々だったらしい幼児の、
 そんな笑えたぐずる光景でも懐かしんでみつつ、

 以前触れてた坊主絡みのものでも懐かしんでみちゃえば、
 ワァーオ、土地勘の無い人は絶対降りそこねるってぇ〜ってな、
 通り過ぎてからの、「どこどこ、通過しましたぁ〜」やら、
 2つ分の「次は何々〜」ってな再生音の事なんかがふと懐かしめちゃう、
 当時利用してたどこかの区間でたまぁ〜に遭遇しちゃってた路線ばす。

 そんな当時でも懐かしめてたのが
 小学時代だったように思う、そこの路線バスでの事でして、
 確か、午後の明るい時間帯だったでしょうか、
 ふと席を立つと、頻繁に運転手さんのそばへと行き、
 何かしらを語りかけてるおっちゃんが1人。

 そして、暫く経った頃だったでしょうか、普通じゃない様子に、
 「お客さん、あんたさっきから酒のにおいをさせとるようやが、
  もしかしたら〜よっぱらっとるなぁ〜」ってな具合で、
 運転業務に支障が出てきだしたようで、「降りてください」ってな展開となり、
 そこからがとにかく笑えてた、路線バスでの、ライブコント。

 運転手さんが、その酔っぱらいを車外へ連れ出せば、
 ドアを閉めようと運転席に座り込む前にひょいと乗り込んで来る困ったさん。
 再び降ろすも間に合わず、後部座席の男子高校生たちは大賑わい。

 運動会の定番曲でも流したくなるような、
 運転手さんと酔っぱらいとの、どんどん距離が増す、
 何とも滑稽な、よぉ〜いドンの追いかけっこでも笑いつつ、

 どうにかこうにか閉め出すと、拍手喝采に息切らし答え
 フロントガラスに張り付く酔っぱらいを
 クラクションやら、「どいてくださぁい」、

 「危ないですよぉ〜車道に出ないでくださぁい」なんかで撃退し、
 その場を後にしてたという
 いやぁ〜、当時は長閑だったですなぁ〜ってな
 懐かしき路線バス光景。

 ってなわけでして、自分たちの頃なんかは秋だったという、
 一昨日の5月25日ってのが、
 学校運動会初めってな日らしくての一絡めというかで、

 怖そうな先生達が「声をだせぇ〜」と言うよりも、
 危なそうな先輩達が圧力をかけてくる事の方が、
 自然と、その返答が早くなっちゃうという、
 体育祭やその練習中だけにしか聞けないであろう、
 生徒たちの校歌の大熱唱とか、

 応援合戦みたいな事が始まった時に、
 自分達のチームの同級生である応援団の1年生たちが、
 見事なモヒカンカットや稲妻カットをされちゃってたという、
 その不意をつかせた登場姿には確り笑わさせてもらっちゃってたというかで、

 応援合戦みたいなものが終わって、
 自分達のチームの前の所に戻って来た時には、もったいない事に、
 モヒカンや稲妻が、跡形も無く消えちゃってたんでしたよねぇ〜。
(2015.05.27)

●リサイクリング。
◆サイクリング サイクリング、ヤッホー〜ヤッホー〜。
・ありゃぁ〜高校時代でしたか、
 自転車をおニューにしてた別の学校に行ってた同級が、
 下校時の最寄の駅から、片道10数キロはあろうかといった寄り道を、
 何気に楽しんでみちゃってたらしい、
 どんだけ有り余ってるんってな光景でもふとよぎる、サイクリングの日。

 ってなわけでってな感じでもありはしませんが、
 ドイル・コナンと耳にしちゃえば、
 小学時代だったか、中学時代だったか、
 小学校低学年の頃にいただいてた、その年代の子用の、
 粗筋付き推理小説、シャーロックホーブズを、
 3年連続で題材にしちゃってたという、それも、粗筋だけで。

 まぁ〜当然と言えば当然なんですが、
 全くもって話しの内容は、覚えちゃいないというか、判っちゃいないわけで、
 よくは思い出せないながらに、ふと浮かぶのは、
 登場人物とかのイラストが、服を着た2足歩行の犬だった事でしょうかね。

 とにもかくにも、2回目3回目が同じような読書感想文にならないようにと、
 それなりに考えて書いた事が思い出される、
 改めて、当時の状況でも推理してみちゃいますと、
 主人公バージョン、助手バージョン、犯人バージョンといった感じで、
 視点なんかでも変えてみて、書いてみてたんじゃなかったでしょうかねぇ〜。

 そんなこんなで、この22日には、
 札幌市中央卸売市場で夕張メロンの初競りもあったようで、
 最高は、2玉150万円とか、
 前日21日には、海底にミステリーサークルってな、
 アマミホシゾラフグが、今年の世界の新種トップ10入りとか、
 一昨日20日には、沖縄地方の梅雨入りとかも伝えられてたようでしたねぇ〜。
(2015.05.22)

●饒舌。
◆反芻〜反芻〜。
・奄美地方が梅雨入り一番乗りとも耳にした19日。
 ってなわけで、1度触れてた事でもふとよぎる、
 ありゃぁ〜確か、地下鉄の改札辺りだったでしょうかねぇ〜。
 数枚の指名手配写真を、不意にまじまじと眺め出した同級の者が、
 「おやじぃ〜」とか言い出してくれちゃってたもんで、
 「えぇ〜」みたいなリアクションでもご披露しちゃってたらば、
 暫しの満喫タイムを経て、見事に噴き出されちゃってたという、

 そんなわけで、ある時、修学旅行はどこだったぁ〜話にでもなった時に、
 その者と、もう1人の者が、偶然にも同じ地域に行ってた事が判ると、
 時期や宿泊先、「あれお前たちねぇ〜」といった、
 ちょっとしたやんちゃエピソードなんかが、更に重なってた事なんかに、
 その2人だけが盛り上がっちゃってたというような展開だったもので、

 まぁ〜た口裏でも合わせとっちゃろう〜と、その場は適当に聞き流し
 そう言ゃぁ〜、同じ学校だったよなぁ〜といった地元の同級の者と会った際に、
 宿泊先での、中庭挟んだ、やんちゃ言葉のキャッチボールの事でも聞いてみてたらば、
 「あぁ〜どこかのクラスのもんが、向かいの建物の別の学校のもんと、
  なんかワーワーやりよったごたぁぁねぇ〜」といった具合で、

 へぇ〜あの話はほんとやったんだぁ〜と、
 その当時、改めてその偶然話でも満喫させてもらっちゃってたという、
 台風が来てる時に、わざわざ港に腰掛け、弁当を食べてみただとか
 何かしらを真似して、食事中にちゃぶ台をひっくり返した事があるだとか、
 道で鳥から糞を落とされ、勢い余って肩から顔に跳ねられちゃってた、
 そんな者のうんちゃぁ〜話でも懐かしみつつ、

 淡路島では、4月上旬辺りから発見されてたらしい、
 1度に見つかった銅鐸を鳴らす棒、舌の数も最多という、
 数十年に一度とも、重文級とも国宝級とも伝えられる、
 弥生時代の銅鐸7個、松帆銅鐸の発見とかも、
 この19日に伝えられてたようでしたねぇ〜。
(2015.05.19)

●一注ぎ。
◆時の観賞。
・地元太宰府、九州国立博物館も、
 今秋には開館10周年を迎えると聞く、
 国際博物館の日ってな18日。

 博物館系も、どこかで幾度か触れてたように思う中、
 視線浴びる展示品御一同に
 表情やら言葉を返されようもんならば、何を語られちゃうんだかで、
 様々な分野で注目を浴びる人たちの、
 報道や記事等々に声でも重ねつつ、

 大阪都構想の民意も伝えられてた前日17日には、
 G1 ヴィクトリアマイルの3連単で、
 JRA全レースでも史上2番目という、大穴馬券、
 ある種の有名馬というか、注目馬になっちゃったというような、
 何レットだったっけと何度か改めちゃってたミナレットってな、
 100円が、2070万5810円ってのも伝えられてたようでしたねぇ〜。
(2015.05.18)

●旅の日。
◆笹のつゆ 墨ずみ磨き 纏う羽。
・プロペラ機の音や「うっわぁ〜」ってな声に、洗面してた手も止まる、
 日本初開催という、レッドブル・エアレースが
 千葉で開幕したとも伝えられれば、

 トワイライトって今日からだったんだ〜というかで、
 団体専用の臨時列車として期間限定での復活という、
 へぇ〜大阪から琵琶湖一周して下関かぁ〜などなど、
 旅ってなフレーズからは列車がよぎる、
 旅の日ってな16日。

 そうは言ってもの乏しい〜旅絡みでの列車話というかで、
 もう幾つかは触れられたなぁ〜ってな沖縄レジャーでもよぎらせつつ、
 再びというか、改め直しというかで長々と。

◆ありゃぁ〜初沖縄でのシュノーケリング体験から1年といった頃に、
 沖縄へと移り住んでたらしい、金槌D君の住まいを宿にできるといった
 ちょっとしたお誘い話からの、2度目となる沖縄レジャーでしたか。

 空路からの沖縄入りをして、
 一先ずのタクシーってな流れ出、お宿訪ねて数十分。
 すでに到着してたNも出迎える中、一息つくと、
 昼食兼ねた琉球ガラス体験へと向かい、

 何となく印象に残る昼食をすませてからだったでしょうかねぇ〜、
 予約してた時間が近づき、いざ受付をすませると、
 へぇ〜ここかぁ〜、うわぁ〜いっぱいおるねぇ〜、真夏とかたまらんやろうなぁ〜
 ってな感じで工房へ。

 そのオリジナルグラス作り体験コースの列に並ぶと
 暫しの見学タイムってな具合で
 難しそうな息の吹き込み加減に、
 なんとなくの型吹きシミュレーション。

 そんな待機時なんかの、
 使い立て軍手、直接手渡しってのも印象的だった中、
 順番が回ってくれば、渡されてた紙を棒の吹き込み口に巻いて、
 いざ型吹き。

 職人さんのアドバイスに
 こんな力加減かなぁ〜ってな具合で
 そぉ〜っと吹き込めば、まったく膨らまず
 いがいとよさそうなんやなぁ〜と気合を入れれば、
 「あぁ〜もういもういぃ〜と」終了を迎えてたという、

 そして仕上げをしていただいて、後日ってな話しで後房内を出ると、
 流求ガラスの売り場へと移り、それぞれに店内を散策ってな展開で、
 財布と相談しつつの、お気に入り購入。

 作ったオリジナルグラスは後日送るからといった流れで、
 その一先ずの送り先を、D君宅にしてたという、
 そんなD君と店員さんとのやりとりをBGMに、
 買った品の送料代が、サービス範囲に入ってた事が、
 不思議な感覚をもたらしちゃってたわけなんですよねぇ〜。

 そんならグラスと一緒に送ってもらっていいぃ〜」、
 「送り先はどうしましょうか」、「あぁ〜さっきのグラスといっしょでぇ〜」。
 「あぁ〜おれもそうしよう」、「そんじゃぁ〜俺もぉ〜」。

 そんなわけで、3人分の琉球ガラス土産が
 D君宅に送りつけられる事となり
 その後話として、

 帰宅後の自分たちは、待ちぼうけってな展開となり、
 聞くも気の毒といった感じで、様々な憶測と共に聞くに聞けないまま、
 この時の琉球ガラスたちとは、お目にかかる事はなかったという、

 そして話を戻せば、
 この琉球ガラス体験の、行きがけのバス待ち時間だったのか、
 帰りがけの散策時の事だったんだかでの、
 水着は現地で購入すればいいといった感じで、
 意図的に持ってきてなかった者がいたもので、
 取りあえずお店に寄ろうという事となり、その辺りの大きなお店をチョイスし、
 とにかく行ってみてた水着売り場。

 そんな具合で、どこかにあるだろうと、店内をぶらぶら歩いてたものの、
 結局の所は、従業員さんに尋ねちゃってたというようなわけで、
 従業員さんの案内のもと、水着売り場へと辿り着けば、
 一先ずといった感じで、それぞれに眺めてみてたわけなんですよね。

 そして暫くした頃、
 「これにしようかなぁ〜」といったそのNの声に、
 どんな水着を選んだのかと見てみれば、
 マネキンが身に付けていた、「お前はロッキーかぁ〜」、
 みたいなものを指差してたというようなわけで、

 近くにいた女性従業員さんに、
 「これと同じやつはどこにありますか」みたいな事を尋ねると、
 「あぁ〜これはこの、一着しかないんですよ〜・これでよければ〜」みたいな返答に、
 取りあえずサイズが合うかどうかを確認してみようといった流れとなったわけでして、

 もともと涼しげな姿をしていたマネキンから、
 唯一身に付けていた水着というものを、見事に脱がせてしまってたもんですから、
 その初めて目にしてた、マネキンと女性従業員さんとの様子ってのには、
 思わず笑いが零れちゃってたんですよね。

 まあ〜ほんとどうでもいい余談になっちゃいますが、そのNがサイズを確認していた、
 マネキンから脱がせてしまってたその水着のデザインってのが
 星の数やラインの数は正確ではなかったようには思いますが、
 いわゆる(青地にいくつかの白星・紅白の横縞)という事だったわけで、

 ロッキーには気の毒というかの、
 貧弱なロッキーの一丁上がりってな話しで、
 水着のサイズの方もバッチリだったようで、
 更には、周囲からも適当に煽てられていたもんですから、
 とにかく気持ちよくお買い上げしちゃってたでしょうか。

 夕食でも取ろうといった時間となり、
 お金をおろすのは、まぁ〜明日でいっかぁ〜ってな具合で
 どこかの居酒屋へと案内され、豆知識なんかも味わいつつ

 このくらいの品数だったらば大丈夫かぁ〜と、
 浮いた宿代もあって、「ここは俺が出しとくわぁ〜」ってな感じでレジに残ると、
 予想もしてなかった、微妙なオーバーに、
 気まずい声で呼び戻すはめになっちゃってたという、

 そんな、知り合いの知り合い宅に宿泊しての翌日迎えた、
 そのD君の同僚さんの紹介がらみでお世話になってた、
 いわゆる今回のメインイベント、初めてのスキューバダイビング体験の朝。

 自分たちは、男だけの4人グループで1人は、泳げない者までふくまれてたという、
 その金槌のD君なんてのは、
 泳げなくても呼吸はできるといった、
 とんでもない理論で説得され
 むりやり参加させられてたという、
 改めて思い返してみても むっちゃくちゃっ。

 お客さんは40人程いたでしょうか。
 関係者がすべて船に乗り込むと、
 ダイビングスポットへ向けて出港ってな具合で、

 1人のスタッフさんからの
 「船酔いする人がいたら、酔い止めの薬をあげるよ」には、
 今から海にもぐろうとしている者が、そんな物誰も必要ないでしょうといわんばかりに
 自分たちは、「あぁ〜大丈夫です」と元気よく返答してたらば、
 もうしわけなさそうに数人が名のり出ちゃってたという、

 そんなこんなで、
 自分たちは、2階の操縦席の後ろの、半分屋根がない場所に陣取り、
 離れていく沖縄本島、新たに見えてくる島、
 青い空、青い海、水平線、波しぶきに興奮しつつ、
 様々な話で盛り上がらせてもらってたという、(D君を除いてですがね)。

 当のD君はこれから体験する事で頭がいっぱいのご様子ってなわけでして、
 おそらく、本当に海の中にもぐらなきゃいけないのだろうかと、
 自問自答してたんじゃないでしょうかね。

 そして、ダイビングスポットに到着したようで、
 船が止まり、スタッフさんがアンカーを打ち付けに海の中へ。

 自分たちは最終グループとして待期する事となり、
 他のグループの様子でも見物していると

 穏やかな海で、なんともいえない微妙な揺れがじわじわとこたえてきて、
 この感覚のその後が想像できてしまうような、ちょっとばかり危険な香りが。

 言葉が減り、きょろきょろ挙動不審となり、
 スタッフの方からは、「大丈夫」と声をかけられても、
 その時は、「大丈夫ですよ」と強気の返答。

 海に入ってしまえば大丈夫なはず、早く順番が回ってこいと、
 ひたすら気合でのりきろうとしていましたが、
 ついに、D君よりも自分の方が先にギブアップ。
 (ギブアップと言ってもまだ最終段階ではありませんけどね)。

 しかし、とうとう座っているのもきつくなり、
 自分1人だけ床によこになっての、ひたすら後悔。
 酔い止めを持ってあったスタッフさんも、すでに海の中ってな具合で、

 もし今から薬を飲めてたとしても、すぐに効き目が現れるわけでもないわけで、
 とにかく最終段階にだけはならないようにと必死の格闘。

 周囲からは、シュノーケリングを満喫する声だとか、
 水上バイクのエンジン音といった、心地よさそうなサウンドが響いてきてた中、
 一定のリズムで、自分に対しねちっこく攻撃を繰り返してくる、
 なんとも言えない微妙な揺れ。

 しまいにゃぁ〜、この穏やかな波に対してまで、もう、勘弁してくれよ〜と、
 スキューバダイビングどこへやらで、適わぬ願いまでする始末。

 そんな状況に、
 この時の前年に行ってみてた、初沖縄シュノーケリング光景の事でも思い出しつつ、
 船酔いをしてしまうと、海上には逃げ場はないことを実感することとなり、

 なさけない表情で、口をモゴモゴさせながら、
 「酔い止めのんどけばよかったぁ〜」と

 スキューバダイビングにとって、最高のコンディションであったこの日の沖縄の海に、
 極々小さな声で繰り返しささやき
 自分たちの順番を待ってたという

 そんな感じで時間は過ぎ、
 スタッフさんから、自分達に対して、
 「海に潜る前に、シュノーケリングでもしとかない」と声がかかり、
 自分を除いた仲間の3人はウエットスーツに着替えて船の後部へ。

 そうです、金槌であったD君も、自問自答の結果が出たのか、覚悟を決めたんだかで、
 とにかく海に入ることを決断したようでしたね。

 D君からすれば、初めて泳ぐ海が海岸からではないうえに、
 足などまったくとどかない深さでもあり、
 透明度が高く、足元を覗けば、先行して潜っている人達が、
 海底で小さく見えるとんでもない状況。

 ウエットスーツを着ていれば浮くという事を実体験するまでは、
 本当に溺れないのだろうかという恐怖心との格闘で、
 D君の心拍数たるや、すごい事になっていたんじゃないでしょうかね。

 今ちょっと悔まれる事といえば、
 D君が海に入り、船から手を離す瞬間の顔を見そこねてしまってたことですかね。
 恐らく、とんでもない表情をしてたんでしょうね。

 暫くすると、D君をふくめた仲間たちの笑い声が響き出し、
 シュノーケリングを満喫している様子がうかがえてた中、
 グロッキー中の自分に対して、スタッフさんの1人から、
 「寝てばっかりじゃもったいないよぉ〜、海に入ってみたら」と声をかけられ、
 確かにこのままじゃぁ〜何をしにきたのかわからないよなぁ〜といった感じになり、
 D君とはべつの意味でなさけない表情のまま、ウエットスーツを着用し、いざ海へ、

 海に入ればすこしは気分が良くなるかもとちょっと期待していたのですが、
 浅はかな考えでしたねぇ〜。
 当然ですが、船の上にいても、海の中に浮かんでいても、
 微妙な波の揺れは同じようなもので、このねちっこい攻撃からは逃れられず、
 更には、水圧という新たな刺激をも受け、ついにはフィニッシュ。

 とうとうフィニッシュをしてしまったものの、
 周囲にはシュノーケリングを満喫してる人たちだったり、
 海底にはスキューバダイビングを満喫している人たちといった具合で、
 そんな状況に、このルーちゃんをご披露できないまま
 どうしたもんかとほっぺを膨らませ、真剣に考えちゃってたという、

 何せ、この行動1つで、他のお客さんからの視線が決まるようなもの、
 災厄なのは、
 シュノーケリング中の他のお客さんの所へ、ルーちゃんが漂着してしまう事と、
 先行してるスキューバダイビング体験者が、海面に浮上してくる際なんかに、
 ピンポイントでルーちゃんの中から、ひょっこり顔を出してしまう事。

 まぁ〜これに関してはとても確率が低いでしょうが、
 そんな状況を想像してしまうと、お気の毒としか言いようがないわけで、
 やはり、船の中のトイレに行くのが間違いないかと思っていたところ、
、新たなルーちゃんが、出番を待っているような感覚に襲われ、
 間違いなくカウントダウンが始まっている事を実感。

 残された手段としては、船から離れた誰もいない所に急行するしかないと思い、
 慌てて泳ぎ出したところ、船の上で監視してあったスタッフさんの1人から、
 「あんまり船から離れないでぇ〜」と呼び止められ、
 声を出せない状況の自分としては、
 ほっぺたを膨らませたまま、手でも振って、指でOKサインで答え、

 これ以上1人で船から離れる事は難しいかなぁ〜と、
 船に背を向け、海底を確認し、覚悟を決め、
 そして、兄弟分のルーちゃん共々、
 今まで見た事もない、青く透き通った海へ開放してあげてたという、

 まぁ余談でも付け加えてみちゃえば、
 その時の青い海やルーちゃんは、とても鮮やかな色だったわけで、
 絵具のパレットを連想してしまうほどでしたが、
 海水とルーちゃんが混ざって、
 もしかしたらば、一部緑色っぽくもなってたのかなぁ〜ってな感じなんですけどね。、

 そんなわけで、熱帯魚の良い撒き餌になってたんだかどうなんだかで、
 ルーちゃんをあんな顔の近くの視点で見たのも初めてならば、
 周りの海水で間接的にかき混ぜても、
 団結力に優れ、見上げた根性で抵抗してくるもので、

 このまま自分に漂着してしまうのではないかと迫り来るルーちゃんに対して
 ちょっぴり恐怖を感じてしまっちゃってたという、
 なかなかスリリングな証拠隠滅作業となってたわけなんですよね〜。

 そんなこんなで、ルーちゃんとの格闘が一先ず終わり、
 当然口の中がとんでもない状況なわけですから、
 海水で口を濯いでみれば、信じられないぐらいパッサパサ。

 たまらず水分補給するため船へと直行すれば、
 出港前に購入していたペットボトルは、Sさんのクーラーボックスの中だったかで、
 自分の持ち物ではないために、なかなか探し出せず、違う意味で口をモゴモゴ。

 船の上でなさけない声を出しながら、「水〜水〜」とあたふたといった、
 真坂の展開に、海上での飲料水のありがたさをとっくりと経験させてもらう事に。

 その後、出港時のテンションが少しばかり復活し、
 シュノーケリングや、水上バイクなどを満喫していると、
 あっとゆうまに自分達をふくめた数グループの順番が回ってきてたという、

 そこで、去年の沖縄旅行の際に購入してみてた、
 水中での撮影が可能な防水ケースつきのデジカメを
 一緒に潜ってくれるSさんの友達の1人にお願いすると、

 「こんな物持ってるの、ダイビングは初めてなんでしょ」と少しおどろかれ、
 近くにいたSさんからは、「なまいきなぁ〜」ってな具合で、
 気持ちよく引き受けていただく事に、

 そしてここからは、自分たち4人ともに未知の世界となり、
 不安感を隠す様にそれぞれの顔にぎこちない笑みでも浮かべつつ、
 スタッフさんの介助のモト装備を装着すると、
 酸素ボンベのあまりの重さに4人ともビックリ。

 空気というイメージで酸素ボンベを背負ってたもんですから、
 4人共に、後ろにひっくり返りそうになっちゃってましたもんね。

 更には、他にも、ウエスト部分に重りのベルトを装着するのですが、
 自分たち初心者からしてみれば、海に入った瞬間、いっきに海底まで沈み、
 再びこの船に帰ってこれない気がするほどに、装備は重くかんじちゃってたという、

 そして、再度説明を受け、最終確認があり、
 担当のSさんが決めてた、もぐる順番に並び座っての待期。

 自分達の担当をしてくれてた、このダイビングインストラクターのSさんから、
 酸素ボンベでの呼吸の練習を勧められ、
 呼び方がわからないのですが、

 ボンベから出ているチューブの先端をくわえ、いざ吸ってみれば、
 思うような呼吸ができず、
 このまま海に潜っての呼吸は困難のように思えましたもんねぇ〜。

 この状況を例えるならば、加呼吸でしょうかね。
 吸う事ばかりに意識が強くいってしまい、
 肺の空気が出せていないので、吸いたくても吸えないといった感じでしょうか。
 この時ばかりは、4人ともぎこちない笑みすら消えてましたもんね。

 Sさんからアドバイスを受け、息を吐ききる事に意識していくと、
 自然に酸素が吸い込める感じとなり、4人ともぎこちない笑みが復活。
 一先ず安心ができ、ボンベ内の酸素がもったいないと、
 自然の空気でも吸いながら、今から潜る海底を見つめていると、

 「プシュー」、
 酸素ボンベでの呼吸の音が響き、ふと振り返れば、
 レッスン再開といったD君の姿が。
 結局それから実際海に潜るまでの時間ずっと練習してたようでしたけどね。

 金槌にして、始めての海、
 そしてこの1日のうちに、シュノーケリングや、
 さらには、スキューバダイビングの体験ですからね。

 ダイビングの体験お目の前に、金槌ではない自分たちでも、
 かなり心拍数が上がっている状態でしたから、
 D君の根性たるや、すごいの一言。

 「泳げなくても呼吸はできる」と、
 とんでもない理論で説得したのは自分達なんですけど、
 自分たちが金槌だったならば、まず参加してなかったんでしょうけどねぇ〜。

 さて、
 ここでのスキューバダイビング体験者が、どのように海へ潜って行くかといえば、
 船から海底へと斜めに張られたケーブルをつたい頭から潜って行く方法で、
 一列縦隊となり各個人で耳ぬきをしながらケーブルをつたい潜って行きます。

 前年に行ってみてた初沖縄での、シュノーケリング体験時なんかでは、
 ケーブルは垂直に張られてたようでしたし、
 知った方の体験話なんかでは、
 砂浜から歩いてもぐったとの事で、おもたいは、歩きづらいは、だったそうですし、
 階段ってパターンなんかもあるようでしたねぇ〜。

 そして、いざ潜り始めれば、水圧で鼓膜が痛くなるようなわけで、
 自分たち初心者などは、
 鼻をつまみ耳から空気を出すイメージで耳ぬきをやってましたが、
 慣れたダイバーならば、あごを動かすだけで耳ぬきができるとか。

 ◆耳ぬきがうまくいかない時は絶対先には進まない事が大前提。
 ◆自分で無理と判断したなら、合図でインストラクターに知らせ、
  インストラクターと共に海上へ浮上。
 ◆時よりインストラクターが体験者を止めて問題がないかの確認の合図を行い、
  体験者は決められた合図で答えそしてさらに潜るといった事を繰り返し海底へ。
 ◆決められた合図で答えなければ危険とみなされその時点で終了。
 →詳細な事は忘れてしまいましたが、簡単に説明するとこんな感じだったですかね。

 自分達最終グループの担当をされるインストラクターの方たちも配置が完了し、
 いよいよ今回の沖縄旅行のメインイベントがカウントダウンの段階へ。

 「それじゃぁ〜、そろそろ行こうか〜」。
 今回の沖縄旅行のメインイベント開始を伝える声がSさんから放たれ、
 先頭が自分、2番手がD君、次にE、最後にN、
 順次、「プシュー・プシュー」と酸素ボンベでの呼吸音を響かせながら、
 次々と海の中へ。

 スキューバダイビング体験を計画した当初の、
 ただ楽しめそうな期待感など完全に消えうせ、
 なんの余裕もない状態で、誘導されるままにケーブルをつかみいざ海底へ。

 いざ潜り始めてみれば、いきなり問題発生。
 ケーブルの傾斜に沿って、なかなか思う様に体がしずまないという、
 気持ちだけは潜ろうとしているもので、海底に斜めに延びたそのケーブルってのを、
 一生懸命に手繰ってはみるものの、
 体の方は、潜る事を拒否するかのように、海面を水平移動するしまつ。

 海面から手が届く所のケーブルまでしか掴めないわけですから、
 当然、それより先には進めず、
 あたふたしながらの進路妨害。

 なぜ潜れないのかを、理解ができずにあたふたしている様子でも説明するならば、
 手の届かない物を一生懸命掴もうとする動きに加えての、
 この状況を早急に脱出したい気持ちが前面にでた、
 海底に向かって会釈どころではない激しいお辞儀の連発。
 沖縄の海に対して、かなり違う意味での心のこもった挨拶を、
 たっぷりとさせてもらっちゃってたというような感じでしょうか。

 自分のことながら、その時の一生懸命潜ろうとする姿ってのは、
 かなり恥ずかしいというか、笑えるというかで、
 そんな状況を、改めて思い返すと、理由は簡単。

 足が海底の方を向き、イメージとして、
 仮名文字の【へ】の様な姿であたふたしていたもので、
 潜ろうと足を動かせば動かすほど、海底ではなく海面へ浮上する結果に。

 自分では、ケーブルに沿ってそれなりの姿勢のつもりでしたが、
 かなりのへっぴり腰だったというわけなんです。

 いきなりSさんの手を煩わす事となっちゃいましたが、へっぴり腰の姿勢を矯正され、
 なんとか海底に延びたケーブルに沿って進むことが可能となり、
 少しづつ海底が近くなっていく事を実感。

 とても不思議な感覚でしたが、
 海中のほうが海上より酸素ボンベでの呼吸が違和感なくできるもので、
 そのため不安感が消し飛んでしまい、この先楽しめそうな感じが復活。

 当然潜り続けていくと、水圧の影響が出始め、
 耳の中に痛みに近い症状が現れてきたため、
 一先ずその場で止まり、片手で鼻をつまんでの耳ぬきタイム。

 いがいとスムーズに耳ぬきができ、耳の中の痛みが消失したため、
 ながながと進路妨害することなく再び海底へ。

 なにげなく振り向き、後方に視線を移してみれば、
 それぞれに耳ぬきをしてる姿が。
 D君も順調な様子。

 ある深さの所でSさんから止まるよう合図があり待期していると、
 後方の初心者集団が順次到着し、
 それぞれの表情がわかるぐらいに接近した状態になったもので、

 いかに自分が余裕があるかをアピールするかのように、
 お互いに手振り、身振りで相手の状況を確認。
 まったく、初心者のくせして、偉そうに調子にのってますよね〜。

 程なくすると、Sさんがそれぞれに、
 【耳は大丈夫か】、【問題はないか】といった合図で確認をとってきたので
 初心者一同、それぞれに力強く【OK】サインでの御返答。

 再びそれぞれのペースで初心者一同が一列縦隊となり、
 海底を目指し潜り始めると、1人のインストラクターさんが、
 ケーブルの最終地点である海底まで、
 あっとゆうまに潜ってしまい、こちらを見上げての、なんじゃろか待期。

 よく見れば、デジカメをあずけた方だったわけで、
 自分たち初心者一同がケーブルを手繰り、海面から潜って来る姿を撮影しようと、
 デジカメを構えてあったようでしたね。

 そんなこんなで、
 時より鼻をつまみながらも順次無事に海底に到着することができ、
 当然、すべてが新鮮な感覚なわけで、
 自分などは、初めての視点から見る様々な景色にただただ感動。

 さらさらとした白い砂、明るい茶色系の岩、
 青く透き通った海水、海面よりふりそそぐ太陽の光、
 特に今でも記憶に鮮やかな映像は、海面を見上げた時の景色でしょうか。
 海面がとても広く高く見え、空のように感じ、
 そこから来たことが不思議な感覚だったですもんね。

 そして、余計な想像をも次いでにしちゃってたという、
 遠くからサメが近づいてくるような映像を。
 船の上でSさんにサメが現れたりしないのかを質問していたのですが、
 「絶対大丈夫」と返答されてもですねぇ〜、

 初心者の感覚からしてみれば、動物園のように柵があるわけではない海ですから、
 想像してしまうと、ちょっとばかり怖かったですが、
 そんな事は早々に忘れてしまうほどに、
 すばらしい景色や体験が待っていたわけなんですけどね。

 まぁ〜そんなこんなで、
 初心者一同、無事に海底まで辿りつくことができ、一先ず待期していると、
 再びSさんから、問題はないかといった確認の合図があり、
 OKサインをびしっと決めれば、

 続いて持参していたデジカメで、初心者一同揃っての記念撮影でもしてもらい、
 いよいよ、インストラクターさんの誘導のもと、
 このポイントでの体験コースに向け、いざ出発。

 今まで一生懸命掴んでいたケーブルから手を離し、
 それぞれに、担当のインストラクターさんの後に続き、
 ぎこちない動きを見せながらも、順次泳ぎ始めると、
 いがいとスムーズに泳げたもので、自分などは、海面でのあたふたしていた姿が、
 まるで他人の事のように、完全にリラックスモード。

 最初に誘導されていった先には、緑色をしたサンゴが広がっていましたが、
 サンゴといえば、赤色や黄色などのカラフルなイメージがあったもので、
 正直最初は、サンゴとは思えなかったというようなわけで、

 更には、海上でのルーちゃんによる撒き餌の効果及ばず、
 数は、あまりいなかったようでしたが、
 時より、白黒の縞模様の熱帯魚が人を恐れず近づいてくる姿には、
 スキューバダイビングなんだなぁ〜ってな具合で、
 暫し戯れてみてたりだとか、

 ある砂地なんかでは、
 まったく動きの見られない顔よりも大きな生物との遭遇に、
 インストラクターさんから触ることを進められ、
 初心者一同から指でつつかれ、ひっくり返され、
 いいように遊ばれてましたが、

 後から聞けば、ナマコだったとの事で、
 知っている大きさや固さとは別物のナマコに、
 「へぇぇ〜」とか言ってたでしょうか。

 そんなこんなで、程なくした頃、
 SさんがD君を捕まえ、何かを伝えると、
 2人揃って自分達に手を振ってきたもので、
 意味がわからなかったものの手を振って返すと、
 2人は徐々に浮上しながら今来た方向へ。

 そんな光景に、どこに行くのかなぁ〜ぐらいの感覚で、
 自分たちは、そのまま海底を見たり、触ったり、記念撮影などをし、
 予定のコースを誘導されていると、いつのまにやらSさんは合流してたという、

 その後話なんかによれば、
 D君のボンベ内の空気がなくなりかけてたそうで、
 早々に、スキューバダイビング体験終了を迎えるはめになっちゃってたという、
 たっぷり練習してた、潜る前からの、ボンベ呼吸の成果ってのが、
 違う意味ででちゃってたようでしたね。

 思い返してみれば、
 インストラクターさんたちと、初心者一同とでは、
 呼吸の際の空気の泡の量が、まるで違ってたというようなわけで、
 スキューバダイビング体験終了ごの船の上で、
 デジカメの画像を確認してると、
 初心者一同の顔の周囲は泡だらけ。

 そういやぁ〜、初心者何人かで撮影するさいなんかに、インストラクターさんたちが、
 何度もカウントダウンのようなものをやりなおしていたですが、
 写真をとるから、息を吐くな〜という意味だったわけなんですよね。

 Sさんに聞いてみれば、
 何人かで並んでいる所を撮影しようとデジカメを向けても、
 誰かが息を吐いてしまうので、
 何度もカウントダウンをしたが伝わらなかったと、笑われちゃってたという、

 始めて海に潜ったのに呼吸を止めるなど考えもしなかったというかで、
 後から触れる、Eを除いた他の初心者一同も、
 おそらく同じような感じで呼吸してたんじゃないでしょうかね。

 その後も、D君を除いた初心者一同のスキューバダイビング体験は、
 順調に進んでたのですが、1つやらかしちゃってたのが、
 前方の海底で、足をこちらに向けたNらしき姿に、
 そっと近づき、挨拶代わりに両太腿をいきなりわし掴みしてみてた所、
 ボンベの影から出てきた顔が、Nではなく、別のグループの女性だったという、
 お互いにビックリ。

 帰りの船なんかでは、
 「潜ったら船の上とは別人のようにあばれだしたねぇ〜」などと、
 暫くSさんから、からかわれるはめになっちゃいましたもんね。

 まぁ〜そんな事はさておき、
 初心者一同、時間が過ぎるのを忘れ、沖縄の海底を満喫していましたが、
 当然、自分たちも、この海底とおわかれしなければならない事を、
 インストラクターさんから伝えられ、
 その後順次D君同様に船に向け浮上をし、
 スキューバダイビング初体験が終了することとなったわけなんですが、

 自分などは、海面への浮上を伝えられると、
 「もお終わり」と思ってしまったのが実感ですから、
 D君からすれば、潜ってナマコと記念撮影しSさんから強制連行、
 本当に、あっとゆうまに感じてた事でしょうね〜。

 初心者一同が、潜る前の船の上で注意されてた事ですが、
 海底から浮上する際に、海面へ、いっきに垂直浮上しないように言われてましたが、
 いざ船に向かって誘導されていると、何度かそれ以上急に浮上するなといった具合で、
 脇を抱えられちゃってたという、

 誘導とゆうよりは、連行ってな感じで、
 潜る時には苦労したのに、海底が遠くなっていくのはあっとゆうま。
 程なくすると、前方に船の後部が小さく見え始め、
 更に近づくと海底へ延びたケーブルも確認。

 なにげなく、ケーブルの最終地点である海底に視線が行き、
 海の中から海面であたふたしている自分の姿や、
 初心者一同が一列縦隊となって、海底を目指している光景などでも想像しつつ、
 船後部の海面に浮上し、スキューバダイビング初体験が終了。

 早い段階で手を振る事となってたD君が出迎える中、
 船に上がり、ウエットスーツを脱ぎ、船上の一角に座り込むと、
 海の中で言葉にできなかった事でも確かめるかのように、
 撮影してもらったデジカメの画像を見ながら会話をはずませてみれば、
 耳を疑うEの一言も加わってたという、

 当時その船の上で当人が言っていた耳の状況というものが、
 「今は痛みは無いけど、耳の中に水が入ったままのような感じで聞こえが悪い」
 というような内容だったもので、
 海に潜っていた時の事が当然気になってしまい、

 なんが耳ぬきOKやろねぇ〜とか思いつつも、
 周囲を気にする、こやつの性格だったらありうるかぁ〜といった感じで
 いろいろと聞いてみたところ、

 耳の中は痛いは、
 背負っているボンベの空気を吸えば、歯までしみるは、といった感じで、
 目を潤ませながらの、刺激的かつ飽きれた、
 スキューバ初体験なるものを味わっていたようなんですよね。

 当然の如く、視界の方も確りとぼやけてしまっていたわけですから、
 海の中の話になると、
 「途中からはぼやけてよく見えんかった」と苦笑いしてましたもんね。

 そんなこんなでの〜間もなくというか、暫くというかで、
 困ったことに、じわじわと怪しい感じが復活してきちゃってたという、
・ようは、沖縄本島の港に向けて船が動き出すまでは、
 アンカーで固定された状態なわけですから、
 この時間というのは、再び穏やかな揺れを感じることになっちゃうんですよね。

 そんな具合で、 船に上がってからですが、
 海底では、まったくこの揺れを感じなかった事に気がつきましたが、
 この日に関して言えば
 この微妙な揺れの感覚とはとことん相性がわるかったですもんねぇ〜。

 なんとか気をまぎらわせていると、船が走り出し微妙な揺れから開放され、
 その後は、ビール片手に快適な時間を過ごす事ができましたが、
 潜る前のグロッキー状態の自分を知る周囲からは、
 船が走り出せば、大丈夫と言っても、なかなか信じないんですよね。

 結局一通りの人から、入れ代わり立代わり、同じような言葉で、
 船に酔う前に、酒に酔ってしまえと、おちょくられる事に。

 暫くすると、海の深さなのか、水質なのかは判りませんが
 沖縄本島がちかづいていることを知らせるかのように海の色が変化しだし、
 そして、沖縄本当が見え始め、
 那覇空港に着陸しようとしている航空機でも眺めながら港へ着岸。

 夜はSさんの店に集まることとなり、場所と時間を聞き、
 一先ずSさんたちと別れ、宿泊先に帰り順次シャワーを浴び寝転がっていると、
 さすがに疲れたらしく、あっとゆうまに静かになっちゃいましたね。

 夕方になり、ぼちぼち寝るのにあきたころ、「今、何時」「そろそろ準備しようか」
 などの声が出始め、4人とも一先ず体を起こし、だらだらと準備。

 軽く何か食べてからSさんの店に来るように言われてたもので、
 おつまみぐらいしか無いのだろうと、4人ともあまりお腹は減ってませんでしたが、
 旅行先で飲食店が利用できなかったら味気ないということで、
 適当に探し、軽く食べてから行くことに。

 そんな、空腹ではなかった状態に、何を食べるかがなかなか決まらず、
 国際通りや、その近辺の飲食店の前をぶらぶらしつつ、
 どこかの店に入ったのですが、何を食べてたんだかで、
 この店で自分の胃がかなりグロッキー状態という事を知り、

 店を出た後は食べ物はノーサンキューといった感じで、
 Sさんの店に集まる時間が近づき、国際通り沿いの目印を探しながら歩いていると、
 ついにSさんの店を発見。

 入り口は狭く怪しい雰囲気でしたが、
 店の中に入れば、
 カウンター越しの大きな窓に写る、通り沿いのイルミネーションってのが
 印象に残ってるといった所でしょうか。

 まぁ〜そんな店内も、
 船でお世話になったSさんの友人たちがすでに集まっており、
 かなり賑やかな状態だったわけで、
 この日のスキューバダイビング体験関係者の貸切となった店内は、

 共通の話題があった事と、
 Sさんの友人たちも、久しぶりに沖縄に集まってた事もあってか、
 とにかく盛り上がってましたもんね。

 そんな中で、暫くすると、
 自分達に気をつかってくれたSさんが、
 ダイビング中に捕まえてたタコを使ってのサプライズってなわけで

 自分達が喜んで食べる姿を期待するSさんの顔と、
 大量な上に、1つ1つがビッグなタコ焼きを見ていると
 本当に、【ノーサンキュー】でしたが、食べないわけにはいかない雰囲気。

 他の3人は大丈夫だろうと顔を見れば、みんな揃っての苦笑い。
 そして、自分は味見程度でいいから、
 誰かがたいらげてくれ〜といった感じで譲り合う事に。

 一先ず何個かは食べねばと、ビッグなタコ焼きをほおばってみるも、
 あまりのタコの大きさと歯ごたえに、更なる苦笑い。
 おいしかったのですが、なかなか飲み込めず、1個食べるのに一苦労。

 満腹状態で、飲み込むのに苦労してしまうようなこのタコ焼きが、
 そんなに食べれるはずもなく、4人ともあっとゆうまにギブアップ。

 Sさんの友人たちに勧めても、
 「食べてきたから」や、「遠慮しないで食べてしまっていいよ」などの返答のみで、
 食べる気はまったくなし。

 熱々のタコ焼きも放置され、みごとに冷えてしまう事となり、
 がっかりするSさんと共に、カウンターの奥へ。
 ちょっとしたサプライズが予想外の結果になっちゃってましたもんね。

 そんなこんなで、
 暫くは、アルコールをちびちび飲みながら、いろんな話題で盛り上がりつつ、
 沖縄の夜を満喫し、お宿への帰路についてたという展開だったでしょうか。

 そして朝を迎え、国際どおり辺りだったかで、帰路がてらの散策でもしてみれば、
  飲みすぎてたんだかで、Nは朝からお腹を下してての、ベンキとお友だち、
 Eは、鼓膜がてらの、どアホーエピソードってなわけでして、

 自分たちよりも早い便だった、帰路先の異なるNを喫茶店で見送り、
 見送りに行ってたD君が戻ってくれば、暫しその辺りをぶらぶらしての、
 自分たちの飛行機の時間も近づき、また今度〜ってな感じで、
 2度目となる沖縄を後にしてたでしょうか。

 そんな飛行機内というか、離陸してちょっとした時の事だったでしょうか、
 「あぁ〜耳が治った」ってなEの一言に、「へぇ〜」。
 どうやら、高度が上がり気圧が下がったもので、
 水圧で傷めてしまった鼓膜にとっては、
 偶然にも良い感じだったようなんですよね。

 まあ〜ご想像道理、福岡空港に到着した時には、
 耳の症状も見事に復活しちゃってたそうでして、
 福岡に帰ってきてから耳鼻科にもちゃんと受診し、
 確りと治ったという話でもありますから、、
 教訓がてらの笑い話として付け加えてみときますと、

 自宅へと帰り、スキューバダイビング中に取ったデジカメの写真の中から、
 そのEが写っているものを探し出し、顔を拡大しながら確認してみると、
 ほんとに目を潤ませてたもんですから、
 何やってんだかと思わず笑ってしまってたという、

 とにもかくにも、当然といった感じで、顔をどアップさせた写真をプリントし、
 記念写真の中の1枚として、そのEに手渡した事は言うまでもないという、
 あれから10数年ってな、初めてのスキューバダイビング体験兼ねた、
 2度目の沖縄旅行だったでしょうかねぇ〜。
(2015.05.16)

●夢現。
◆爽快に1つ。
 季節とでもいうかで、ぼけぇ〜っともしたくなる、
 朝方にかけての涼しさどこへやらの、台風一過とも耳にする13日。
 そうは言ってもの、寝惚けられてちゃぁ〜困るというかで、
 別時期に触れてみてた、目覚めよろしき洗面タイム話でも絡ませてみちゃえば、

 確か〜小学校の半ば頃だったでしょうか、
 いつ頃の季節の事だったんだかで、
 時間帯とか、テレビや会話、いろんな物音、朝の光や、朝食の香りといった、
 朝を伝える様々な気配に目を覚まし、

 寝ていた客間の布団の中から体を起こして、
 何気に隣の茶の間へ視線を移すと、
 こたつの台の前に座ったじいちゃんが、何かしらの器の中にある、
 カットされたトマトを、歯ブラシで磨いているといった光景に出くわし、

 朝からとんでもないものを目撃してしまったと、呆然としていたという、
 いわゆる、自身の朝の眠気も吹っ飛んでしまってたというような
 帰省先のそれぞれの者が、朝から笑い声を響かせちゃってた、
 入れ歯とトマトの、お手入れ勘違い話でも懐かしんでみちゃえば、

 こちらはそんな頃からの数年後でしたかねぇ〜、
 「あらぁ〜歯ブラシだけ入れて、歯磨き粉持って来るの忘れたぁ〜」といった
 親類一同の洗面タイムに、
 おばちゃんの「私んと使っていいよぉ〜」で、
 家の者たちの「鏡んとこにあるやつ」ってな引き継ぎ洗面。

 歯ブラシを手にして、あぁ〜これねぇ〜と拝借し、
 口に含んで間も無くの、なんじゃぁ〜この味ぃ〜、
 「ウエッ〜」、「オエッ〜」、すっげぇなこれぇ〜、
 ようこんな味ので磨ききるよなぁ〜、
 あれも平気な顔しとったしなぁ〜と取りあえず磨き上げ

 耳打ち兼ねて次の者へと伝えてたらば、
 たまに耳にする、誰かの洗顔料ってな落ちを、
 自分もその時に1度だけやらかしちゃってた事があったという、

 「あんたもしかして、この洗顔で磨いたろう〜」、
 「鏡の前のってそれしかなかったやん」、
 「普通〜すぐに気づかんかねぇ〜」と、
 親類一同〜一吹き出し。

 とにもかくにも、磨ききっちゃってた事もあってか、
 暫くは、どんだけ口を濯いでも、
 吐息は洗顔〜ってな事になっちゃってたという、

 そして続くは、
 ありゃぁ〜どの頃の学生時代だったでしょうか、
 歯ブラシを新しい物と交換して間もない頃、
 気になる湿り気に、「俺のは何色でよかったよねぇ〜」と確認してたらば、
 どこからか響いてきちゃってた
 「ねぇ〜歯ブラシ、何色使いよる〜」と、笑い声。

 案の定というか何というかの返答に、
 唾液腺も、ジュワー〜ってな具合で、たまらず口を濯ぎまくり
 「そっちが言うかねぇ〜」ってな感じで、
 互いに、「こっちの方がたまらんわぁ〜」とか、言ってたという、

 「って事は何色の方は使ってないわけよねぇ〜俺そっちねぇ〜」とは言うものの、
 百足の歯ブラシぶら下げてぇ〜ってな、耳馴染みのフレーズなんかも見事に浮かび、
 暫くは口の中もムズムズってな、
 兼用歯ブラシ、二度と御免話なんてのもあったりやらでの、

 最後に見たのが、もう20年近くは経つんじゃないかといった、
 以前の住まいで何度か見ていた夢だったという、
 ようは、口をもぐもぐしていると、歯がポロポロと歯茎から外れ出し、
 あっという間に、全部の歯が口の中で転がっちゃってた、

 視覚的な印象はないものの、それが自前の歯といった意識はあるという、
 たくさんの飴玉っぽいものを頬張っちゃってるような感覚の、
 目覚めの良過ぎる歯飴夢話だとか、

 日当たりの良い庭にしゃがんで、洗濯物でも眺めながら、
 夢から覚めるまで終わる事なくとぎれず出続けちゃってる大ちゃんというような、
 覗き込んでたらばどうなっちゃってたんだかで、これまた感覚だけの、
 何といいましょうかの夢を見ちゃってたりもしてましたもんね〜。

 そんなこんなで、次いでとばかりの余談でも付け加えてみちゃえば、
 これら、歯飴夢話と、トイレ夢話の見納めというのは、
 何と競演してくれちゃってたという、すっごい状況の夢だったんですよねぇ〜。

 ってなわけで、本日13日には、
 ドリームジャンボの発売も始まったようですし、
 前日だったかには、芸術品に疎い者からすれば、
 ピカソの(アルジェの女たち)と耳にしても絵は浮かばぬ、
約215億円という、史上最高の落札額ってのも伝えられてたようでしたねぇ〜。
(2015.05.13)

●シュッ ワアー。
◆懐かしきショット。
・確か、50円ぐらいだったでしょうかねぇ〜、
 瓶を返せば、いくらかもどってきてたように思う、
 価格に関しては曖昧な記憶というような、お初炭酸話でして、

 小学低学年頃でしたか、
 のどの渇きを感じたある時に、この前飲んでみたという近所の遊び仲間と、
 駄菓子等ではよく利用してた近くの小さな駄菓子屋さんへと行き、
 その店の前で一息に飲んでみてたところ、

 爽快なのど越しや、げっぷじゃぁ〜なかったというかで、
 刺激的な印象に、胃もビックリといった感じだったんでしょう、
 飲み終えた途端に、その飲みたての炭酸飲料で、
 水撒きならぬ、炭酸撒きをご披露しちゃってたという、
 可愛らしかった頃の話でも懐かしんでみちゃえば、

 幼きころの帰省時お出かけ先なんかじゃ、
 暇潰しがてらの好奇心が涌いてしまい、
 店内のあるフロアーに置かれてた、
 1台のモニターに映し出されている、その場所がどこかといった感じで、
 競うような感じで、その辺りをうろちょろし、いざその場所の見当がつけば、
 確認がてらモニターを見にいった者なんかへ手でも振って、
 カメラ視線でも微調整してたというようなわけでして、

 その後、モニター前から戻って来た者を含めての、
 ただの天井にしか見えない、防犯カメラ、ぼけぇ〜っと観賞光景が、
 当然といった感じで、そのモニターに映し出される事となり、
 たまたまそのモニターを目にした、自分たちを捜してた身内の者から、
 恥ずかしそうに声をかけられ、笑い話にされちゃってたでしょうか。

 そんな中の1人というかで、目を離せば度々どこへやら〜ってな者なんかは、
 思わず笑み浮かぶ、「あれには紐がいった」といった具合いで、
 アナウンスに呼び出され、いざ伺えば、親の方が迷子になっちゃったという、
 いただいた何かを食べながら、ニコニコして待ってたらしい、
 あやつらしいというかの話にも、吹き出させてもらっちゃってたですもんねぇ〜。
(2015.05.08)

●背比べ。
◆おもちゃのちゃちゃちゃ。
・ゴールデンウイークのUターンラッシュがピークを迎えたとも耳にする、
 5月5日の子供の日。
 前日4日には、世界文化遺産登録に向けて勧告が伝えられてたという、
 8県11市に関わる明治日本の産業革命遺産だとか、
 世界中でこれほど注目されるお名前というのもそうはないように思う、
 英王女の名も伝えられれば、

 我が子の名に、かなりの日数を費やしたとも耳にしてる、
 テーブルの上の物をひっくり返すのもお手の物ってな、
 伝い歩き話やら、
 顔にはまだ浴びてないんだかでの、
 敷物洗濯日和話でも楽しませてもらえば、

 「着せ替えはまだちょっと無理なんよねぇ〜」といった具合で、
 その着せ替え人形を夢中でお披露目してきてた幼い子が、
 お気に入りの男性アイドルがテレビに映ると
 着せ替え人形どこえやらで、画面に夢中になっちゃってたという
 幼いんだか、おませちゃんなんだか といった笑えた光景よみがえる、
 もう何年生になるのかぁ〜やら、

 祝いの品ってのも難しいんやなぁ
 ってな事でも改めて懐かしんでみつつの、
 季節は異なる、幼き頃の広告にらめっこってなものでも絡ませてみちゃえば、

 ようは、自身の記憶に残っているのは1回だけといった、
 電話越しのサンタさんにお願い事をしているといった光景というものを
 おもちゃ絡みでの笑い話ネタにされちゃってるという、
 なんとも可愛らしい話というわけでして、

 その当時、「お願いは1つだけ」と渡されてた数枚のおもちゃの広告を、
 穴があくぐらい眺めてたらしい事を聞かされるも、
 「ほら、サンタさんよ〜」と呼ばれてた、」
 黒いダイヤル電話越しの、帰宅途中のサンタさんに、
 今となっては、全く思い出す事のできない何かしらを、
 一生懸命お願いしてるといった光景だけが、印象に残ってるというわけなんですよね。

 そんな数年後のお願い事なんかで笑い話になってるのが、
 確りと元を取るぐらいに遊ばせてもらってたというレゴブロックというわけでして、
 値段も確認せずに、適当な大きさの箱をレジに持って行き、
 引っ込みがつかなくなってしまい、
 「真坂、こげんするとは、おもわんやったぁ〜」と、
 大まかな金額まで聞かされちゃってた事やら、

 おもちゃを1つだけ選んでいいと言われるも、いざ選んでみれば、
 「これはすぐに壊してしまうだろうから、こっちにしろ」と
 あっさりと選びなおされてしまっちゃってたという、
 なんだかんだで、関連したキーワードが話題になってしまうと、
 断片的な当時の光景が話のネタになっちゃってるというわけなんですよねぇ〜。
(2015.05.05)

●5月ですねぇ〜。
◆サーキット。
・数キロでも避けたくなる中、45キロげなぁ〜ってな、
 耳にする高速道路等々の渋滞予測や、
 暑さに慣れぬ五月晴れというかの、
 クールビズ光景も伝えられてた5月の初日。

 そんなこんなで、乳児時代の自分も、見事にやらかしちゃってたと聞く、
 新幹線の指定席を無駄にしちゃってたらしい、大はしゃぎ ってな具合で、
 以前300系が停車しない駅へ行く際に
 利用してみてたのが、6両編成の100系だったんでしょうかねぇ〜。

 ようは、今は無き、あるサーキットへ、レースを見に行こうと、
 取りあえずといった時刻の、早朝の博多駅の階段を駆け上がり、
 背後というかには300系が停車中といった、
 ホームに上がるも見当たらぬ各駅停車の新幹線に、

 「あれぇ〜ホームを間違えたっちゃない」、
 「まだ来てないって事かねぇ〜」、
 「でもベルは鳴りよったしねぇ〜」、

 「何時よねぇ〜」、
 「別のホームのベルやったっちゃろうかぁ〜」などなど、
 そんなホーム上をキョロキョロしてると

 「あぁ〜来た来た」といった具合で、
 「ちょっと遅れたんやねぇ〜」とかも言ってみてたらば、
 減速しない新幹線に、「あれぇ〜」といった感じで、

 左右に首を振り、ただ笑うしかなかったという、
 慣れぬ乗り場と、短かかった車両編成だったが故に、やらかしちゃってた、
 早々の物真似でもして、予定内の時間帯に駅を出てたというような、
 サーキット初観戦時の、早朝光景だったんでしたよねぇ〜。

 新幹線にも普通とか特急みたいのがあるのかぁ〜と、
 各駅停車の、こだま だったか、ひかり だったかで最寄の駅へと行き、
 行きがけは、そこからタクシーってな、何度か行ってみてた
 天候もそれぞれといった、この時はお天気さんにも恵まれてた、
 フォーミラ・日本がメインレースの観戦だったでしょうか。

 「ここら辺りなら中に入らなくても見れるっちゃなぁ〜」と、
 すでに陣取る車の列でも横目に、
 ピットウォークはできる、お手頃チケットを首にぶら下げ、ゲートをくぐると、
 時より走り抜けるエキゾーストに視線でもやりながらの、
 「取りあえずうろついてみよっかぁ〜」と、キョロキョロ、チョロチョロ。

 観戦客の姿に、「おぉ〜あそこにも行けるごたぁねぇ〜」と、
 建物の入口側というか、裏側というかから、その第1コーナーへと歩いてみてたらば、
 「そのチケットじゃぁ〜ここは入られませんよぉ〜」と
 前方から歩いてきてた観戦客グループの1人に呼び止められ、

 「ああ〜そうなんですかぁ〜」と足を止め、Uターンした次いでとばかりに、
 「ピットウォークはいいわけだから、そこの建物は入っていいとかいな〜」、
 「「そこは何かねぇ〜、茶でも飲めるんかねぇ〜」と階段を上ってみれば、
 関係者どうのこうのってなドアに、

 「何か違うごたるねぇ〜」と躊躇しながらも、
 「一応覗いてみとく〜」とドアを開けちゃってたという、
 「入られないなら鍵がかかっとるやろう〜」と、
 ドアノブに手をやり、「あぁ〜開いた〜」ってな具合で、

 お仕事机が並ぶがらんとした広い部屋に、
 1人お仕事に没頭中といった、振り返りもされなかった、
 そのガラス側の席の背中でも眺めながら、
 何事もなかったかのように、そぉ〜っとドアを閉めてその場を後にし、

 「あぁ〜ここにあるやん」ってな、ログハウス風のレストランやら、
 トイレ辺りの観戦ポイントでも確認して、

 「ガラス張りの歩道橋みたいなのがコース上にいくつかあって見れたらねぇ〜」と、
 スタンドやらピットの上やらも、チョロチョロしながら、
 同一車種での軽や4駆、
 F3やらバイクレースってのもあってたように思う、
 後はごっちゃごちゃってな記憶のサーキット観戦。

 USJで展示されてたのと、どちらを先に見かけてたんだかで、
 プロストが乗ってたらしいいつぞやの優勝マシーンでの、
 元F1ドライバーによる、「えぇ〜もう終わり〜1周だけぇ〜」ってな、
 赤き車体のF1によるデモ走行やら、
 ピットウォークってな事なんかも印象に残る中、

 サーキットのコースを、1台のバスで体験ってな光景をスタンドから眺めながらの、
 「何台かのバスでタイヤでも滑らせて、
  抜きつ抜かれつでもしてくれるんなら乗ってみたいけどなぁ〜」、
 ってな事なんかでも言ってみてたり、

 軽のスキール音に、いがいに楽しめてたトイレ辺りの金網越しやら、
 ログハウス風レストランを左手にしての、
 「よう見えてないから、あっちの人たちとかに聞いてみて」と伝えるも、
 何故か自分に、コースアウトの状況をしつこく尋ねてくる、

 何ぃ〜この人〜と、適当に返答でもしてたらば、
 そのあっちの観戦客たちからの「えぇ〜」に、
 「だけんがぁ〜、見てたんならぁ〜」ってな、
 オフィシャルが飛んできてた、4駆のコースアウトだとか、

 ぴっとの上から撮影している、自分たち観戦客たちに、
 さりげなく答える、絵になるおっちゃんやなぁ〜ってな監督光景とか、
 タイヤ交換等々のピット作業でも堪能しつつ、

 スタンドの上の方の駐車スペースでも覗いてたらば、
 おぉ〜アナウンスしてた撮影会かぁ〜、
 「ほぉ〜誰か金払って撮影しよる〜」ってな、

 フォーミラーカーを傍らに、ポーズを決めるレースクイーンたちへの人だかりに、
 ほんじゃまぁ〜と、野次馬の1部になってカメラでも向けてたらば、
 間も無くすっきりしちゃってた撮影会に、見事に取り残され、

 振り返っての、「ありゃぁ〜俺たちだけね〜ずらかれぇ〜」ってな小走り逃亡に、
 背後からの、「金はらえぇ〜」ってな、
 レースクイーンたちの笑い声に見送られちゃってたという、

 そんなこんなで、ピットウォーク時の、華やかさとでもいいましょうか、
 しゃがみ込んで動かない、露骨なにいちゃんたちだとか、
 戻りがけに追い抜いた際のカップルさんだったでしょうか、
 「ちょっとまって〜あそこにもおる〜、あの人たちは写真に取ってない」と、

 満面の笑みで、レースクイーンに大はしゃぎという、
 あの対照的な表情というかテンションというかには、思わず吹き出しちゃってた、
 彼女さんも苦笑いってな光景なんてのが印象に残る

 あぁ〜あの時はこんな感じやったんかぁ〜とか、
 この辺りはあそこ辺りで見てたなぁ〜と各チャンネルでも眺め眠りについてた、
 ビールやら日焼けやらで肌を赤らめ、帰路はバス利用で最寄駅ってな、
 数回は行ってみてた、サーキット観戦だったでしょうかねぇ〜。
(2015.05.01)

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