2022年05月のコラム

●一先ず何気に。
◆こんにゃくの日ともいった29日の日曜日。
・今シーズン国内初となる猛暑日35.0度を、
 群馬県高崎市で12時54分に観測されれば、
 つづいて栃木県佐野市でも猛暑日観測という、
 国内での5月中の猛暑日観測は3年ぶりやら、関東地方での国内初は4年ぶり。
 ここ太宰府では幾度目かの真夏日、12時53分に 31.5度。

 そんな季節でも味あわさせてもらえば、ふとよぎっちゃってた、
 以前の住まいでの、なつみかんと幼き姉妹の数え歌 なわけで、
 ようは、庭で実ってたものの、しびれる味わいに、
 ならばもったいないと、肌にはどうだったんだかで、
 夏季限定で、一時木お風呂に浮かべてみてた夏みかん。

 まぁ〜そんなものがお風呂に浮かびだしちゃぁ〜、
 どうにもいじらずには〜いられない ってな具合で、
 指でほじほじだとか、湯船で一汗ってな拳磨きだったもので、
 湯船の蓋を開ければ日も経つと、「あれぇ〜今日は入れてないとぉ〜」、
 ってな展開になっちゃってたんでしたっけ。

 そんなこんなの網戸全開といった時期なんかには、
 その夏みかんなどの樹木越しに聞こえてきてた、
 豪快というか爽快というかの、見事に数がすっ飛ぶ、

 こちらも何気なく聞き入ってしまうもので、思わず笑み浮かぶといった、
 50だったか100だったか、笑い声こぼれる幼き姉妹の、
 湯船数え歌ってのでも懐かしんでみちゃってたといったところでしょうか。
(2022.05.29)

●もしもぉ〜し。
◆世界亀の日ともいった23日の月曜日。
・ありゃぁ〜どこかのサファリパークだったんでしょうか、幼き頃に
 お散歩中の大きなゾウガメの甲羅の上へ、
 ひょいと抱えられて跨がらせてもらってた光景やら、

 跨がってみたいよなぁ〜といった、
 泳ぐ海ガメの優雅な姿ってのは、
 ここでだったんだか、別の水族館だったんだかで
 入ってすぐの所に展示されてた大きな亀の甲羅に
 そのまんまの「でかぁ〜」とか口にしちゃってた
 立ち寄ってからは20年程経つのかなぁ〜ってな海遊館。

 ありゃぁ〜小学時代の校内だったですねぇ〜、
 飼育してた亀の水槽を中庭の足洗い場で洗ってた時の事、
 「ほぉ〜れ ほぉ〜れ、ああぁ〜、うわぁ〜」ってな具合で、

 人差し指をパクっとかぶりつかれ、
 離さぬ亀を慌てて振りおろし、足洗い場の縁でコツーン、
 おぉぉ〜指は無事だったぁ〜とほっとするも、

 その洗い場の中でひっくり返ってもぞもぞしてる亀に、
 「ああ〜わりい〜ってな、」、よぎっちゃってたすっぽんというかの、
 頂ぃ〜もしもぉ〜し連想。

 亀といえば、以前の住まいなんかじゃ、
 「だいたいからして、誰かねぇ〜置いていったのは〜」というか、
 そもそも、いつから庭にいたんだろうか、
 その期間何を食べてたんだろうかともいった、
 庭の小さな畑で捕獲されちゃってた野良亀を、
 お目目を真ん丸にさせて、固まったかの様に、覗き込んでたという。

 「見てんねあれぇ〜、まだバケツの中を覗き込んどるが」といった、
唯一過ごす事となってた黒猫の、
 あの、なんじゃろかぁ〜といったチャチャの表情というか、
 いわゆる、お互いになんじゃろかぁ〜だったんだか、

 ある意味で、顔見知りでもあったんだかどうなんだかで、
 まるで会話でもしてるかの様に、
 チャチャと野良亀が見つめあってる感じの光景を、
 遠目に眺めて笑わさせてもらってたんでしたっけ。

 そして後日に、当時住んでた校区の学校だったか、
 自身のかよってた学校だったかに、確か引き取られてたとも聞く、
 何故かいたという、いつ頃から庭にいたんだろうかといった野良亀との
 そんなご対面光景ってのも、なかなかに印象深かったわけなんですよねぇ〜。
 まぁ〜健在なのかどうかは判りませんが、引き取られてた野良亀ちゃんも、
 生徒たちのつぶらな瞳には、頬を紅色に染めちゃってたりしてですねぇ〜。

 そんなこんなで、前日の22日には、
 東京スカイツリーの開業10周年も耳にすれば、
 当時、溜め息や 人の数やで 地を固め ってな具合で、
 早々の天候共演なんかによって、
 早速のリピーターでもゲットといった状況でも触れてた、
 今や来場者も、4070万人やら、
 東京スカイツリータウン全体では、3億1420万人。

 地元太宰府では、
 今シーズン初の真夏日便り、
 30.0度を、14時54分に観測してたみたいですねぇ〜。
(2022.05.23)

●言葉の日。
◆ファイバーの日ともいった18日の水曜日。
・地元太宰府天満宮では、例年より約2週間早いとも、
 昨年の5倍近い、688個採れたともいう、
 1代御守1個10万円となるらしい、御神木の飛梅ちぎりも伝えられれば、

 言葉の響きからは五つ、
 ファイブの何かしらの変化形の用にも感じちゃえる、
 ファイバーというかで、
 懐かしき、梅干し食べてスッパマンってな、
 ふとよぎる男子5人でのゴレンジャー遊び。

 1番年下の同じ者が必ず桃レンジャーになってしまうもので、
 泣かれて家に帰られ4レンジャーになっちゃってたという、
 されど回ってくるは桃レンジャーってな具合で、
 再び泣かれて、ならばとショッカー役でご機嫌をとってた、

 改めて思い返せば、毎度毎度、
 どんなシチュエーションが繰り広げられてたんだかで、
 幼き頃には、ゴレンジャーのバイクを作ってた所に、
 散歩がてら見学しにいってたらしい事を聞かされるも、
 「へぇ〜全く覚えとらん」ってな展開になっちゃってたんでしたっけ。

 さらには、国際博物館の日ともあればの、
 いつぞやに関わられた人から耳にしてたという、
 その九州国立博物館の誘致話でもふとよぎらせてみれば、
 オープンして間もない頃の館内4階でしたか。

 通りすがりのおばあちゃまに出口を訪ねられるも、
 自分たちもちょっぴり迷っちゃってたというかで、
 展示室内だけで観賞移動してると
 メイン通路の反対側の展示室にいたという懐かしき光景。

 ありゃぁ〜そんな頃の壁づたい観賞中でしたっけねぇ〜、
 カニ歩き木像観賞中に、照明に照らされてたあるコーナーで、
 あまりのリアル感に、まじまじと眺めちゃってたらば、

 行き成りのまばたきと、ニヤリ顔に、思わず大笑いしちゃってたという、
 当時、ガイドボランティアとしておられたんであろう、
 自分も自分ながら、紛らわしいにも程があるでしょうといった、

 壁沿いの木像御一同に溶け込むように並び、
 椅子に腰掛け、微動だにしない、服を着た御来光おじいちゃまの、
 暇潰しになっちゃってた事なんかも、まぁ〜懐かしめちゃうわけでして、

 別時期だったかの、時より、あちらこちらから聞こえて来る風邪らしき響きに、
 口の中を乾燥させたくはないと、
 真っ暗な壁の方にでも近寄って、こそっと飴でも頬張った途端、
 その真っ暗な壁の中から、「お客様ぁ〜」ってな具合で、
 潤す暇なく、すぐに出すはめになっちゃってたという。

 そんなふと浮かび上がってきてた、
 その寄ってこられた女性従業員さんの姿なんてのには、
 くノ一ですかぁ〜ってな感じで、まあぁ〜ビックリしちゃってたですもんねぇ〜。
 まぁ〜逆の立場ってのを想像してみても、なかなか笑えちゃうんですけどねぇ〜。
(2022.05.18)

●カクテルの日。
◆愛犬の日ともいった13日の金曜日。
・あれは仕事帰り時の夜道だったか、
 背後の自転車を先導してるというか
 チリンチリン代わりというかで
 遭遇してたのは、後にも先にもこれ1度っきりだったという、

 何かしらの競技にでも出る犬だったのかなぁ〜と、
 いつぞやに足を止めて振替っても見ちゃってた、
 その歩道前方から聞こえてきてた、掛け声のような
 小型犬2匹の、1 2 「ワン ワン」 1 2 「ワン ワン」ッテナ
 懐かしき提灯ワンコーでも一堪能。

 別時期の別ルートなんかじゃ、
 おそらくはお好きだったんでしょう、
 配達の度に可愛らしい小型犬たちからフェンス超しに吠えられるもので、
 「そんなに〜吠えんでよぉ〜」と語りかけてる、
 ほほえましきいつぞや光景でもよぎらせてみれば、

 そんな頃の仕事先からの帰路時だったか、
 なにかしらの気配は感じるも、よくは判らぬその姿に、
 会釈でもしてあるんなら素通りはどんなもんかと、
 そこを通る度に会釈を一先ずといった具合で続けてみてたらば、

 後あと人伝に知る事となってた、
 フェンスに前足というか両手をかけて外を覗き込んでるらしい、
 こちらも気配を感じての事と察する、おとなしき犬の存在に、
 浮かぶ光景で、一吹き出しさせられちゃってたんでしたっけね。

 そんなこんなで、
 一昨日の11日には、
 鹿児島県奄美地方から梅雨入りも伝えられれば、
 今月の5月8日には、
 国内の今期の桜の開花宣言納め、エドヤマザクラの開花が、
 北海道釧路市から伝えられてたようでしたねぇ〜。
(2022.05.13)

●ぽり ぽり。
◆万引き防止の日ともいった8日の日曜日。
・大型連休も最終日といった世間一般。
 5月の第2 日曜日でもあったりしてでの、
 何気にふとよぎる、耳にしてたのはいつ頃の事でしたか。

 地元のどこかのお店で、余所様のお子ちゃまに、
 いきなり 「ママー〜」と抱きつかれ、
 えぇ〜えぇ〜なに〜なに〜なに〜ってな展開となり、
 手を引き、ご両親を捜す事になっちゃってたらしい
 「別の意味でまちがわれんでよかったねぇ〜」ってないつぞや話。

 さらには、別の店舗で幼き見ず知らずの子が、
 お菓子をねだるも買ってもらえぬ状況を、何気に眺めてた際に、
 親の姿が見えなくなった所での、
 あちゃぁ〜ってな、売り物を開封しての一口試食。

 そして、何事もなかったかのように棚に戻し、
 「行くよぉ〜」ってな声で、親元へと戻る光景に遭遇しちゃってたらしい、
 「たまに開封されてるお菓子ってのはこういう事なんやねぇ〜」とか、

 「そんな事あるったいねぇ〜、けっこうおるんかねぇ〜、常習かねぇ〜」
 「たぶん親も気づいてないっちゃなかろうかぁ〜」
 「でもお菓子の香りが口からせんかねぇ〜」

 「えぇぇ〜どっちやろかぁ〜」
 「まぁ〜満たされとるから我慢がきくとか、幼い頃はお金もかからんからとか、
  程度の方はわからんけど聞くもんねぇ〜」ってな会話でもしてたという。

 話す側でも、相手からの同じ話でも、聞く側のテンションやら、
 話す当人のその時々のテンションなんかで、印象の展開ががらっと変わる、
 あららあ〜やら、どっちが本意なん〜とか、どうでもよかったりやら、
 真意を読み取れなかったり、勝手に察しちゃえたりやらで、

 いつぞやに耳にしてた、顔を出すのを引っ張り過ぎちゃったもので、
 見事にそのお子ちゃまの方から忘れられちゃってたらしい、
 空しき、「いないないバー〜」笑い話でも懐かしみつつの、
 世は不思議一杯ってな気まぐれ連想なわけで、

 思わず笑み浮かぶ、「あれには紐がいった」といった、
 目を離せば度々どこへやら〜ってな者なんかの、
 アナウンスに呼び出され、いざ伺えば、親の方が迷子になっちゃったという、
 いただいた何かを食べながら、ニコニコして待ってたらしい、
 あやつらしいというかの話に、
 吹き出してた事でもよぎらせちゃってたといった所でしょうか。
(2022.05.08)

●こどもの日。
◆端午の節句・菖蒲の節句ともいった5日の木曜日。
・伝えられる15歳未満の人口推計が、前年より25万人少ないとも、
 41年連続の減少ともいう、1465万人
 男子 751万人 女子 715万人。

 自転車の日との事でもあれば、
 季節も年齢も曖昧ながらの帰省先。
 自分も幼く、断片的な記憶として印象に残っているのが
 どこかに行こうとしてた2人の乗った自転車を、玄関近くでお見送りしてた際に、
 その親の「あれぇ〜」というような、ペダルが動かないといったリアクションと、
 身内の者の「足〜・足〜」というような、慌てた背後からのリアクション

 まぁ〜容易に、この状況の想像が付くかとは思いますが、
 ペダルを踏んでた者の、後々の笑い話としては、
 「ここに、足をいれなさんなよ」と言ったそばから、
 見事な返事で後輪に足を突っ込んでくれちゃってたらしい、

 一先ず、数秒の事ではあったんでしょうが、
 身内の慌てた声で気が付いてもらうまで、ぐいぐいとペダルを踏まれ、
 結果的に病院に行くはめになっちゃってたという、
 今更ながらの、あちゃちゃちゃちゃぁ〜。

 そして、小学時代ともなれば、
 放課後の校庭で見かけてたという、
 校長と新米教師との個人レッスンとでも言いましょうか、
 自転車に乗った事がなかったらしい、その教員さんの、
 乗れるようになりたいといった相談に、校長が稽古をつけてあったという、
 のっぽな影法師。

 そんな、人伝に聞いてた話なんかに
 自分や周囲の者たちの、補助無しレッスン光景でも思い出しつつ、
 なまじ大きくなってからだと、転ぶのも大変そうやなぁ〜といった感じで、
 例えるならばの父と娘的な光景でも、
 通りすがりに遠目に眺めてたんでしたっけ。

 そんな頃から数年後の中学時代
 母校の小学校へ部活後に立ち寄ってみてた際、
 新たな設備といった一輪車を目にしたもので、
 ちょっと拝借といった具合で、一緒にいた者とまたがってはみたものの、
 ペダルは回せなかったという、
 「ようこんなの乗れるなぁ〜」だったですもんねぇ〜。

 その後に接する事となってた車椅子なんかでは、
 試験があったわけでもなかったのに、
 ウイリーとでも言いましょうか、前輪を浮かせた2輪走行修得を競い、
 何度かバックドロップさせてもらっちゃってたんでしたっけね。

 そんなこんなで、前日の4日には、
 今シーズンの国内初とみられる梅雨入りが、
 沖縄地方から伝えられてましたねぇ〜。
(2022.05.05)

●緑茶の日。
◆八十八夜ともいった2日の月曜日。
・美味しそうに飲むなぁ〜この人は〜ってな、
 文字では表しづらい声を響かす一服光景でもよぎらせつつ、
 歯磨き等の新たな常識も、様々な情報から耳にして久しい中、
 起床して、先ずは歯磨きをすませて食事を取り出した者
 一先ず口を濯いでの朝食後に、洗顔等々を挟んで磨き出した者
 耳にして猶今まで通り、食後早々に磨く者、などなど、
 生涯、自前の歯と付き合いたいとは思いつつもの、それぞれの洗面タイム。

 あれはいつ頃の季節の事だったんだかの昭和時代の帰省先。
 「あらぁ〜歯ブラシだけ入れて、歯磨き粉持って来るの忘れたぁ〜」といった
 親類一同の洗面タイムに、
 おばちゃんの「私んと使っていいよぉ〜」で、
 家の者たちの「鏡んとこにあるやつ」ってな引き継ぎ洗面。

 歯ブラシを手にして、あぁ〜これねぇ〜と拝借し、
 口に含んで間も無くの、なんじゃぁ〜この味ぃ〜、
 「ウエッ〜」、「オエッ〜」、すっげぇなこれぇ〜、
 ようこんな味ので磨ききるよなぁ〜、
 あれも平気な顔しとったしなぁ〜と取りあえず磨き上げ

 耳打ち兼ねて次の者へと伝えてたらば、
 たまに耳にする、誰かの洗顔料ってな落ちを、
 自分もその時に1度だけやらかしちゃってた事があったという。

 「あんたもしかして、この洗顔で磨いたろう〜」、
 「鏡の前のってそれしかなかったやん」、
 「普通〜すぐに気づかんかねぇ〜」と、
 親類一同〜一吹き出し。

 とにもかくにも、磨ききっちゃってた事もあってか、
 暫くは、どんだけ口を濯いでも、
 吐息は洗顔〜ってな事になっちゃってたんでしたっけ。

 そんな頃からはそこそこに年月が経つもの、
 以前の住まいで唯一過ごすこととなってた黒猫、
 チャチャがらみでの発酵茶話でもからめてみちゃえば、

 とにもかくにも、名も無き黒い子猫として、勝手口から飛び込んできてた際の、
 その出会いの朝の食事光景に始まる、印象に残る光景 数知れずというか、
 ある意味で毎日の事なもので、
 印象に残ってない事の方が多いとも言えるのかもしれない、
 チャチャまっしぐらってな、食い意地チャチャの食事関連エピソードなわけで、

 取りあえず、今まで触れてみたものでも、ざっと上げてみるならば、
 出会いの朝食を含めての、勝手口がらみの、ホワンホワン感泣お食事光景だとか、
 その出会いの朝に初めて口にしてたからなのか、なんなのか、
 魚の中でも好物の1つになっちゃってたという鯵の開き。

 それから、寝床が脱衣所となってからの、足元纏わり付き、
 キッチンおねだり、「あたぁ〜」、「ああぁ〜ごめんごめん」だとか、
 1番配膳での、挨拶がてらの、満足 満足や、
 夕食事での、運つけとばかりの、
 背筋も伸びる、食卓すりすりニャンニャンマーキング。

 更には、2度やらかす事は、3度目もやらかしてくれちゃってたかぁ〜といった、
 水も滴る困ったちゃんの玄関屋根でのチャチャキャッチャーとかもあれば、
 おかずの残り以外で初めて口にしてたという、
 いただき物のドッグフードがらみでの なんだかんだ。

 そして、好物の鯵でも、お口には合わなかったらしい、魚の煮付けの事だとか、
 その後も何度か味わうはめになってたというかさすがの食い意地チャチャも、
 満喫しすぎて、ご遠慮モードになっちゃってたという、
 食後の高級デザート、ゲボゲボシロップや錠剤といった所でしょうか。

 そんなこんなで、猫は猫舌というぐらいの認識の中で、
 最初の夏なんかには、冷やしてやろうと氷でも浮かべてみてたところ、
 いざ眺めてみてたらば、味見程度で顔を上げ、不気味そうに手でつつき、
 暫く経ってから姿を見せ、ぬるまって薄まった牛乳を味わってたようでしたし、

 「わざわざそんな所の水をのまんちゃさぁ〜、
  だいたい水は飲めるようにしとろうが〜チャチャー」といった具合で、
 玄関先に溜まってた雨水のテースティング光景にも遭遇し、
 「お味はどうやったねぇ〜」と思わず突っ込んでしまってた事なんかもあれば、

 天寿を全うしてたんだろうかのセミをチャチャが居間に持ち込んできてた際の、
 何を思ってたんだかの試食タイムが、家の者たちの前でご披露されてしまい、
 想像を超えるなかなかのお味だったんでしょう、一口で試食は終了し
 更には、器に入ってた牛乳での早速のお口直しになっちゃってたもんですから、

 そんな、判らないではないけれどといった行動に、
 「お子ちゃまには、大人の味やったっちゃろうねぇ」だとか、
 「かじりかけのセミを置いていくなチャチャー」などなど、
 それぞれにつっこませてもらっちゃってたわけなんですよねぇ〜。

 そんなこんながあった中で、
 チャチャが特に好んでたメニューというものが、
 鯵のひらき、煮出し後の あじご、エビの尻尾だったんですよね。
 そのため、このいづれかがメニューだったりしようもんならば、
 「見てんね あの鼻〜」だとか、「おぉ〜い、女の子って事忘れてないかぁ〜」、
 といった具合で、尋常でないノーズリアクションやら、ペロペロコラボで、
 家の者たちを笑わさせてくれちゃってたというようなわけでして、

 「えぇぇ〜猫ってそうなんかねぇ〜、チャチャがへたくそなだけなんかねぇ〜」
 といった感じで、何事もなく、美味しそうに食べてたエビの尻尾に対して、
 魚の小さな骨は、見事に、「あはっ、あはっ」だったもので、
 「おかずの残りでも、骨を取ってやらないかんのは、めんどくさいねぇ〜」
 だとか、

 「はいはい、ちょっとまってんね、骨取ってやりよったい、
 すぅぐ、咽に引っ掛けて、あはっあはっ言うくせしてから」、
 「はぁい、ほら〜」、「あはっ あはっ」、
 「あらっ、まだ骨がのこっとったね、ごめんごめん」などなど。

 まぁ〜そんな流れで、
 鯵のひらき、煮出し後の あじご、エビの尻尾といった、3種の好物の中でも、
 新たに、面白いリアクションエピソードを残しちゃってたのが、
 味や香りも去る事ながら、食べやすさもあったのかなぁ〜といった、
 煮出し後の あじご。

 そんなこんなで、どの時間帯だったでしょうかねぇ〜
 1人の家の者が、自身の部屋からチャチャを抱えて居間へと来るなりの、
 その状況話で、居合わせた家の者たちを、
 これまた笑わさせてくれちゃってたわけなんですよね。

 ようは、その時の1回ぽっきりだったという、
 当のチャチャは、うっとりお目目だったんだか、ニヤニヤお目目だったんだか、
 「何がしたかったんやろうねぇ〜」といった、その状況話というのが、
 その者が、生臭さで目を覚ますはめになっちゃってたというような話でして、

 目を覚ますなりの生臭さに、「くさぁ〜何これぇ〜」と、
 視線で周囲を伺えば、横になった時には部屋にはいなかったというチャチャが、
 枕の上に上がりこんでの、寝息ならぬ、意図的な、「フハー フハー」
 だったという、

 単純に、「あぁぁ〜、美味しかったぁ〜」と、大好物の余韻に浸ってたんだか、
 いい香りでしょうといった、香りのお裾分けだったのかなんなのか、
 とにもかくにも、くちゃ子とからかってた者へのサプライズだったが故に、
 余計に面白かったという、チャチャの生臭吐息話、
 ってのも懐かしめちゃえるわけで、

 「ちょっとまってんね〜、まぁだ冷めてないってぇ〜」、
 あんたは猫舌のくせに〜ってな、すりすりミャーミャーでの、
 1番配膳で、焼き立ての鯵の開きにかぶりつき、
 「あはっ あはっ」やら、「ハフハフハフハフ〜」やってたらしい、
 絵浮かぶチャチャの食卓光景なんてのも、思わずというか、何度でもというかで、
 よぎってしまえば、鼻膨らまさせられちゃってるといった所でしょうかねぇ〜。
(2022.05.02)

●5月ですねぇ〜。
◆語彙の日ともいった皐月の初日の日曜日。
・3年ぶりに一先ずの行動規制のないゴールデンウイークを迎えた世間一般。
 土地勘のある地、旅した地域がテレビやラジオから流れれば、
 見入り聞き入り準える、
 この時がこの大型連休時期かぁ〜やら、
 あの時が有休を利用してたレジャーかぁ〜と、
何気に開く、保存している写真につけたタイトルや年月日で、
 浮かぶ映像、触れてみてたエピソード。

 デジカメが一般的ではなかった頃の光景なんかじゃ、
 そこそこの記憶からの推理ごっこなわけでして、
 世間話からの、初潜りも何気に10年程のような感覚が、
 あれは何年、今は何年、と口にすれば、
 あれからは20年ってな年月に、お世話になったあの人は、やら、
 間の頃の この時期は、あの頃は。

 ちなみに、以前に触れてみてた、行ける時に行ってみてた、
 この時期に幾度か寄らせてもらってた沖縄レジャーでの、
 初のシュノーケリングは、(2013.05.15)に、
 初のスキューバは、(2015.05.16)に、
 初のお盆時期は、(2016.08.13)に、
 改めて触れてみてたようですね。

 そんなこんなで(2016.04.22)の中で改めて触れてみてた模様の、
 今の時期話だった、あれからはほぼ10年。
 ゴールデンウイーク時に帰省してた同級の者から、
 「言ってたトイレって、あっちにあったよ〜行ってみる〜」、
 「まぁじでぇ〜そんじゃぁ〜帰りがけに寄らさせてもらおう〜」やら、

 「あそこでも地ビールが飲めるみたいよぉ〜どうする〜」ってな、
 地下鉄の1日券みたいなものを購入しながらの、
 「帰りがけの駅の上でいいやぁ〜」とスルーして、
 放浪画家の作品でも一先ず観賞して寄ってみてた、
 昼食時の遭遇中継の日以来だったという、2度目となる屋上だったでしょうか。

 中継だったんだか収録だったんだかで、前日辺りに知った、
 のんべぇっぽいおっちゃんの満喫顔が印象に残る、
 その地ビール会場へと寄ってみると、どれにしたもんかといった種類に、
 一通り眺めての、「試飲セットってないんかなぁ〜」。

 すると前方で不意に賑わいだしたもんで、
 何事かと眺めに行ってみれば、
 どこかの露店のにいちゃんに、おっちゃんがからんでたという、

 まぁ〜事情の方は判りませんでしたが、露店の人もお気の毒ってな、
 「お前の態度が気にいらんたぁ〜い、俺は客ぞぉ〜」、
 しかもよく見りゃ〜、テレビに映ってたあのおっちゃん。

 「飲ましちゃったら〜だまるっちゃないん」、おごっちゃぁかぁ〜おっちゃん」、
 などなど、適当な事でも言ってるうちに、露店のにいちゃんに宥められ、
 どこかへと連行されて静かになったところで、
 「さぁ〜て、どれにしよっかなぁ〜」だったわけでして、

 「あのぉ〜試飲セットみたいのってないですかねぇ〜、
  全種のビールをちょっとずつつまんで飲みたいんよねぇ〜」。
 「おつまみセットならあちらで購入できますよぉ〜」

 「ああ〜そうですかぁ〜すいませぇん」とちょっとした列に並び、
 いざその旨を伝えてみれば、「いやいやいや〜そっちじゃなくてぇ〜」、
 「おつまみセットはこれしかありません」。

 「えぇ〜そこの人から聞いてきたんですけどぉ〜」、
 はぁ〜おつまみセットって、そのまんまのそっちの方ってねぇ〜、
 やあぁれやれ〜、展望トイレの時といい、れんげ台の時といい、
 遊ばせてくれよるなぁ〜ここは〜と、

 飲めぬお連れを横にして、地ビールを1種選び
 ミニトレインでも眺めながら、次いでとばかりに手でも振り
 「暇やろ〜乗ってこんねぇ〜」と連れでもからかい、
 個性的な味でも堪能しつつ、

 「そんじゃぁ〜トイレにでも寄って帰りますかぁ〜」と、
 しゃがんでた壁沿いから腰を上げ、
 あぁ〜この本やさんの所のトイレだったわけかぁ〜、
 「その辺りはうろつきよったのになぁ、ここは寄りそこねとったなぁ〜」と、
 ようやくの展望トイレマーキングとしゃれこみ、

 そして、外観でも見上げ、
 「どうせなら便器とか床とかも〜」やら
 「あの辺りよねぇ〜、誰かが用足したらメロディーとかモザイクってのは」やら
 「水族館やったら、お掃除ダイバーが張り付いてしまうかぁ〜」などなど、

 しょうもない会話でもしながら帰路に着いてたという、
 だいたいからして何をしに行ってたんだかってな、
 ターミナル散策だったですもんねぇ〜。
(2022.05.01)

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